1973-06-27 第71回国会 衆議院 外務委員会 第25号
しかし最近のいろいろの防護施設等の進歩によりまして、実際発電所で平常時の運転で起こるところの放射線は、五百ミリレムの法律上の許容線量に対して大体五ミリレム、百分の一か五十分の一くらい低い五ミリレム内外の非常に低い線量に押えて実際運転しておりまして、これはICRP、国際的な基準の大体百分の一あるいは五十分の一というそういう安全をとって運転をしております。これが平常時の運転の問題であります。
しかし最近のいろいろの防護施設等の進歩によりまして、実際発電所で平常時の運転で起こるところの放射線は、五百ミリレムの法律上の許容線量に対して大体五ミリレム、百分の一か五十分の一くらい低い五ミリレム内外の非常に低い線量に押えて実際運転しておりまして、これはICRP、国際的な基準の大体百分の一あるいは五十分の一というそういう安全をとって運転をしております。これが平常時の運転の問題であります。
それで先ほど言いましたように、五百ミリレムという許容基準に対して最近はアメリカも日本も五ミリレム内外の放射能しか出していないということも、非常にいろいろな装置が発見、採用されておるからでありまして、そういう意味では安全性確保の面でも技術的な進歩が非常に高いというふうにわれわれは考えておるわけであります。
○成田政府委員 大気とか海水等は、地点によって違いますが、百ミリレム内外の自然放射能が絶えずあるわけでございまして、アムチトカ島の核実験の結果が、日本に気流あるいは海水等を通して影響が非常に少ない場合は、自然放射能の変動の範囲の中に入ってしまいまして、いまの非常に精密な計測機械をもってしても把握できないということが言えるのであります。