2021-01-21 第204回国会 参議院 本会議 第2号
政府は、二〇一七年二月の日米首脳会談後、突如始まった地上配備型ミサイル迎撃システム、イージス・アショアの導入について、日本全国を二十四時間三百六十五日防護可能と説明してきました。しかし、その配備計画を撤回して代替案として建造することが決まった二隻のイージスシステム搭載艦は、二十四時間三百六十五日の防護態勢を取るのは困難と岸防衛大臣が認めています。
政府は、二〇一七年二月の日米首脳会談後、突如始まった地上配備型ミサイル迎撃システム、イージス・アショアの導入について、日本全国を二十四時間三百六十五日防護可能と説明してきました。しかし、その配備計画を撤回して代替案として建造することが決まった二隻のイージスシステム搭載艦は、二十四時間三百六十五日の防護態勢を取るのは困難と岸防衛大臣が認めています。
その一つが、やはり秋田そして山口で配備が決まろうとしている地上配備型ミサイル迎撃システムのイージス・アショア。そこも含めて、これは相当な議論が私は必要なものであるというふうに思います。
○穀田委員 条約に関する質問の前に、政府が二〇二三年度の運用開始を目指す陸上配備型の弾道ミサイル迎撃システム、イージス・アショアの配備問題について聞きます。 防衛省は、先週一日、秋田県と山口県に政務官を派遣し、両県に所在する陸上自衛隊の演習場が配備候補地になることを正式に表明し、夏以降、現地の地盤測量と電波状況の調査を行うことなどを明らかにしています。
朝からの質疑、そして、またイージス・アショア、地上配備型弾道ミサイル迎撃システムについて、前回の質疑に続いてまた質問させていただきたいと思います。 国が配備を検討している、報道での限りですけれども、検討されているのが、秋田県の秋田市、そして山口県の萩市でございます。この二カ所。そのうち私の地元秋田では、実際の配備の賛否の前にいろいろな不安が広がっているということを先月お伝えをいたしました。
おとといの日ロ外相会談におきまして、ラブロフ外相が、日本が導入する地上配備型弾道ミサイル迎撃システム、イージス・アショアに懸念を表明したことに対して、河野大臣、我が国の国民の生命財産を守るための防御システムで、ロシアを含めた周辺諸国に脅威を与えるものではないというふうにお答えをしたということです。
施政方針にも明記されている陸上配備型弾道ミサイル迎撃システム、イージス・アショアの導入に関しては、ロシアのラブロフ外相を始め近隣国が懸念を表明しています。このような兵器が専守防衛の範囲内であるか否か、総理の認識を伺います。 施政方針では専守防衛は当然の大前提としていますが、新三要件により集団的自衛権を一部容認している現在の政府の立場は立憲主義に反しています。
また、軍事的な思惑もあって、弾道ミサイル迎撃システムや現代の戦争で欠かせない衛星監視システムの整備などなど、宇宙技術の開発を中国軍が積極的にこの宇宙を使って進めているんですね。
ミサイル迎撃システムでございますけれども、ここについて申し上げますと、下層用、これは大気圏突入時に撃つというものでございますけれども、下層用の迎撃システムでありますパトリオットPAC3ミサイルと、大気圏外、上層で撃つ迎撃システムでありますSM3ミサイル搭載イージス艦の整備を考えておりまして、このうち、パトリオットPAC3につきましては、平成二十三年度までに十六個高射隊、一高射隊にPAC3の発射機二機
あるいは、SM3あるいはPAC3等のミサイル迎撃システムが我が国は何基ぐらい配備しているのか。例えば、我が国に対して北朝鮮から二十発のミサイルが発射された場合に、間に合うだけの数が確保されているのかどうか。これは防衛庁さんにお伺いをしたい、こう思っております。もし、間に合わない場合があるとすれば、将来、何か研究しているものがあるのかどうか、その点についてもお伺いをさせていただきたいと思います。
それから、対弾道ミサイル迎撃システムにつきましては、一つはこれはABM条約のもとで許容されておりますことでございますが、モスクワの周辺に迎撃ミサイルを配備しておる。ミリタリーバランスに出ておりますところによりますと、ABM条約では百基まで迎撃ミサイルの配備が認められておるわけでございますが、その百基の枠の中で三十二基ほどモスクワ周辺に配備をしておるということが言われております。
もう一点だけ申し上げますと、いずれにしましても、委員御承知のとおりにこの種の弾道ミサイル迎撃システムというものは、現在米ソ間に存在しますABM条約で禁止されておるものでございます。
○政府委員(山下新太郎君) 事実関係だけちょっと御説明さしていただきたいのでございますが、これは大陸間弾道ミサイル迎撃システムということでございまして、たとえば何と申しましょうか、宇宙の中に、先ほどからいろいろ御議論ございましたような反撃のミサイル等を打ち上げてそれで防御するという、そういう具体的な形に固まっていない、まだどういう方法があるかということを検討する段階なのでございます。
○山中郁子君 ちょっと論弁にもならない、わけのわからない御答弁としか受け取れないのですけれども、ちょっと端的にそれじゃお伺いしますけれども、アメリカの科学者が反対し、もとの政府の高官もこぞって反対しているこの戦略弾道ミサイル迎撃システムに人工衛星を利用するというような構想をまさか支持するという立場に立っていらっしゃるわけではないのでしょうね。——ちょっと政務次官に伺っているのです。
○山中郁子君 しかもレーガン政権は三月二十三日、レーガン大統領の国防演説の中で対ソ戦略弾道ミサイル迎撃システムの研究開発計画を明らかにいたしました。
外務大臣御案内のとおり、三月二十三日、レーガン大統領が対ソ戦略の弾道ミサイル迎撃システムの研究開発の計画を明らかにしたわけですけれども、これは宇宙戦争時代の幕あけを意味する非常に危険な構想ではなかろうかと私は思うわけですね。つまり衛星を軍事の情報収集だけではなくて戦略弾道ミサイルの破壊に使う。
○和田静夫君 三月二十四日にイーグルバーガー国務次官が対ソ核弾道ミサイル迎撃システムに日本の技術協力を期待する旨の発言を行ったとされているわけでありますが、これにはどういうふうに対処されますか。