2015-12-11 第189回国会 参議院 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会 閉会後第1号
左上から、福島浜通りロボット実証区域、その右側、放射性物質分析・研究施設、そして左下、モックアップ試験施設、そしてその右、一番右下ですね、廃炉国際共同研究センター国際共同研究棟、この四つのある程度具体化が進んだものに限られていることが今年の四月二十二日の本委員会の政府答弁で示されています。 ここで、資料の四を御覧ください。これは、本年六月の時点での各プロジェクトの進捗状況を示します。
左上から、福島浜通りロボット実証区域、その右側、放射性物質分析・研究施設、そして左下、モックアップ試験施設、そしてその右、一番右下ですね、廃炉国際共同研究センター国際共同研究棟、この四つのある程度具体化が進んだものに限られていることが今年の四月二十二日の本委員会の政府答弁で示されています。 ここで、資料の四を御覧ください。これは、本年六月の時点での各プロジェクトの進捗状況を示します。
まず、楢葉町において、福島第一原子力発電所の廃止措置に向け、廃炉に向けた実証実験等を行うモックアップ試験施設である楢葉遠隔技術開発センターの建設現場を視察し、説明を聴取いたしました。
今の答弁にありましたモックアップ試験施設については、今の立て分けでいくと経済産業省、あと廃炉国際共同研究センター、これは下村文科大臣が一生懸命やっていただいた、これはやはりどうしても文科省、これ自体がもう縦割りで、もったいないんですよね。
これまで、政府が前面に立った取り組みの一つとしまして、平成二十四年度補正予算で八百五十億円を日本原子力研究開発機構に予算措置しまして、二つの研究開発拠点、すなわちモックアップ試験施設と放射性物質分析・研究施設を整備することといたしました。
次に、楢葉町に移動し、楢葉遠隔技術開発センター、いわゆるモックアップ試験施設の建設現場を視察しました。同センターは、東京電力福島第一原子力発電所の廃止措置に向けた研究開発を加速するため、原子炉格納容器下部の冷却水漏えい箇所の補修・止水技術の実証試験や災害対応ロボット等に関する技術基盤確立のための開発実証試験などを行うものであり、平成二十八年三月の試験棟完成を目指し建設が進められています。
その上で、構想に掲げられた主要プロジェクトにつきましては、既にその一部は検討が具体化しておりまして、例えば、廃炉のためのロボットの研究、実証試験ということで、楢葉町にモックアップ試験施設、これは平成二十七年度、来年度の運用開始を目指して、既に着工しております。
このことについて、衆議院の委員会でも、余りにも話が大きいので、本当にできるのかといった御質問もございましたが、ゼロから全て一〇〇をつくるというのではなくて、実は、例えばモックアップ試験施設はもう既に今年度中の完成を目指しているといったものがあったり、この四月一日から郡山では再生可能エネルギーの産総研の福島の研究所も開設をいたしました。