1952-04-23 第13回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第13号
フィリピン等については、外務当局の者はもちろん、われわれもメレンシオ大使等にもこういうことを申し上げまして、御調査を願い、これらの人たちが早く帰れるように骨折つておるところでございます。こういうものが若干あるということは、この前申し上げておいた通りであります。
フィリピン等については、外務当局の者はもちろん、われわれもメレンシオ大使等にもこういうことを申し上げまして、御調査を願い、これらの人たちが早く帰れるように骨折つておるところでございます。こういうものが若干あるということは、この前申し上げておいた通りであります。
これはこの間メレンシオ大使にも出しているということですから、議会あたりからそういうことをキリノ大統領に直接お手紙を出せばよいだろうと思う。やはりああいうところは、何といいますか、個人的な政府というような感覚も起るのでありまして、キリノ大統領に直接お手紙を出すと、そのまま大統領は見るようです。
われわれの方といたしましても、先ほど申しましたように、メレンシオ大使に対しまして、攻撃の中止並びに未投降者の救出方を先般懇請したのでありますが、大使も最善を盡すということを言つておられます。さらにただいま承りましたような話も適当な機会にお伝えいたしまして、今後とも一層の善処をお願いいたしたい、かように思つております。
先方の全権代表団と申しますか、公式会議に出られた代表のかたがたは外務大臣のエリサルデ、フイリピン中央銀行総裁のカデルノ、法律の專門家シンコ教授、外務次官ネル氏、なお駐日フイリピン代表部メレンシオ大使が特に会議に全権団の一員として全権の資格を以て参加され、都合五名のかたがたでありました。なお幾多の專門家その他のかたも同時に公式会議に参列される、こういう状況なのであります。
○石原(幹)政府委員 外務省といたしましても、ああいう問題がわかりました直後、外務当局から比島代表部に参りまして、メレンシオ大使を通じまして、攻撃の中止であるとか、あるいは未投降者の救出方を懇請したのでありますが、大使も最善を盡すというように確約されたのであります。