2005-02-04 第162回国会 衆議院 予算委員会 第6号
今度は農林省がいろいろなことでまた新たな支援をミャンマーとやるということで聞いていますが、これなどは、ミャンマーは、どちらかというと日本と同じモンゴル系なんですね、民族が。それから仏教国なんですね。非常に共通点がこれはあるわけです。 今、モンゴルの話が出ましたが、モンゴルも、社会主義から資本主義に移行するときに、全面的に日本を頼ってきました。
今度は農林省がいろいろなことでまた新たな支援をミャンマーとやるということで聞いていますが、これなどは、ミャンマーは、どちらかというと日本と同じモンゴル系なんですね、民族が。それから仏教国なんですね。非常に共通点がこれはあるわけです。 今、モンゴルの話が出ましたが、モンゴルも、社会主義から資本主義に移行するときに、全面的に日本を頼ってきました。
シーア派に属しているのは少しユニークなところがございますので、多少説明をしてみたいと思いますが、アフガニスタンでモンゴル系の民族が住んでおります。それがハザラと言われる人々でありますが、この人たちのほとんどがこのシーア派に属します。もう一つ、キズルバッシという少数民族がございます。しかし、このキズルバッシというのはアフガニスタンのブレーンなんです。
このハザラ人というのは、チンギスカンの流れをくむというモンゴル系の人で、シーア派なんですね。その人たちが石仏を守っていたために、あのイスラム圏においても石仏は破壊を免れていた。そして、タリバンがこのハザラ人を大虐殺してバーミヤンを乗っ取って、そこで破壊するわけですね。そして、ハザラ人の人たちは各地へ難民として逃げていく。その一部は日本にも流れてきています。
もちろん、クエッタを中心に若干シーア派の皆さんも出ておりますけれども、イランに出ておる難民はシーア派の、つまりイランの人と同じ宗派の人、特に我々日本人とそっくりの風貌をしておりますモンゴル系のハザラ族という方がイランに出ております。 我が国は、世界で一番熱心にこの難民の支援活動をしてまいりました。また、アフガン和平のために一番熱心に外交を展開してきた国であります。
その人たちが、中国人もモンゴル系でありますから我が国と同じ民族。そうすると、顔ではわからない、髪型ではわからない、色ではわからない。そして、服装をポロシャツとズボンにかえた、日本人と全く同じ着古しのものを着せた、これは外からではわからない。
そして、人種についてはモンゴリアン、モンゴル系のというところまでぐらいしか判明はしないのだけれども、しかしその中には、例えば日本人というような一つの民族ではない、その骨の中に、日本人もあるかもしれないけれども、しかし日本人だけでない、日本人を含むかもしれないけれども、そうでない人たちもある骨であるということが今回の鑑定の結果わかったわけでございます。