1972-04-24 第68回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第2号
やはり新しいものが出れば、北部方面に持ってまいりたいし、それからまた、いわゆるひな型、モデル部隊でありまする富士学校、ここでいろいろの運用の研究をやりますので、そこに新しい戦車を配置するということ自体については、私は間違っておらなかったのではなかろうかというふうに思います。
やはり新しいものが出れば、北部方面に持ってまいりたいし、それからまた、いわゆるひな型、モデル部隊でありまする富士学校、ここでいろいろの運用の研究をやりますので、そこに新しい戦車を配置するということ自体については、私は間違っておらなかったのではなかろうかというふうに思います。
これは通称首都防衛部隊と呼ばれて、自衛隊のこれはいわゆるモデル部隊となっています。また、昨年の安保反対闘争のときを見ましても、治安出動のための外出禁止令、あるいは待機態勢がとられたことは、これはまぎれのない事実です。こういう既成事実を集大成して治安出動草案というものができていると思う。
ただ練馬というお話でございましたが、練馬ではなくて、市ケ谷に、そういった問題が起こったときにどう対処するかという訓練を施していくモデル部隊———個大隊でございます。これは人員にすれば五百名程度のものでございますが、そういったものを一つ置いて、そうしてさっき申しましたように、教範などという決定的なものではなくて、指導訓練要綱というようなものについて検討をいたしておる。
東部方面隊におきまして一個大隊だけ治安警備訓練のモデル部隊と申しますか、一つの部隊を運用してみまして、どうすれば自衛隊の治安警備訓練がうまくいくかということを研究しようという部隊を一つ持っておるわけでございます。今のところはこれをさらにふやそうとかいう段階ではございません。隊の訓練をさらに改善し強化し、参考にしたいという程度でございます。
承るところによれば保安隊の内部にそのために最近モデル部隊というようなものをおつくりになりつつある、いかにしたらアメリカの物量を中心にした——たとえば制圧攻撃というものをやつておる、攻撃ではなくて制圧して行くということ、日本の国土は貧弱であり、物資は貧弱であります。従つて物を有効適切に使つて行くというような訓練は非常に必要ではないかと思うのです。