1977-06-09 第80回国会 参議院 外務委員会 第20号
続いて二十九年に、モロトフ外相が、安保条約があるもとにおいても日ソが平和条約を結ぶことに異議はないという、こういう発言をいたしましたので、その翌日の外務委員会で直ちにこれを問題にして、当時の外相、岡崎外相でありますが、速やかにこれに対処するよう——これを吉田内閣時代です、申し上げたことがあります。 それから二十九年に鳩山内閣が誕生いたしました。
続いて二十九年に、モロトフ外相が、安保条約があるもとにおいても日ソが平和条約を結ぶことに異議はないという、こういう発言をいたしましたので、その翌日の外務委員会で直ちにこれを問題にして、当時の外相、岡崎外相でありますが、速やかにこれに対処するよう——これを吉田内閣時代です、申し上げたことがあります。 それから二十九年に鳩山内閣が誕生いたしました。
翌年昭和十五年の夏、米内内閣は日ソ間に安定した国交関係を保持することの方針を立てまして、中立条約をソ連側に提示することになりまして、七月二日、東郷大使からモロトフ外相に口頭で申し入れを行なっておるのであります。
○菊池委員 モロトフ外相は過日国連憲章の十周年記念の式典を機会に欧州側に対しまして、十五カ国の新たなる国連加入を提案したのでありますが、その中に日本と西ドイツが含まれていない。これに対して外務省はどういう見解を持っておられますか聞かしていただきたいと思います。
国際連合十周年記念特別総会におけるソビエト代表モロトフ外相の演説は、代表席を初め一般傍聴席に異常の感銘を与え、演説が終ったとき満場にわき上った拍手が続いて、次のイラン代表エンテザム外相の豊里が四分ほどおくれたほどであったが、その中にただ一人、アメリカ代表ダレス国務長官が拍手せず、からだをかたくしていた姿が目立ったと、ロイターなどの外電が伝えている。
昨年の暮れでしたか十一月でしたか、モロトフ外相が、サンフランシスコ条約と日ソ交渉との結果結ばるべき条約との間には矛盾はない、この二つは併存し得るのだという演説をしておりますが、どちらかということを私どもは知りたいのであります。
さっき外相のおっしゃったように、世界の平和は力の均衡の上に立っておる、こう言われますけれども、きょうの新聞でもアメリカの国防省から発表したものによれば、原水爆の関係ではソビエトも非常に軍事的な力が増大しておるというようなことを言っておるし、それからソビエトの最高会議においても、二月にはモロトフ外相が原水爆が非常にソビエトでも進歩しておるので、おくれておるのはソビエトではなくてむしろアメリカだ、こういうことを
そこであなたにドムニッキー氏が文書をもって、そこにおられます外務大臣をあとにして、のけものにして、突然呼びかけられましたあの一月二十五日という口は、あたかもソ連の最高会議が対独終戦宣言を行なった日でございまして、しかもその少しく前にモロトフ外相は、もしもドイツがパリ協定の批准に対して同意しないならば、終戦自書をソ連は用意しているという言明もしているのでありまして、これは世界周知のごとく、ほかの動機もございましょうが
中ソ共同宣言というものをわがモロトフ外相も言っておる、従ってこれに基いてやるのだ、こういうことに対していずれニューヨークでやればいいんだ、こういうことではまことに国民は不安に思うのであります。この点についてはなぜだめを押されなかったのでございましょうか。総理大臣、恐縮ですが、もう一度お答え願いたいと思います。
この声明に対しては、これまた皆様御承知のように、ソビエト・モロトフ外相が十二月十六日に、重光外相のこの声明を引用して、「もし、日本政府が、真に日ソ関係正常化の方向に向って措置をとるということの考えであるならば、ソ連政府もまた、日ソ関係の正常化については、実際の措置を講ずる用意がある」という正式な発表をしたのであります。
○福田(篤)委員 十二月十六日のモスクワ放送によりますと、モロトフ外相が、わが国に対しまして一つの呼びかけをいたしておりますが、これについて外務大臣としてどういう心構えでこれを聞き、また今後どういうふうにされておりますか、まずその基本的なお考えをお伺いしたいと思います。
○福田(篤)委員 そうなりますと、モロトフ外相の対日呼びかけというものは相当まじめな呼びかけであつて、いわゆる平和攻勢でないというように考えておられますか。
それから領土主権の問題も戦犯の問題も、戦犯の問題に関してはソヴイエトは私に約束してくれたのでありますが、そのほかいろいろの問題もあつたが、その領土の問題もそれにすつかり入れてモロトフ外相に先に覚書を出しておいた。初めて七月二十二日に私はモロトフ外相に会つた。
これは岡崎さんも両陣営の平和的共存は可能なりという判断に立つておられると思うのですが、それにつきまして、日本におきます有力な新聞である中部日本新聞社が、しかも編集局長の立場から社を代表してモロトフ外相に質問をいたしました。
モロトフ外相の声明については、私が申したのは、この内容とそしてそのいかなる意味を持つかということを外務当局に研究さしておるということであつて、国交調整を考えているとは申しておらないのであります。これは速記録におそらく明らかになつていると思います。 ただいま、どういう意味であるかということを研究さしておる、その程度にとどまつております。
