2016-10-13 第192回国会 参議院 予算委員会 第4号
そこにおいて、一九九九年に関税化することによって量が入らないという決断をしたところでございまして、ミニマムアクセス数量は、関税化しない場合より数量が縮減したところでございます。 この判断は、私は、かなり米農家にとって、守るという意思の判断で、適切な判断だったというように思っております。
そこにおいて、一九九九年に関税化することによって量が入らないという決断をしたところでございまして、ミニマムアクセス数量は、関税化しない場合より数量が縮減したところでございます。 この判断は、私は、かなり米農家にとって、守るという意思の判断で、適切な判断だったというように思っております。
しかし、ミニマムアクセス自体は輸入機会の提供ということですので、仮に民間貿易によって行うと、国家貿易ではなくて民間貿易で行うということになったときに、ミニマムアクセス数量の枠内において民間企業の自由な輸入を認めればよいということになります。 そういう結果で、紙さんが意図しているようないい結果が出ますか。
あくまでもミニマムアクセスは輸入機会の提供でございますので、MA米につきましては国産米の需給に極力悪影響を与えないように販売するために国家貿易によって輸入を行ってきたところでありまして、通常の場合にはミニマムアクセス数量全量の輸入を行っていく、約束どおりにやっていくということについては、これは平成六年の政府統一見解から変わらない、この考え方を継承していくということで私自身は思っております。
それによれば、我が国が負う法的義務の内容は、ミニマムアクセス数量について輸入機会を提供することであります。米は国家貿易品目として国が輸入を行う立場にあることから、ミニマムアクセス機会を設定すれば通常の場合は当該数量の輸入を行うべきものとされております。
それによりますと、我が国が負う国際約束、法的義務の内容は、ミニマムアクセス数量について輸入機会を提供すればいいんだと、提供することが義務なんだというふうにまず理解をしていることでございます。 ただ、我が国の米につきましては、他の諸国と違いまして国家貿易品目、国が独占的にこれを輸入するという国家貿易品目ということにしているわけでございます。
しかしながら、これまでミニマムアクセス米に対するいわゆる加工用等の需要が必ずしも強くないということから、委員御指摘のとおり、ミニマムアクセス数量、年々拡大してきた中で在庫が年々増嵩してきておるということでございまして、先ほど御指摘のとおり、十七年度末では百八十一万トン、実トンベースでございますけれども、というふうになっております。
○政府参考人(岡島正明君) 譲許表を提出するに当たって、当時の議長、議長だったと、ちょっと申し訳ございませんけれども、ミニマムアクセス数量についての考え方はかくかくしかじかであるということが出されておりまして、それに基づいて私ども譲許表に数量を明記していると、そういうことでございます。
○政府参考人(岡島正明君) 私ども、いわゆるミニマムアクセス数量につきまして、国別に割り当てるとか、そういうことをやらずに、全体としてすべての輸出国からの輸入機会を提供するということでございますので、今御指摘のように、一国、オーストラリアが不作であるからということでミニマムアクセス数量を減ずるという考えは取っておらないところでございます。
○亀井国務大臣 それと同時に、一般論で申し上げれば、国家貿易企業の独占輸入ではない、民間企業によって輸入が行われている場合も多いわけでありますが、このような場合には、国が総輸入量を決定し得るわけではないわけでありますので、必ずしもミニマムアクセス数量を満たす輸入を行っておらないわけでありまして、アクセス機会の提供にとどまる場合もあり得る、このようにも考えられます。
日本について今聞いているので、質問と離れています」と呼ぶ) そのような数字の差があるわけでありますけれども、ウルグアイ・ラウンド合意に基づくミニマムアクセスの機会の設定につきましては、民間貿易の場合には、関税割り当て等により民間業者に輸入機会を提供することで義務を果たしたこと、こういうことになりまして、実際にミニマムアクセス数量分が実績として輸入される必要はないもの、このように承知をしております。
それからもう一つは、我が国は関税化がおくれたということもございまして、加重されたミニマムアクセス数量になっております。具体的には、本来であればミニマムアクセスは三からスタートしまして五になるところを、我が国は七・二%というふうになっております。これを本来のミニマムアクセスの量、すなわち五に戻すということを言っておりまして、これが我々改善と言っているものでございます。
