1962-03-23 第40回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第16号
これは頂点に短い点、それからチョンチョンがありますが、これは各国の大陸横断、いわゆるフックス横断隊あるいはアメリカのバード・ステーションの隊、あるいはソビエトのミールヌイから不到達地点に行きまして、それから極点に行くようなルート、こういうようなおもなる大きなコースを一応示すものでございます。また、縁の実線が昭和基地から見えておりますが、あれは過去日本隊で大陸に足跡を残しましたその跡でございます。
これは頂点に短い点、それからチョンチョンがありますが、これは各国の大陸横断、いわゆるフックス横断隊あるいはアメリカのバード・ステーションの隊、あるいはソビエトのミールヌイから不到達地点に行きまして、それから極点に行くようなルート、こういうようなおもなる大きなコースを一応示すものでございます。また、縁の実線が昭和基地から見えておりますが、あれは過去日本隊で大陸に足跡を残しましたその跡でございます。
その飛行場を使いまして、ソ連のターボジェットの飛行機がこの夏、十二月の末でございますが、モスクワからタシケント、ボンベイ、それからジャワの何とかいうところ、ニュージーランドのウェリントンを経由しまして、マクマードに着陸し、それでミールヌイに着いたという事実も聞いております。以上であります。
○村山参考人 ヘリコプターではとても回れませんので、先ほど申し上げましたソ連の飛行機も、ミールヌイからDC3型の双発の飛行機で飛んで参っております。昭和基地の付近は、DC3型程度の飛行機のおりるには、夏も全く苦労のない非常にいい飛行場をすぐ提供できるような場所柄であります。
この間も新聞に出ておりましたが、私どもは行ったことがございませんが、ミールヌイのソ連基地などは非常に着きやすくて、基地のところにぴたぴたと水打っておるような海水面があるようででありまして、ここが特に割当てられた経緯は私なんかあとですから存じませんが、そういうわけでベルギー、ノルウエーが参りました船は、宗谷ほど能力のない小さい船であります。この点を一つ御了承願いたいのであります。
そこでみんな遠いので、最も近いので多少宗谷よりも能力のいいといったならば、アメリカのバートン・アイラント号と、アトカというのがソ連のミールヌイ基地の沖の方を西の方へ向けて航行中だということでございましたので、まずこれが時期からいっても、また能力からいっても一番適当である、こういうことからこれに依頼したようなわけであります。
またほかの各国の基地も、非常に接岸のしやすいところ——きのうの新聞でもごらんになったように、ソ連のミールヌイ基地などというのは非常にすぐそばに開水があって着岸がしいいところだと思うのであります。これは私の方で研究しますと、つまり暖流と寒流による差別だと私は考えるのでありますが、今アメリカなどがいっておるロス海の方は路岸大体八百マイルに暖流が流れているのであります。
オビ号はミールヌイの基地を離れまして、こちらの方に海洋観測に回っておりました。その後引き続き一日一回の気象交換をしておったのでございます。