1948-06-25 第2回国会 衆議院 本会議 第70号
商工省といたしましては、早速係官を派遣、調査いたしまして、ただいま判明したところによりますと、事故の原因は、昭和二十三年六月十八日午前八時四十分、前炭坑縦坑深部で、坑口より約二千メートルの地点におきまして、掘進の発破作業中ガス爆発を起したためと推定せられておるのであります。
商工省といたしましては、早速係官を派遣、調査いたしまして、ただいま判明したところによりますと、事故の原因は、昭和二十三年六月十八日午前八時四十分、前炭坑縦坑深部で、坑口より約二千メートルの地点におきまして、掘進の発破作業中ガス爆発を起したためと推定せられておるのであります。
今氣がついたのはそういう三、四点でございますが、一番大きな問題は十七号の問題で、これは現に各都会地附近で、農地であるとかないとか、市街地であるとかないとかいうような問題で、農林省のいろいろな政令といつたふうなものも出てちよいちよい変るわけで、最近では駅から三百メートル近くは云々というようなことで、いろいろ問題を現に起しておる。
○田中專門調査員 鹿兒島縣囎唹郡志布志町は大隅地方の東海岸における中心都市であり、同地方ただ一つの漁業兼商港である志布志港を有するので、後方生産地より同町に通ずる路線は、生産物資の輸送のため交通量はきわめて多いが、特に鹿屋、内之浦地方と連絡する重要路線の中、志布志港より志布志駅前に至る道路は幅員が僅か四メートルしかないため、事故がしばしば起り、輸送上大なる支障を來している。
○田中專門調査員 靜岡縣周智郡飯田村は総耕地の九割が太田川の向側にあるため本村内に五橋を有しているが、何れも長さ百メートル幅二米の農作用木橋で、出水ごとに損傷あるいは流失の損害をうけている。殊に近年農耕上に牛馬車の通行ができず労力及び増産上多大の支障を來たしている。ついては本村地先の太田川に橋架を速やかに架設されたいというのである。
治水といいましても、水源地のもとに溯つて砂防工事から手をつけなければ、堤防の高さを一メートル二メートルをもつて必ずしも安全感を得ることができないということは、鈴木君もよく御承知の通りであります。治山治水の計画は長き根本的の計画から出発しなければならないということを、われわれは痛感いたしておるのであります。
○小林運美君 長野縣北佐久郡岩村田町より群馬縣北甘樂郡下仁田町に至る路線は、両縣を結ぶ重要路線であり、かつ産業上、交通運輸及び観光路線としても重要である、しかるに未だ千八百三十五メートルが未改修のままである、ついては速やかに本路線を改修されたい。
○田中專門調査員 高松、丸亀両市を結ぶ國道第二十三号線は、昭和十四年以來継続事業として実施され、昭和十八年度より丸亀市地位内の改良工事を施行中のところ、土器村地内の道路及び土器川橋上部の延長千百メートルを除いて昭和二十二年度に完成する予定であるが、この除いた道路の完成なくしては幹線道路としての使命は達成できない、ついては産業交通の発展のため当初の計画通り引き続き早急に工事を施行させたいというのである
○熊本説明員 本区間改修の重要性は十分認めるが、内二百六十メートルの遂道掘鑿の必要もあり、資材、資金の窮迫した今日ただちに着工はできないから、次年度において考慮したい。 —————————————
○田中專門調査員 大分縣道戸次、坂ノ市線は北海部郡坂ノ市町を縦断する主幹道路で、人車の交通、物資の交流に最大の便を供しているが、丹川地区下佐野より延命寺に至る千八百十メートルの間はその幅員三メートルで、屈曲多く、人車の交通並びに物資の輸送に少からぬ危險と困難を來している、ついては該区間の道路改修を速やかに施行されたいというのである。
あるいは昨日古橋君が八百メートル自由型で世界新記録を出しましたが、ああいうような記念切手をすぐ出したならば、相当な賣れ行きがあるだろうと私は存じます。それからもう一つは、官製の封筒をつくること、それから年賀郵便というものが廃止されておりますが、これはぜひ復活して一つの財源にしていただきたいと存じます。
