2014-03-26 第186回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
平成二十五年九月、私は参議院のODAの調査に参加をし、インドネシアのメラピ火山周辺の土石流に対する防災事業を視察をいたしました。桜島や雲仙・普賢岳における火山砂防への防災技術が導入されている実情を見てまいりました。 我が国における防災に関する海外展開の取組状況について御説明をしてください。
平成二十五年九月、私は参議院のODAの調査に参加をし、インドネシアのメラピ火山周辺の土石流に対する防災事業を視察をいたしました。桜島や雲仙・普賢岳における火山砂防への防災技術が導入されている実情を見てまいりました。 我が国における防災に関する海外展開の取組状況について御説明をしてください。
例えば、ODAを通じた協力も含めて、人材育成や技術協力などを実施してきましたが、例えば今委員御指摘をいただきましたが、インドネシアのメラピ火山におきましては、土砂災害対策の専門家を派遣して、日本の技術、経験を生かした施設整備や警戒避難体制の整備等の支援を行いましたし、また土木研究所に設置されております水災害・リスクマネジメント国際センター、いわゆるICHARMと呼んでおりますけれども、海外研修生の受入
新燃岳の二回目の訪問のときに石原火山噴火予知連絡会の副会長と話をしたんですけれども、まさに去年のメラピ火山では、インドネシアは四十万人近い人の避難をさせました。そういうことも含めて、去年から今年にかけて担当の日下部というのをインドネシアにやって、いろんな意味で学習をさせてまいりました。
今回視察をしました技術協力案件、タイの農業かんがい事業に行きますと農林水産省からの出向職員、インドネシアのメラピ火山防災事業には国土省からの職員が出向されておられまして、それを視察している側の国会議員もこれまた両省のOBでございますので、当然のごとくに、視察された結果は成功というのが出てくるのは当たり前の話でございます。
それから、インドネシアではメラピ火山で、これは古い統計でありますけれども、そうはいいながら一万人規模の方々がいわゆる火砕流や火山性土石流で亡くなっております。日本の方々も、実はピナツボの生活圏が火山灰とかそういうことでできないものですから、民間のボランティアの方々が日本の和紙をすく技術をもってこういうレターセットをつくって頑張っておるわけです。