1979-07-11 第87回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
また、四十七年に指定銘柄となったムツニシキというのがございます。これは自主流通米として東京市場に出回り、かなりの評価を受けておりましたが、最近では作付面積が非常に減ってきておるというような実情にもひざいます。
また、四十七年に指定銘柄となったムツニシキというのがございます。これは自主流通米として東京市場に出回り、かなりの評価を受けておりましたが、最近では作付面積が非常に減ってきておるというような実情にもひざいます。
ムツニシキ、ムツホナミ、アキヒカリ、さらには青系の八十五号といってさらにいい品種をつくるために懸命に努力して、それが実りつつあるわけです。 こうなってくると、たとえば、いままで減額Iとあるところのお米が、今度皆さんで言う三類に引き上がるところがある。そういう御検討をなさる、こういう結果がいまの大臣の数字が違うという言葉になったのでしょうか。
現在までにはフジミノリ、レイメイ、ムツニシキ、ムツホナミというような耐冷性の優良品種を育成してまいっておりますし、現在ねらっておりますのは耐令性強のいわゆる在来稲の染め分けというのがございますが、これの耐冷性強程度の素質を備えた多収、良質品種の育成ということについて鋭意研究をしているところでございます。
ムツニシキは別にしても、日本晴とかあるいはコシヒカリとかいろいろあります。そういうあれは七十八種ですか、それに対する各県の生産高と、それからもう一つは、小売りに売られておりますササニシキならササニシキがどれぐらい卸から出ているかという、そういう数量は資料があれば出していただきたいと思います。
しかし、実際の流通面からすると、いまのところではムツニシキのような指定銘柄になったものは別といたしましても、そうでないものはなかなか流れませんので、なるべくこれから値引きをしなくてもいいようないい品種を奨励していただきまして、青森の県知事さんも一生懸命のようでありますから、こういう逆格差をつけなくてもいいような政策を今後ひとつとっていただきたい。逆に私のほうからお願いを申し上げるわけであります。
しかし、これはそれぞれの県の今後の産米の改良なりによるわけでございまして、現に青森県は昨年までは全然ございませんでしたが、本年の七月一日の指定では、青森県津軽地方のムツニシキを新たに指定銘柄にいたしまして告示をいたしました。
それからさらに、これが指定銘柄に該当する、たとえば青森の場合青森県産のムツニシキであるかどうかということを見て、それがムツニシキに該当しておれば二百円の加算金を付する、こういうことでございます。持ってきた米そのものによっても、もちろんこれは長年の経験によっておおむね判定はつきますけれども、平生からその人のムツニシキの耕作面積、それ以外の耕作面積というものは把握をいたしておりますので……。
なお、特に問題の起こっております秋田県の由利郡のササニシキ、あるいは青森県の近く銘柄指定になりますムツニシキにつきまして、グルーピングの位置づけを変えようということで目下検討中でございます。
これは青森県でつくったムツニシキという米です。それから二番目においしいと言われたのが、やはり青森県でつくったムツニシキというお米ですよ。それから十番目になっておるのが青森県のレイメイです。それから七番目になっているのがムツヒカリというお米、こういうふうに実際にきちっとデータがある。あなたのほうには根拠になる、基礎になるデータがないのです。しかも、これは最近つくったものではないでしょう。
そういうこともきっかけになって、ここでは盛んにムツニシキなどという品種の奨励を強力にやっております。その減収がくるので、減収補償的な意味をも兼ねてやっておりますが、農民はこれにばちっともついていっておりません。県が支度をしてあげたムツニシキなどの種がうんと余ってしまったのであります。
それから、先ほどからムツニシキのお話がだいぶ出ておりますので、私、ちょっと技術的なポイントを御説明いたしておきますが、ムツニシキは、これまでつくられておりましたレイメイあるいはフジミノリに比較いたしますと、先生ただいま御指摘のような若干の問題がまだ残っていると私は思います。
それからもう一つの問題は、専業農家的な家内労働力をたくさん持っておるそういう篤農家はムツニシキをよくやります。それから試験研究に従事した人、ムツニシキとよく取り組んだ人たちは、ムツニシキは滅亡する品種なんだと、これは試験研究者も言っています。これをいま農林省や県があげて応援するのは一体何なのか。
青森県のムツニシキに関しましては県から非常に強い要望がございますので、私ども前向きな検討をいたしたいと考えております。できるだけ早く結論を出したいということで急いでおります。
○亀長政府委員 青森県のムツニシキは、御承知のように、搬出は非常に少ないようであります。県内消費が大部分でありまして、搬出量はきわめてわずかである、そういう関係から、最初の私どもの五段階分類には、まあ、あれは搬出計画上のものでございますから、あまり搬出されないものは、いわばあの評価のワク外になっておったということから、青森は全部五になったという経緯もございます。
○津川委員 せっかく農民が米作に熱心になっておる、何とか政府の方針にも協力しようとしてやっているやさきに、青森県でムツニシキが特定銘柄として指定されなかった、農民の気持ちは一生懸命やっているのだから、そこを引っ張ってやる意味においてぜひ必要なんだという意見なんです。これは指定すべきだと思うのですが、いかがでございます。