1990-06-05 第118回国会 衆議院 環境委員会 第6号
このイラクのメチル水銀中毒事件を、バグダッドの医科大学とニューヨークのロチェスター大学、このロチェスター大学の教授がこのIPCSの第一次原案をつくった人ですね、この大学で調べたのが出ておるわけでございますが、この人がどれだけ調べられたかというと、妊娠しておった人の毛髪水銀を集めましたら、大分おりまして、その中で八十四組の人について、妊娠しておったときに暴露を受けた人と生まれた子供、この相関関係を五年
このイラクのメチル水銀中毒事件を、バグダッドの医科大学とニューヨークのロチェスター大学、このロチェスター大学の教授がこのIPCSの第一次原案をつくった人ですね、この大学で調べたのが出ておるわけでございますが、この人がどれだけ調べられたかというと、妊娠しておった人の毛髪水銀を集めましたら、大分おりまして、その中で八十四組の人について、妊娠しておったときに暴露を受けた人と生まれた子供、この相関関係を五年
しかし、問題のメチル水銀中毒事件、水銀中毒に関係いたしますメチル水銀につきましては、先般大牟田川で水質の規制をかけたわけでございますが、そのときにメチル水銀を検出しないことというような規制をかけました。
だから、私の申し上げているのは、これはもうメチル水銀中毒事件というものが起きたのだから、この被害者に対して国家がいかなる救済の処置を講ずるかということと、それから、この原因を究明するということは、おのずから別個に考えなければ、始末はつかぬじゃないですか。まだ、この問題に対するメチル水銀の物性もはっきりしないのに、どうして一体こういうものが起きたかなんということを言ったって、雲をつかむようなものだ。