これに対しましては、先ほど並木委員からの御質問もございましたが、中部日本の編集部からの質問に対して、モロトフ外相の答弁も出ておりますが、日本政府はやはりある程度虚心坦懐にソ連との国交、中共との国交調整に対して積極的な態度をおとりになるという気持が、まず第一に必要だと思うのですが、そういう点に関しては従来と同じ御意思でああかどうか。
ただ、しいて目新しいと言えば、モロトフ外相の名前で新聞社の質問に答えたという点と、通商代表のようなものを交換してみたらどうかという点が二つ新しいだけであつて、他の点は、たとえば平和条約の問題にしましても、国交回復のことをうたいながら、何かアメリカの従属的立場とかなんとかという言葉を入れておるようでありまして、あまり新しいこととは考えておりません。
イギリス、フランスその他の国々は、モロトフ外相の提案するであろうと言われる欧州安全保障案に対しまして多くの期待をかけていることは、すでに外国電報の報道しているところであります。このような情勢の下に、而もアメリカの極東政策の要請に基いて自衛隊を創設しようというのであります。何のために如何なる任務を帯びたところの自衛隊かということをお尋ねいたしたいのであります。
対内的にもまた従来のようなやり方がかわりまして、国民の福祉を増進するような消費経済の方に向いておるような話も聞いておつたのですが、そういう具体的な問題の一環といいますか、この春過ぎから何月か存じませんが、東独のグロテヴオール首相とモロトフ外相との間に友好条約ができて、その条約の中に戦犯の釈放問題がきまりました。
○工藤参考人 嘆願書の話でございますが、今回私たちがモスクワに行きましたときマレンコフ首相あて、モロトフ外相あての嘆願書をずいぶんもらいましたが、モスクワの赤十字社に伝達方を願いましたところ、赤十字社から拒絶されまして、これは赤十字の径路で受付けるべきものでないから、自分たちの方では遺憾ながら受諾しかねる。
去る七月下旬、大山郁夫教授がソ連モロトフ外相との会見の際、同外相が在ソ日本人戦犯の逆還は赤十字を通じて解決できるであろうと話したという報道がございました。私どもも従来引揚問題はジュネーブの赤十字国際委員会を通じまして、促進に努力をいたして参つた関係もありますので、同委員会とソ連赤十字の双方に対しまして、日本赤十字はいつでもこの問題解決に当る用意のある旨の電報を送り、回答を待つたのでございました。
そういうような関係から赤十字の正常なる径路によつてこの問題を円滑に解決したいということをモロトフ外務大臣が大山さんに伝え、そして更に大山さんがモロトフ外相の示唆によつて行かれたかどうか、そこまでは存じませんが、ホロドコフ社長と会われて、そして日本赤十字社との径路を樹立されたような工合でありまして、やはり民間団体である赤十字を通じてこの問題を処理したいというような意向があつたように思います。
第二の問題は、前の国会で小瀧政務次官は、大山教授がモスクワを訪問して、モロトフ外相と会うて戦犯の問題について話をしたことを、どうお考えになるかという私の質問に対し、好ましくないことであるという答弁をしておるが、あなたは今でもやはりこれはたいへん好ましくないことであつたとお考えになつておるかどうか、これをひとつ正直に聞かしてもらいたい。
最近の経過につきましては、今年の七月二十二日にモスコーからの外電で大山郁夫教授がモロトフ外相と面会した際に、ソ連のほうでは国際赤十字を通じて在ソ邦人の抑留者を、戦犯と申しましたが、戦犯を帰す意向があるとの印象を大山郁夫教授は受けられたという外電が七月二十二日に入りました。
それから、ついでにお伺いいたしますが、先月末に私たちは新聞で拝見したのですが、ソ連からの電報によると、参議院議員の大山さんがあちらでモロトフ外相と会つて、——あちらでは戦犯という言葉を使つておりますが、われわれはそう考えませんけれども、とにかく抑留されている方が、場合によればこちらへ帰れるというような朗報を伺つたのであります。
きのう私が大山参議院議員の戦犯取扱いに対する問題について、モロトフ外相と話合いかなんかしておるが、こういうことを政府はどういうふうに思うかということで質問した言葉じりをとらえ、これは、国民の代表であると言うておるならば好ましからぬというようなことを言つておる。精神の問題です。言葉じりの問題ではない。
外務当局に対して、大山郁夫氏がモロトフ外相と会つて、国交上に重大な関係のある話をしておる、こういうことははなはだ日本としては困るというのか、これはよろしいというのか、これを聞いておるのです。何も旅券法を聞いておるのではない。しかしこの問題は、旅券法に関係するから関連質問で聞いておる。重ねてはつきりこれは聞いておきたい。
第三点は、大山郁夫さんが今ソ連に行つて、モロトフ外相に会うて、重大な話合いをしておられる。こういうことは政府はよいことだと思うか、けしからぬことだと思うか、これをひつとはつきり考え方を述べてもらいたい。それについてもう一ぺん私は質問を繰返したいから、この点も委員長にお含みおきを願いたい。
国会の参議院議員が国民を代表する、こういう立場でモロトフ外相と話をしておる、そういうことが困つたことと思うのか、よいことと思うのかということを聞いておる。これをはつきり聞きたい。