1979-11-15 第89回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号
また、両湖において、透明度、全窒素、全燐とも近年悪化していて、昭和五十二年から三年連続して、五月から六月に、かなり広範囲に及ぶ水域でウログレナを優先種とするプランクトンの異常発生、いわゆる淡水赤潮があったり、また、近年、モ類の異常繁茂が見られるようになっており、琵琶湖の水質は富栄養化現象が確実に進行しつつあります。
また、両湖において、透明度、全窒素、全燐とも近年悪化していて、昭和五十二年から三年連続して、五月から六月に、かなり広範囲に及ぶ水域でウログレナを優先種とするプランクトンの異常発生、いわゆる淡水赤潮があったり、また、近年、モ類の異常繁茂が見られるようになっており、琵琶湖の水質は富栄養化現象が確実に進行しつつあります。
それからモ類の養殖、ノリ、ワカメというものも一応減少している。概して申しますと、伸びているものもありますが、最近はやや停滞ぎみということで、漁場の制約、環境の悪化ということから、そういう事態が発生をしているのではなかろうかというふうに判断いたしておるわけでございます。
○政府委員(内村良英君) 吉岡漁協管下のワカメ、ウニ等の漁場に現在濁水が流出しているわけでございますが、周辺にはホタテ等の養殖施設もございますので、五月十九日から北海道の水研が中心となりまして、汚濁による漁場の環境及び魚介、モ類の影響調査を開始しております。水産庁といたしましても、必要に応じて調査について関係者に協力するという体制で臨みたいと思っております。
特に琵琶湖では、窒素、燐の流入によるモ類の異常発生により水質汚濁が進行しており、京阪神各地の上水道に多大の影響を及ぼしております。そのため琵琶湖では下水道整備が緊要であり、窒素、燐、それらの除去のための高度処理を強く望まれております。第四次五カ年計画と琵琶湖総合開発との関係について御説明を願いたいと思います。
しかしこの二年間ぐらいからいろいろ問題があった、そういうことでありますから、政府は何しているんだと言われますれば、環境庁、通産省、科学技術庁等でそれぞれ検討し、また農林省でもやっておるわけでございますが、それについてこの間農林省のほうで報告を聴取いたしましたところ、「これまでの研究では、排水口付近のモ類、貝類が被害を受けるほか、プランクトン、底棲生物、潮間帯生物等に若干の変化が見受けられる。
そして、これまでの研究では、排水口付近のモ類や貝類に若干の変化があるかもしれぬが、しかし、魚類等の生産は、いまのところ目立った変化は認められない。
従来ノリというものは、あまりきれいなところよりも、どちらかというと、東京湾がかつてそうでありましたように、わりあいにモ類は窒素が多いところで育つのでありますが、最近むしろ兵庫県あたりの、今回PCBで問題になりましたあれより、もうちょっと岡山寄りのほうでありますが、そこが、ノリの栽培ではほぼ日本一にいまやなろうとするぐらいにノリの系統が伸びてきた。そのかわり貝が非常に落ち込んできた。
研究所を単独に設置するという考え方は現在は持ち合わせてはおりませんが、最近におきますこういった水産の増養殖関係の技術の開発というものの要請が、御指摘のように非常に強うございますので、これに対しまして、国といたしましては、全国的視野に立ちまして、海面あるいは内水面を通じて特に基礎的な分野の研究体制を強化する必要がございますので、こういった従来からあります既存の試験研究機関を再編整備いたしまして、魚介類、モ類
○小平芳平君 厚生省は昭和四十五年三月の時点で平金廃鉱というこの廃鉱があるということ、しかもその廃鉱から約四キロの黒谷川というところには魚も虫も植物、モ類さえもないということ、そういうことを知らないで認可したんでしょう。しかもそれ以後四十七年六月、ことしの六月になって平金以外にも三ヵ所の廃鉱があったということは市民が発見しているんですよ、市民が。市役所じゃないんですよ。
ただ、この放線菌と、それからモ類との関係が必ずしもはっきりいたしておりませんし、モだけでもカビ臭を発生するかというと、それもまだ必ずしも明らかでないということで、やはりカビ臭を発生をいたしますメカニズム等につきましては、今後さらに研究を要する問題というふうに実は考えているわけでございます。
○政府委員(岡安誠君) 現在くさい水の原因につきましては、大学、研究機関等でいろいろ研究を進めていただいておるわけでございますが、現在までわかりましたのは、御承知のとおり、琵琶湖のモ類が相当繁茂をするということに影響されるのではあるまいかということ、これも必ずしもはっきりはいたしておりませんけれども、そういう有力な意見が一つと、それからくさい原因が、放線菌という菌に由来するのではあるまいかというようなことも
それからもう一つは、湖岸堤をつくります場合に私どもが検討を必要と考えておりますのは、できれば逆にこれを前に前しまして、一部内湖を人造的につくれないか、それによって産卵場の確保だとかあるいはいわゆる魚の一番の栄養源になっております水草等のモ類の確保をはかりたいというようなこともございますので、ただいま先生のお話の趣旨も含めまして、そういった湖岸堤をつくるところにつきましては、水産場の面あるいは景観の面
これも必ずしも一〇〇%そうだという結論は出ていないようでございますし、またその放線菌とモ類ですか、それとの関係も必ずしも明らかではない。たとえばモがあまり発生しない時期におきましてもくさい水が出るというようなこともあるようでございますし、これらの点につきましても、研究を担当した大学におきましてはさらになお研究を進める要があるというのが私どもの承知いたしております結論でございます。
早く厚生省で、要するに食品衛生——はたしてモ類なり魚介類が食べられるものなのか食べられないものなのか、それが一番のいまは問題なんです。確かに六十キロ離れたところですとれるサケも油くさい。私も食べてみたら油くさい。油くさいのはがまんのしようがあっても、この毒には困っちゃう。
すなわち、大気汚染関係では、実際の面ではほとんど変わりはない、しかし、水質面では、おそれのある状態の条項があった場合は、汚染されたプランクトンやモ類まで捕捉できると考えていたが、同条項を削除したので、せいぜい汚染された魚介類までしか捕捉できなくなってしまったと考えていると説明し、同法案の内容は骨抜きになったことを認めているのであります。こう言われているのであります。
年間約七千五百万円の収穫があがる岩ノリ、テングサ、テングサの寄せ草、そしてモ類等は、油くさくて売りものにならないという状態でありますし、また網は油がついて、とった魚は放棄しなければならないという状態であります。また刺し網にはたいへんな被害を及ぼしております。このまま放置しておけば、島民に重大な被害があるばかりでなしに、死活の問題ではないかと思うのであります。
最近はモ類が、特にノリでございますが、モ類が非常に多くなって参りまして、浅海増殖がふえてきておるという状況を示しておるわけであります。
また中海における航行並びに漁撈にはなはだしい制限を受けるばかりでなく、滑走路の突出によって海流に異変を起し、赤潮を生じて魚貝類あるいはモ類を全滅せしめ、中海水産業を破滅させる。さらにまた爆風、爆音並びに航空事故による被害は飛行場の至近距離に人家が密集しているために特に甚大で、日常生活はもとより農業生産や学校教育にも重大な悪影響を与えるというのであります。