1998-03-26 第142回国会 参議院 予算委員会 第11号
きょうは詳細に述べるつもりはございませんが、私どもはかなりこの問題を調査追及したんですけれども、例えば自衛隊の元幹部が設立したミリオン資料サービスという興信所が、原田マンション、金大中さんの動静に対して張り込みをやっていたこととか、現職の自衛隊幹部が金東雲一等書記官と非常に親密だったという情報とか、いろいろありました。
きょうは詳細に述べるつもりはございませんが、私どもはかなりこの問題を調査追及したんですけれども、例えば自衛隊の元幹部が設立したミリオン資料サービスという興信所が、原田マンション、金大中さんの動静に対して張り込みをやっていたこととか、現職の自衛隊幹部が金東雲一等書記官と非常に親密だったという情報とか、いろいろありました。
○横路委員 ちょっともう一つ聞きたいのですが、ミリオン資料サービスの坪山所長とあそこの前の借り主だった外事二課の綿貫さんですか、あれをつなげたのはだれがつなげたのですか。どういうことでつながったのですか。これはもう調べられているのでしょう。
坪山三佐の上司の中央調査隊の星加昭三佐、それから坪山氏のかつての同僚で江村の上司である東部方面調査隊の相曽等三佐、またその部下で江村氏の同僚である八木兼雄一曹、室名池寿二一曹、少なくとも四名が金大中事件の前後数回にわたってミリオン資料サービスに出入しております。これは、先ほど防衛局長の話がありましたように、星加――いま二佐ですね、相曽両氏とも認めております。
○上田耕一郎君 直接本人からでないにしても、では、ミリオン資料サービスに自衛官あるいは元自衛官が何人か出入りしていたという事実は知っていますか。
その中で坪山元三佐、ミリオン資料サービス所長ですね。別班員だったということを数名の人が共通して認めました。 防衛局長、この坪山元三佐の経歴を述べてください。
先ほど挙げました元中野学校教官の藤原岩市、陸幕元二部長の塚本勝一、それから昭和四十四年当時の調査学校校長上杉源之氏、当時の副校長山本舜勝氏、当時のCPI課程の教官班長佐藤八郎氏、坪山晃三氏、江村菊男氏、それから、ミリオン資料サービス関係に国会でもたびたび問題になりました松本重夫氏、以上の証人喚問を要求していただきたいと思います。
二月に韓国から帰国した後、塚本陸幕二部長が、陸幕二部の部員あるいは調査隊員に、朝鮮関係の新しい情報を取る仕事があると、後にミリオン資料サービスとしてつくられるんですけれども、その社員、所員ということで何人かに肩たたきをしたという事実があります。三月ごろであります。
七三年九月二十六日明らかになったことですが、「サトウ」と名のって事件の直前に金東雲が元自衛隊二佐であった坪山という人物がやっているミリオン資料サービスというところ、調査機関ですが、そこへあらわれて現職の二等陸曹であった江村菊男という男に金大中氏の張り込みを依頼したという事実がありまして、この「サトウ」が金東雲だと言われたわけですが、この点の捜査はどうなっておりますか。
その上官が坪山晃三元三佐であって、この人がミリオン資料サービスの所長であった事実も国会で追及されました。そして今回防衛庁に私どもがこの問題について聞いたところ、坪山晃三元三佐も陸幕二部に所属していたという答えがあったわけであります。
○安宅委員 それでは次に質問いたしますが、ミリオン資料サービスという、自衛官が現職のまま、休暇中のままで興信所をやっておった坪山晃三さんという人と江村何がしという人のいまの住所、それからどういう仕事をなさっておるかということについて、警察庁はお知りなんじゃないですか。
そこで、時間が迫ってきましたので防衛庁のほうに伺いますが、ミリオン資料サービスというところが七月一日に開所され、ここの坪山晃三所長及び江村という職員、両方とも自衛隊員であり、自衛隊をやめた人。江村というのは、まだ自衛隊を有給休暇をとっておる状況だったそうですが、本件について七月下旬見張りをしておったということは新聞に報道されたとおりであります。
○正森委員 そうすると防衛庁、この二人の人物は、夜は家に帰らず、昼はミリオン資料サービスに出てきておらない、こう承りますが、奥さんに連絡すればどこにおるかということはわかるようになっておるのですか。それとも奥さんに言えば、奥さんが防衛庁のしかるべきところへ連絡してどこにおるかということがわかるようになっておるのですか。防衛庁はどこにいるか知っているのですか。
どうしてこれが出てくるかというと、これは防衛庁長官に確認をしたいのでありますけれども、このミリオン資料サービスなる飯田橋の事務所はたいへんなところにあります。それは私ならずとも、だれが行ってみたって、あんなところはそう簡単にわかるところじゃない。記者の諸君に聞いてみても、六人聞いたがわからなかった。それだけわからぬところにぽかりあらわれて、佐藤という名前でものを言うような都合のいい場所じゃない。
○岩間正男君 最初に、事実関係についてお聞きしますが、ミリオン資料サービス社が金大中事件と関係があるのではないか、こういう質問がなされたわけでありますが、これに対して江崎国家公安委員長は、関係があるなら自分から申し出ることはないはずだ、こう言って関係を打ち消しておられます。しかし、どうですか。この問題は朝日新聞のインタビューによりますと、坪山所長と記者の問答でこういう一節があります。
○岩間正男君 当然、ミリオン資料サービス社というのは、これはこの構成についてもあなたたちは調べられた。これはもと調査隊につとめておった三佐であり、あるいは二曹ですか、そういう、前身は自衛隊であり、ことに江村氏の場合は現職中だということが明らかになった。当然この身元については自衛隊に問い合わせたはずですね。防衛庁に問い合わせなければ、ここのところははっきりしないわけです。
○星野力君 まあかつて外事課員をやっておったところの前の借り主、その人と知人関係にあるということは坪山所長自身が新聞記者に語っておるところでありますし、私はこのミリオン資料サービスという探偵社は、要するに看板を掲げただけのことであって、仮装の調査隊機構の一部であると、こう考えておるわけであります。
このミリオン資料サービス興信所というのは、どういう規模の興信所で、どういうことをやる興信所なんですか。興信所といえば、大体普通の概念はありますけれども、どういう規模で何をやっているのですか。
○林(百)委員 そうすると、金東雲がこのミリオン資料サービス興信所へ金大中氏の動向の調査を依頼した当時は、この所長以外のもう一人の調査員、新聞には江村菊男と出ておりますが、これはまだ現職の自衛隊員だったわけですね。
○林(百)委員 そうすると、ミリオン資料サービス興信所の調査員の江村菊男氏が行なった情報収集というのは、これは自衛隊の調査隊の任務と異なったことをやったというになるのですか。あるいは、こういうことも含んでやっているのですか。