それで、現在七・二%、この適用になっておりまして、一千六十五万に七・二%を掛けまして七六・七、丸めまして七十七万トン、我々、ミニマムアクセス数量として受け入れざるを得ないということでございます。これが直近年になりますと、九百七十八万トンに七・二%掛けますので七十万トン。合計で七万トン減るということになります。
米の関税化移行に伴いミニマムアクセス数量が減らされますが、このことをもってしても、関税化と長期的な関税率引き下げは不可避であり、圧倒的な価格競争力を持っている外国産米の輸入を着実に増加させるものであり、認められません。
したがいまして、ミニマムアクセスにつきましては、昨年末に決定しました日本提案においては、まず我が国としての受け入れ可能な枠組みを確保する、最初に申し上げました前段の話でありますが、これが大事であるという観点から、この制度の有するさまざまな問題点を今指摘したものでございまして、この件につきまして、ミニマムアクセス数量の前提となるような消費量の基準年の見直しとか、それから関税化のおくれによって代償措置の
その点で農水省の「コメに係る検討の視点」、先ほどどなたか冒頭におっしゃいましたけれども、この中に、「ミニマム・アクセス数量についての考え方」の項目に、約束の変更要求を行うことは、各国から強い非難や反発を招く。さらに、代償要求の可能性として、数量の見直しを主張した場合、代償を求められて国境措置、輸入管理体制を維持できない、こういうふうにあります。
これは「EUの食肉アクセス約束について」ということでございますけれども、ウルグアイ・ラウンド交渉におきましては、ミニマムアクセス数量を算定する際の品目の単位につきましては、統一的なルールはございません。各国間の交渉にゆだねられたということでございます。
○松本(善)委員 WTOについての「WTO農業交渉の課題と論点」という農水省のつくったものの「コメに係る検討の視点」という文章によりますと、「ミニマム・アクセス数量についての考え方」で、ミニマムアクセスについては、大別すると、ミニマムアクセスを返上すべきだ、(2)が基本水準へ縮減すべきだ、(3)が現行水準拡大を阻止すべきだ等の意見があると述べています。
これによりましてミニマムアクセス数量は平成十二年度は七十七万トン、こうなります。 この持ち越し在庫水準は、八米穀年度末は三十一万トン、それから九米穀年度末は三十九万トン、十年米穀年度末は四十二万トン、そしてこの平成十一年米穀年度末は四十四万トン、その内訳は、備蓄用が十万トン、援助用が十五万トン、それから飼料用備蓄が十九万トン。こう年々増加をいたしております。
○谷津政務次官 先生御案内のとおり、本年の四月から実施されている関税措置への切りかえによりまして、二〇〇〇年度の米のミニマムアクセス数量は七十六万七千玄米トン、二次関税率はキログラム当たり三百四十一円となっております。二〇〇一年以降のミニマムアクセス数量と二次関税率につきましては、次期農業交渉において論議されると見込まれております。
そうなれば、ミニマムアクセス数量を乗り越えて米が入ってくるということも予測しなきゃいけないでしょう。そうなれば、国内の米生産の農家に影響が出てくるのは当然じゃないですか。出ないというならば、なぜ出ないのか、そこのところをちゃんと説明してくださいよ。
関税化へ切りかえるということで、アメリカは逆にミニマムアクセス数量の拡大を迫ってくるんじゃないか。それと関税率の大幅な引き下げ、この辺との関係はどうなのか。もし大幅な関税の引き下げということになりますと、本当に日本の、我が国の稲作経営というものは苦境に立つということになります。
一方、加工用需要量につきましては、国内で生産される十二年産加工用米二十四万トンと十二年度のミニマムアクセス数量七十七万トンを合わせた百一万トンと策定しております。
減反の割り当て面積あるいはミニマムアクセス数量、それぞれ全部計画的にやっている。だから、今回の政府の買い上げ価格、これについても四十五万トン買い上げるというのも、まさに計画の中の一つでしょう。 今の市場経済、いわば今の日本が行っている中でも、計画的にやる部分と、市場原理に任せる部分というのは当然あるわけですよ。そんなことは私どもは知っている。
基本的にやはりミニマムアクセス数量が年率〇・八という形でふえてきておりますので、それに伴いましてSBS自体もふえてきている面があると思います。
私どもも、これまでもそういうつもりでやってきたわけでございますが、先生がおっしゃったような形で、特例措置の継続に比べまして、ミニマムアクセス数量の増加量が半減できることであるとか、それから二〇〇〇年以降も特例措置を継続しようとすれば、当然ながらミニマムアクセス数量の一層の増大が避けられないと、そういった事情につきましても、これからも農家の方々に対しまして、そういったメリットがあるんだということでよく