1989-10-31 第116回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
同研究所は、一九六四年に、同国の軍縮代表であったミュルダール女史が軍備競争に関する客観的情報の必要性を痛感し、当時のエルランデル首相に相談し、同首相はこれにこたえてその設立案を議会に提案し認められ、法律的に独立の財団として正式に認可されたものであります。総員約六十名で、その約三分の一が研究スタッフになっており、所長は研究活動の責任者で政府が任命し、任期は五年以内ということであります。
同研究所は、一九六四年に、同国の軍縮代表であったミュルダール女史が軍備競争に関する客観的情報の必要性を痛感し、当時のエルランデル首相に相談し、同首相はこれにこたえてその設立案を議会に提案し認められ、法律的に独立の財団として正式に認可されたものであります。総員約六十名で、その約三分の一が研究スタッフになっており、所長は研究活動の責任者で政府が任命し、任期は五年以内ということであります。
それから、これは質問じゃありませんが、和田さんのお話にあった国際平和研究所、私もミュルダール女史に会ったことがありますけれども、創設者というか、きっかけをつくった人ですが、確かに日本が平和国家であるというならば、アジアで、日本にそうしたものがあっていいんじゃないか。全く和田さんの御説に私も全面的に賛成です。 スウェーデンでもう一つ。
また有名なスウェーデンのノーベル受賞者であるミュルダール女史、この方も老齢をひっ提げて、平和確立への道は南北問題の解消である。そしてまたつい先ごろニューデリーで行われました非同盟諸国の首脳会議で採択されましたいわゆるニューデリー・メッセージ、これにも軍縮ということと、それから開発というこの二点を強く世界に訴えていくことで合意が得られた。