2002-06-07 第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
これはミーンズテストつきで、実質は生活保護、無拠出なんでございますけれども、それでも一応年金という名前がついて給付をされている。六十五歳になれば生活保護というものでなくて年金という形の中で手当てされているということが、あのイギリスでさえ制度化されていたということには大変驚いたわけでございます。
これはミーンズテストつきで、実質は生活保護、無拠出なんでございますけれども、それでも一応年金という名前がついて給付をされている。六十五歳になれば生活保護というものでなくて年金という形の中で手当てされているということが、あのイギリスでさえ制度化されていたということには大変驚いたわけでございます。
ちなみに申し上げると、イギリスでは、一昨年実は訪れる機会があったんですが、ペンションクレジットという名前で、これも全額国庫負担、ミーンズテストつきだそうですけれども、名前はペンション、年金なわけですが、実質、生活保護に近い形でございます。そういう形でこの最低保障がなされている。あのサッチャーさん、福祉の嫌いなサッチャーさんの時代でさえも、それだけは残ったということを伺ってまいりました。
将来的にはそういった税方式を射程に置きながら持っていって、皆年金という形で、それもミーンズテストつきではなくて、やはり普遍的な基礎年金にするべきだということで無年金者をなくしていくというようなことが必要であろうという考え方に立っています。