1988-03-28 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
そして、これはもう昔から問題になっていますけれども、いわばモデル船というのがあるそうです。このモデル船というのがさっき問題になりました地域改善対策事業で購入された船です。つまり、国の金でモデル船を買い入れて、このモデル船で海賊のような漁業のやり方をやっている。まじめな漁民というのはもろにその被害を受けながら、泣き寝入りはしていないようですけれども、とにかく甚大な被害を受けている。
そして、これはもう昔から問題になっていますけれども、いわばモデル船というのがあるそうです。このモデル船というのがさっき問題になりました地域改善対策事業で購入された船です。つまり、国の金でモデル船を買い入れて、このモデル船で海賊のような漁業のやり方をやっている。まじめな漁民というのはもろにその被害を受けながら、泣き寝入りはしていないようですけれども、とにかく甚大な被害を受けている。
これが成功すれば新しくモデル船をつくってさらに研究をしていきたい。 私たちは一そうびき漁法が成功するならばどういうメリットがあるかということを検討しているわけでございます。
提案は、三十一日にどういうような合理化研究会の結論が出るか知りませんが、こういった問題を十二分に踏まえて、モデル船による試験操業やってみるとか、安全上の問題はどうなんだ、あるいは水揚げの問題はどうなんだというような事前の周到な準備を行なった上で、少数意見とはいえ、反対がある以上、全員の理解と納得の上で実施してもおそくはないのじゃないかということ、それを、ぜひ長官としてここで決断をしていただきたい。
○小宮委員 その安全性を確認するために、この問題については、どれぐらいの船につけるか、また、現行の百十一トンの船にスラスターをつけるようになるのか、そういったことはちょっとわかりませんけれども、いずれにしても、たとえばサイドスラスターをつけた場合に、船の安全操業はだいじょうぶなのかということについて、ひとつ試験的に東シナ海までモデル船をやってみて、水産庁でも課長ぐらいが乗っていって実験操業ぐらいしたらどうですか
○古寺委員 水産庁としては、このイカ釣り船の省力化の研究会をつくって、そしてそのモデル船をつくる、このモデル船につきましては八千万円もかかる、こういうふうなことを聞きました。そういうモデル船ができましても、八戸の零細な業者ではこういう船の建造はとうていおぼつかないわけでございます。
私は一つのモデル船を造りたいという考えでやつているわけであります。慎重を期しているのであります。これは簡単に請負わせれば何でもない、皆さんの或いは御希望に副うかも知れません。併しそういうことがあつてはならんということから、我々は慎重に考えているのであります。どこへ請負わすかということについては、まだ結論は出ておりません。造船疑獄については、いろいろ取沙汰されております。
○国務大臣(木村篤太郎君) 御承知の通り、大型警備船について我々は最善の努力をして、いわゆる将来のモデル船を造り、御承知の通りこの船の速力は非常に高いのであります。而もこれは熔接船であります。戦後初めて造る船であります。従つて我々は慎重にも慎重を期して、将来に間違いないようにいたしたいと考えておるのであります。それと同時に成るべく安く造りたいと考えまして、折角今努力をしておるのであります。
ことに保安庁といたしましては、初めてつくる船でありまして、将来のモデル船をつくるのでありますから、これは一般入札にしていいかどうか。そこである船会社を選定いたして、それに随意契約をするということがいいのではないか、こう考えておるのであります。そこで一体こういう船について随意契約にし得るかどうかということについて、非常に研究いたしました。
モデル船なんですから、りつぱな船をつくりたいというのが精神なんです。そして私は迷つているのです。(吉田(賢)委員「日進月歩ですよ」と呼ぶ)御承知の通り、造船界も終戦後非常に溶接が進歩しております。旧来の船をつくつた経験者もずいぶんおりますし、それがどういう流れをしておるかということをわれわれはやはり見なければならぬ。あまり経験もないところに落された日にはたいへんという心配があります。
ことに戦後初めてつくる船でありますから、将来のモデル船であります、これにわれわれは重点を置いてやりたい。御承知の通り、昔ならば海軍工廠に一つのモデルシップをつくらせて、そうしてこれに基いて各私設造船所に注文を発したのであります。この建前をとつて行けば多少事は安易に行くのであるか、今はさようなわけには参りません。
これはモデル船であります。今後 それをモデルとして、多数またつくられることになるかと私は考えております。これは慎重にやります。そこでこの設計をいかにすべきかということに十分の考慮を払う。申すまでもなく、普通の船舶であれば設計はまず簡単であります。こういう日本で戦後初めてつくる特殊船については、設計に十分の注意を払います。しかし保安庁内部においては、それだけの人的要素は持つておりません。