○江崎説明員 岡山縣下諸港の修築については、港湾復旧建設長期計画において取り上げており、片上港は硫化鉱輸送の要請により、その他諸港については輸出産業の基盤たる瀬戸内海沿岸の小型船による輸送力強化の要請に基いて、それぞれ整備計画を樹立し、來年度においては片上港浚渫百一万立米、笠岡港、防波堤百七十三メートル、維持浚渫二万立米、玉島港物揚場百二十三メートル、水島港浚渫二十五万立米、の事業を遂行するため所要
○江崎説明員 唐津港は、昭和二十三年度において生活必需物資輸送の要請に基いて整備の必要を認め、港湾復旧建設の長期計画の一環として取り上げ、修築工事として物揚場百三十メートル、波除堤百メートル、浚渫八万四千立方メートル、浮標五基を計画し、これが事業化について、目下関係方面と鋭意折衝中である、との意見を述べた。 —————————————
次は三津漁港修築の請願でありますが、これは廣島縣加茂郡安藝津町三津港は、内海沿岸の中心に位し、藝南諸島の漁獲物集散場として発展して來ましたが、戰時中は漁港の補修はまつたく顧われず、しかも三井造船安藝津工場が設立されまして、本港沖海面を七メートルも浚渫したため、荒天時の波浪はますます激大し、船だまりの安全、荷役の安全を期し得ないのであります。
○坂田道太君 平家の落人部落として有名な五家莊は、九州の屋根と呼ばれるくらいでございまして、海抜千三百メートル以上の山が八つもありまして、全面積の九割六分が林野をもつて占められておるのであります。一たびこの原始林に足を踏み入れますならば、けやきあるいはもみ、杉などの樹齢百数十年を算える大木が乱立し、あるいは谷間に腐つておるのであります。
第二は、國道二号線岡山市から、東和氣郡の三石町を経て兵庫縣にはいる、兵庫縣と岡山縣の境であります延長約四十一キロ区間の現況は、道路の幅がわずかに三メートル半ないし四メートル半で、屈曲半經十メートル以下の箇所が十五箇所、鉄道との区間が一・七キロ、最急勾配一〇%であつて、自動車による貨物の輸送はきわめて制約されておるのであります。
たとえば隧道の直径を七メートル半にするかあるいは六メートル半にするかというようなことが問題になると思うのでありますが、その決定は速やかにせられまして、その上で維持補修ということが成り立つのではないかと思います。そういうふうになつておりましようか。
次は、陳情第三百八十八号は和歌山縣の漁港災害復旧事業費國庫補助に関する陳情であります、本件は、昭和二十一年十二月二十一日に発生した南海震災により、和歌山縣下全体に亘り南部は地盤が〇・六メートル余隆起し、中部以北は反対に〇・六メートル余の沈下をしたため、漁港の殆んど全部に対し修築をなさなければならない状態になつたから、この際国庫補助を以て修築をなして貰いたいというのであります。
これは元鹿兒島縣指宿海軍航空隊用水道設備として、六インチ・エタニツト管二千メートル、六インチ鑄鐵管四千メートルを山川町鰻池を水源として敷設されたもので、現在は全く使用不可能の状態で放置されており、地元指宿町は、航空隊設備のため、田良部落百三十五戸の強制移轉、農耕地四十町歩の潰滅、魚見岳山林七十町歩の買収等を犠牲にし、且つ戰災家屋六百戸、小學校一校、爆死者六十名を出し、その復興に努力しているが、古來の
元第二海軍燃料廠の港湾設備は比較的完備し、その専用船だまりは水深十一メートルに及び、貯油タンク、油の荷役設備を有し、かつ緊船岸壁、荷役機、臨港鉄道等の施設がありまして、これらの設備は僅少の修理をなし、さらに拡充するにおいては、今後十分活用し得られます。現在の基地は長崎、鶴見の二箇所のみであります。四日市港の方は鶴見の方から現在轉送の輸入油の貯藏及び配分に利用せられておるのが実情であります。
その大体の構想は、防波堤の築造が第一、これは本村の北東海岸の北すみの松ヶ崎から、東南平瀬に向け四百メートルの防波堤の築造であります。次は貯水池の築造であります。これも本村の北東海岸にある山麓に、毎日約三千トンから流出する水を、近所に碇泊する船に供給しておるので、これをまとめてりつぱな貯水池をこしらえたい。第三には現在ありますところの給油施設を拡充して、りつぱな給油施設に変えたい。
