1958-03-18 第28回国会 衆議院 農林水産委員会水産に関する小委員会 第3号
○川村(善)小委員 この転換漁業の名前をモウカザメ漁業と言うから、モウカザメでは採算ベースに乗らないと言う金融機関が出る。長官の御答弁のように、モウカザメ並びにマグロ釣漁業の混獲をさせるのだという線を打ち出すと、これははっきりして、農林漁業金融公庫でも理解できるはずです。
○川村(善)小委員 この転換漁業の名前をモウカザメ漁業と言うから、モウカザメでは採算ベースに乗らないと言う金融機関が出る。長官の御答弁のように、モウカザメ並びにマグロ釣漁業の混獲をさせるのだという線を打ち出すと、これははっきりして、農林漁業金融公庫でも理解できるはずです。
○高木説明員 ただいまの点につきましては、予算の計算の基礎としては、おっしゃいますように、また水産庁長官から御説明がございました通り、漁具は計上されておりませんが、その後私どももこの予算の実行がどういうふうに進みますか、ただいま補正予算が成立したばかりでございますので、その後詳しくは事情を伺っておりませんが、ただ、このモウカザメ漁業に転換する人に対して、漁具の補助を出したらどうだろうかということについて
そこでモウカザメに転換させるのでございますが、モウカザメ漁業は当然同時にマグロを混獲するのでございます。私も一昨年でございましたか、東北を旅行いたしまして、モウカザメ漁業者に対してマグロの混獲を大っぴらに認めてもらえぬかという陳情を受けたのでございますが、幸いにいたしまして、目下四十トン未満の漁船につきましては、マグロの漁獲は自由に相なっているのでございます。
からの答弁によりますと、えさの問題につきましてはどうしても冷蔵庫が必要である、この冷蔵庫設置について今回の各漁業者に対する政府の助成金をこの方にもできるだけ他を節約して共同して出資をし、そうして冷蔵庫を作る、こういうようなお考えでございますが、私らの考えといたしましても船を作ること、漁具を整備することと同様な冷蔵庫を設置するということがきわめて必要でありまして、この設備がなければせっかく始めましたモウカザメ漁業
○田口委員 今まで鈴木委員からいろいろな質問がありまして、この零細漁業者に対する政府の対策か非常にはっきりしたのでございますか、このモウカザメ漁業を経営いたしますためには、えさの問題が非常に重大である。
○政府委員(奧原日出男君) イルカ漁業のモウカザメ漁業に対する転換についての問題につきましては、まず第一は、イルカの突棒漁船というものが非常に小さい漁船である。大体その主力は十トンから二十トン見当の船が圧倒的に高い割合を占めております。モウカザメのはえなわ漁業をやりますには、これはどうしても三十トンの船でなければ沖合いに出ることはできない。