2018-05-15 第196回国会 参議院 総務委員会 第8号
他方で、既設のメタルケーブルがない新興住宅地、あるいはメタルケーブルが老朽化しています限界集落のように光ケーブルのみを敷設した方が効率的な一部地域におきましては、両社ではブロードバンドではなく、IP電話のメニューのみによる光ファイバーサービスを提供している状況にございます。
他方で、既設のメタルケーブルがない新興住宅地、あるいはメタルケーブルが老朽化しています限界集落のように光ケーブルのみを敷設した方が効率的な一部地域におきましては、両社ではブロードバンドではなく、IP電話のメニューのみによる光ファイバーサービスを提供している状況にございます。
まず、償却対象の資産額は同一ということを前提で置かせていただきますけれども、その上で、法定耐用年数を使用した場合と、いわゆる実際のといいますか、私どもでいいますと、経済的な耐用年数を使用した場合と、こういったものを比較いたしますと、デジタル交換機が二・九五倍、それからメタルケーブルでいいますと、架空ケーブルで一・五倍、地下ケーブルで一・九倍、光ケーブルで見ますと、架空ケーブルで二・〇倍、地下ケーブル
○有冨政府参考人 関係する設備の経済的な耐用年数でございますが、デジタル交換機が十七・七年、メタルケーブルにつきましては、架空ケーブルで十九・五年、地下ケーブルで二十五年、光ケーブルにつきましては、架空ケーブルで二十・三年、地下ケーブルで二十五・九年、管路が五十二・二年というようなことでございます。
○有冨政府参考人 今先生の御指摘の設備について順次申し上げますが、デジタル交換機が六年、メタルケーブルが十三年、光ケーブルが十年、管路が二十七年、これが現在の法定耐用年数でございます。
○政府参考人(有冨寛一郎君) 先生御指摘のとおり、メタルケーブルの経済的耐用年数、従前は時間的な制約によりまして、先ほど申しましたように、推計に必要なデータが入手できなかったことから、架空あるいは地下ケーブルともに法定耐用年数である十三年を用いたということでございますが、先般の長期増分費用モデルの見直しに当たりましては、推計に必要なデータが整ったということでメタルケーブルの経済的耐用年数につきましても
三年前の電気通信事業法改正案の参考人質疑で、我が党の矢島議員が、NTT東日本の当時の井上社長に、メタルケーブルの耐用年数は法定では十三年となっているが、現実に一体どれぐらいこのメタルケーブルを使用しているのかと聞きました。
これについて、宮津社長は、メタルケーブルの加入者回線は公社から引き継いだものだが、光ファイバー網はNTTになってからの努力で敷設したものだ、だから光ファイバーについては別の競争ルールがあるべきだということを理由にして、自社の光ファイバーの開放に抵抗したと伝えられております。 我が党は、今の長期増分費用方式の接続ルールに反対です。
○宮本岳志君 例えば、メタルケーブルとかそれからブロードバンドでないような非高速の回線で結んだ場合でも、じゃこれは採択されるんですか。いかがですか。
○小坂副大臣 いわゆるケーブルテレビのようなものを想定した場合、いわゆる共聴受信というよりはむしろフルサービスをケーブルで行っていく場合、これは情報量が非常に多くなってまいりますので、通常のメタルケーブルだけでは賄い切れないのではないかということも想定される部分が出てくると思います。また、帯域的にカバーし切れないのではないか。
大半の光ファイバーは、電話サービスのために、老朽化したメタルケーブルを張りかえてきたものであり、あえて支援する必要もなかったものです。高速インターネットのためのファイバー・ツー・ザ・ホームやADSLサービスは、ユニバーサルサービスではありません。事業者はもうかるところに参入すればよいのであって、実際にそうしたサービスは都市部に限定されています。
メタルケーブルよりも光ファイバーがコストダウンになるところでは、メタルケーブルを光ファイバーに張りかえてきたというのがその実態だろうと思うのです。
電話サービスを提供するために、メタルケーブルが古くなったからそろそろかえようというときに、その部分については張りかえコストが安くなるのでやろうとか、あるいは、全国を調べてみますと、現在もう張りかえなきゃならない時期に来ているメタルケーブルが依然としてまだ使われている部分があるのですね。
今後は、今御指摘のように、加入者線のアンバンドル、すなわち開放を進めて規制緩和を行いながら、ADSLのような、DSLのような、現在のメタルケーブルでも使えるような高速のテクニックを迅速に導入し、さらにそれ以外の地域においては光ファイバーの敷設を、民間を主導にしながらも私どももいろいろな助成事業を導入しまして、その施策で支援をしてまいりたい。
例えばメタルケーブル、メタリックケーブルについては、やっぱりNTTに先立つ百年の歴史があるわけです。この百年の歴史の中で築き上げてきたものですから、やはり私はこれは国民共有の財産という位置づけがあってもいいんだろうと思います。 ところが、光ファイバー網についてはどうなのか。光ファイバー網については、NTTとてそんな百年前から構築して、敷設を始めたわけじゃない。
つまり、電話局から家庭の電話をつないでいるあのメタルケーブル、これがいわゆる耐用年数を過ぎてもそのままになっている。雨季に入ると絶縁状態が悪くなって、電話の故障が次々と起こる。だから、古いケーブルを張りかえないでそのまま使っているというところに問題があるんだから、これは早く張りかえることが必要だという意見はこれまでも多分NTTには寄せられていると思うのです。
一九七七年に張られたメタルケーブルもいまだに使っています。いろいろ私調べてみまして、そういう事実を知りました。今社長が答えた十三年前後かというようなものじゃなくて、大体倍ぐらいですね、二十七年とか二十五年とか、こういうメタルケーブルがいまだに使われているというわけですよ。 既にこれは償却済みの資産ですね。ですから、NTTにとっては、経費はかからない、収益だけは上がってくる。
○井上参考人 メタルケーブルが量的には非常に多いわけでございますが、これは建設後も非常に長く使っているものも確かにございますし、また、道路の掘削その他によって比較的早くするというようなものもございます。実態は、非常に量が多いので、きちっとした数字は整理してはございませんが、大体、この法定耐用年数の十三年程度じゃないかというふうに我々は考えております。
メタルケーブルが今までは主役を占めていた。ところが、これからマルチメディアというようなことになりますと、当然これは光ファイバーにならなければ意味がないんだと思うんです。光ファイバーになっただけではまだ完全ではなくて、光ファイバーを通してのいわゆるデジタル通信、コンピューターはデジタルです。そういったようなシステムがどうしても構築されなきゃいけない。