ガーゼがわずかに三千メートルという状態であります。御承知のごとく癩患者は、ほとんどすべて全身に多数の傷をもつておるのを常といたしまするが、療養所長のお話によりましても、この夏は、十分傷のほうたい交換ができないために、おそらく入院患者の傷をもつておる者は全部うじがわくということを言つておるのであります。
分水嶺は標高二百メートル内外の山地でありまして、平均流域巾三キロ、これによつていかに急流であつて洪水期に短時間に出水するかはかり知れぬのであります。土質は流域がほとんど第三期層に属しまして、かつ民有林でありますから林相が良好でありません。無立木地も多く、良好なる水源状態と称し得ません。
支川の尾田川にも重点をおいてやつたのでありますが、ただいま御請願になりましたように、さらに尾田川の上流には相当悪い所があるのでありまして、一應防除施設としては終了したのでございますが、さらに災害防止の施設として、今年もその上流に手を染めておるわけでありますが、予算が非常に少いものでありますから、その一千メートルの間を全部今年度施行ということは非常に困難なのでありまして、ほぼ一両年度のうちに完了するという
尾田川は大分縣の坂ノ市町にありまして、さきに完成せられました丹生川國営大防災工事の附帶事業として、すでに丹生川合流点より右岸約四百五十メートル、左岸約二百メートルまで完成、なお本年度引続き右岸四百九十メートル、左岸三百二十二メートルの工事が実施され、着々とその完成の域に達しつつあることについては、沿岸地帶の農耕者並びに関係部落町民ともに感謝し、一層の食糧増産に邁進するの決意を新たにしある現状であります
上は木曽御獄山の麓、標高三千百二メートルの三浦の貯水池から、最下位の標高五十八メートルの今渡ダムまで、十七箇所に発電所を設け、最も有効に水力を利用しているのであります。しかして今渡ダムにおいては、下流日本ライン等の舟行の便、灌漑、流木、漁業のため、水流の調整に重きをおくなど、萬遺憾なきよう、周到なる設備がされておるのであります。
本請願の要旨は、岡山縣久米郡大垪和村は、海拔三百余メートルの高原地帶で、農、林、畜産物等に惠まれ、各種の学校及び工場があるが、交通並びに通信の設備に乏しく、かつ本村の大垪和郵便局は無集配特定局であるため、その不便はまことに大である。ついては産業の開発と地方民の福祉増進のため、大垪和郵便局に集配事務を開始されたいというのであります。
本請願も期成連盟の請願でございまして、その願うところは、既築堤に対しては現在よりもおよそ二メートルの嵩置工事をしていただきたいということ。なお思川左岸の栃木縣下都賀郡野木村の無堤塘地帶に対しては、新たに堤塘を新設していただきたい。この二つであります。
すでにその一つであります鍋川の上流鈴鹿郡椿村の山本部落のごときは、堤防が埋沒しまして、普通の川なら約五メートルくらいですむ細い川でありますが、それが森林を倒し畑を埋み、幅約百メートルから二百メートルくらいの荒地になつております。一雨降るごとにこれがどんどん殖えてきまして、その水が川を流れずに一般の田畑に流れまして、一雨降るたびごとに非常な被害をもたらしておるのであります。
本川は現在その支流及び排水溝より流出する土砂のため河床が隆起して、水田より一メートルも盛土したようになりまして、出水時には沿岸耕作地に多大の被害を與えておるのであります。しかるに昨年七月調査せられたところによると、本河口の落差は二メートル弱でありまして、切替延長およそ一キロ半でその領目を一新することができることがわかつたのであります。
そうして海抜千五百メートル以上の地域に相当の高原性温地ももつておるわけでありまして、この氣候帶によりますところの植物の分布状態から考えますときに、理農科を設置いたしまして、その方面の研究材料を求めるということになりましたならば、非常に豊富な研究材料があるわけであります。