1988-09-07 第113回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号
ビクトリア州都メルボルンから東へ約百五十キロメートルのモーエルを中心とするラトローブバレー地区に、世界有数の埋蔵量を誇る褐炭の大炭田地帯があります。推定埋蔵量約二千二十億トン、経済的可採埋蔵量は約四百三十億トンと言われております。しかも、約二千から三千万年前に形成されたもので、炭層は百メートルを超すところも多く、合層して三百メートルに達しているところもあります。
ビクトリア州都メルボルンから東へ約百五十キロメートルのモーエルを中心とするラトローブバレー地区に、世界有数の埋蔵量を誇る褐炭の大炭田地帯があります。推定埋蔵量約二千二十億トン、経済的可採埋蔵量は約四百三十億トンと言われております。しかも、約二千から三千万年前に形成されたもので、炭層は百メートルを超すところも多く、合層して三百メートルに達しているところもあります。
ちょうどこの真ん中ごろに書いてございますように、 一九八〇年日豪両国政府エネルギー研究開発に関する会議において、このビクトリア褐炭の最適液化プロセスを確立し、基礎データ、ノウハウ等を蓄積するため、モーエルにパイロットプラントを建設し、運転して研究開発を行なうことで合意されております。