2008-05-14 第169回国会 衆議院 外務委員会 第13号
報道によりますと、メキシコ沖では、先ほどもちょっとありましたが、蓄養ということで、重さ二十キロに満たない幼魚を大量捕獲して、いわゆる生けすで太らせて日本に出荷するという漁法に参入する者がふえて、乱獲による資源減少が心配されているというふうに言われております。蓄養されたクロマグロは、日本を大きな市場として考えられております。
報道によりますと、メキシコ沖では、先ほどもちょっとありましたが、蓄養ということで、重さ二十キロに満たない幼魚を大量捕獲して、いわゆる生けすで太らせて日本に出荷するという漁法に参入する者がふえて、乱獲による資源減少が心配されているというふうに言われております。蓄養されたクロマグロは、日本を大きな市場として考えられております。
その太平洋クロマグロを管理すべき国際的な協定はどうかというふうになってみますと、太平洋では、インド・太平洋水域での熱帯マグロそれからアメリカ、メキシコ沖の太平洋岸の東部太平洋における熱帯マグロについてはそれぞれ国際的な、まあ実効性はともかくといたしまして、保護の枠組みがあるわけでありますけれども、北太平洋における管理機構というものはほとんどないと言ってよろしいのではないかというふうに思います。
図の7をごらんいただきますというと、これは一九五〇年ぐらいから七五年までの二十五年間ぐらいのありさまでありますが、この一番上の①と書いたのは、下の方にも説明がございますが、メキシコ沖の水温であります。これが急に上がる。先ほど申し上げたような理由で、フィリピン海近くにあった海水が東へ伝わってきてこの水温を上げる、これをエルニーニョと呼んでおります。こういうのが数年置きに起こっております。
国からいいますと、日本、アメリカ、オーストラリア、中国、フランスなどの国がこれらの海域に、メキシコ沖からフィリピン近海まで非常に広範囲に、これ数えてみますとちょうど最低十度おきぐらいで点がちゃんと並んでおりまして、みんな大変これを見て喜んだわけですけれども、観測点が得られるということになりました。
それから、今先生御質問ございました熱水鉱床につきましても、我が国の経済水域内あるいは公海上で広くこの賦存が予想されているという状況にかんがみまして、昭和六十年度から初めて一航海、マンガン団塊に並びまして熱水鉱床も調査を開始するということでございまして、昨年九月に初めて我が国としまして熱水鉱床の採取に成功したということで、これはメキシコ沖の公海上でございますが、我が国として初めて米国等に並びまして熱水鉱床
こういった観点を入れまして、実は遠洋カツオ・マグロ漁業の方もいろいろ国際的な面からくる、たとえばメキシコ沖での操業の自粛であるとかハワイ周辺での自粛であるとか、いろいろな問題を最近になって一度に抱え込み始めておりますので、私どもとしてはこういったそれぞれの近海カツオ・マグロの甲、乙の問題あるいは遠洋マグロのいまの経営の問題そういったことをばらばらに考えるのではなくて総合的に考えて、それぞれがある程度経営