2016-11-10 第192回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
しかし、賃上げにこうして必要なマクロ経済環境がきちんとでき上がってきているのに、ミクロ面を受け持つ企業部門がまだまだデフレマインドにとらわれてしまっていて、その最初の一歩の、この循環の一歩が踏み出せていないということは極めて残念なことじゃないかというふうに思います。
しかし、賃上げにこうして必要なマクロ経済環境がきちんとでき上がってきているのに、ミクロ面を受け持つ企業部門がまだまだデフレマインドにとらわれてしまっていて、その最初の一歩の、この循環の一歩が踏み出せていないということは極めて残念なことじゃないかというふうに思います。
今、住宅ローンは借りかえがおかげさまで進んでいる、ミクロ面での効果は出ておりますが、これを設備資金ですとか事業用資金の借りかえ、安い金利で借りかえをしていただいて、その浮いた金利負担で、消費活動やさらなる設備投資あるいは人件費に還元をしていただくというような経済効果を目指していくための借りかえというものをもう少し産業施策的に背中を押していく必要があるのではないかと思われます。
こういう企業の新陳代謝であるとか創造的破壊が実際に生まれるためには、ミクロ面での整備ももちろん必要だと思います。これは財政委員会で話すことではないと思いますが、そういう問題もあるだろう。
そのためには、ミクロ面で、例えば企業買収についての自由化とか、そういったものが進められる必要があるだろうと思います。 先ほど申しましたように、シャープと鴻海の例はいわば試金石で、まさに赤字企業が退出し黒字企業に取ってかわられるということで、これが成功するようであれば、こういうふうにシナリオが描けるんだというので、後に続く企業が出てくるということが期待されると考えております。
少しテーマがミクロ面にかわりますけれども、次に、金利政策を復活させた後の具体的な政策運営についてお伺いをさせていただきたいと思います。 当座預金残高の削減ですが、先ほど、朝の自民党の部会では、日銀関係の方から、大体おおむね三カ月、向こう三カ月程度で当座預金残高を下げるというようなことを御回答いただきました。
したがいまして、そういったミクロ面での介護負担というか介護保険に伴う追加負担というものは、先ほどトータルで見れば三千億の負担減になるという数字が仮にあるとしても、やっぱりそこはよく見た上で手当てをしていかなければならないし、年金の問題、たしか年間十八万以上の方はみんな天引きされる、こういうことになっているわけでありますからそういうことになっちゃうんですが、その辺についても総合的に見なきゃいけないと思
貿易黒字の解消についてのお尋ねでございましたが、我が国としては、世界経済の運営に対する責任を果たしていくということも念頭に、ミクロ面では、保険や政府調達の国内手続の一層の透明化、規制緩和、あるいは自動車についての日米間の産業協力などを講じると同時に、マクロ面では、内需拡大などを図るために総合経済対策の着実な実施を図っているところでございます。
そのためには、何か呪文のように申し上げるわけでありますが、まず我が国といたしましては、基本的には内需主導型の経済成長を維持すること、そして一方でリストラを初めとする産業構造転換、これは同時に、実は現在御審議をいただいている法案もそうなんでありますけれども、大企業に限らず中小企業においてもリストラを行うこと、同時にミクロ面で、規制緩和でありますとかそういった、新しい産業をつくり出す政策を強力に進めることによって
この土曜日から土、日と開かれます会合は、こうした見地からミクロ面の構造改革に関しまして望ましい政策を示唆するとともに、東西間の協力のあり方を検討することを目的といたしております。
それからなお、旧ソ連、東欧諸国の企業改革、それから軍民転換、貿易振興等、ミクロ面について議論をいたすために、G7と旧ソ連、東欧の十八カ国、それにOECD、EC委員会等の国際機関も参加します第二回の東西経済・産業・貿易大臣会合をこの四月の二十四、二十五日に東京で行いたいと考えております。
このため、私といたしましては、経済の実態をマクロ面のみならずミクロ面においても注視をし、一日も早い景気回復を目指して、適時適切な経済政策の実施に努めてまいりたい、このように考えております。
あと、この運用面につきまして若干まとめてお尋ねをしたいと思いますが、このセンターの本格的な業務の開始時期等につきましては、マクロの面ではことしの秋、またミクロ面の調査分析体制については平成五年度からだ、こういうような御説明もございました。
それで、まずマクロ面では内需中心の経済運営を図っていくとか、あるいはファンダメンタルズに適応した形での為替レートの安定を図っていくというふうなことが基本でございますし、ミクロ面ではいろいろの構造調整を図って、先ほど議論に上がっておりましたような内外価格差の縮小も含めて構造調整を進める、あるいは輸入拡大の努力をするというふうなことが必要であると思っておりまして、そういう前提のもとに、とりあえず我々としては
ただ、いずれにいたしましても、マクロとしてのバランスはとれましても、職種面さらには地域面、こういったミクロ面でのアンバランスというのが出てまいりますから、こういった点について政府が十分な努力をしていかなければいけない。そのためには通産省のみならず、労働省等とも十分に連携をいたしまして、この問題の処理に当たってまいりたい、かように考えているところでございます。
○下条進一郎君 景気との関連で注目しなければならないのは、マクロ面よりむしろミクロ面であります。具体的にはいわゆる不況業種の問題であり、中小企業問題であります。
特に信用の供与というようなことを行うときには、支払い能力が中国に十分あるのかどうかということは、マクロ面、ミクロ面双方、十分検討をして進めていく必要があるということで、私どもとしても、先回の円借款あるいはその他輸銀の開発ローンというようなものの供与に当たりましても、そういう点は十分検討していく所存でございます。
ヨーロッパ側は、特に日、EC貿易バランスが毎年非常に悪化している、日本の黒字が年々ふえているということを理由に、日本はマクロ面でもまたミクロ面でもいろいろ改善を行って、日本のグローバルないし特にECとの貿易不均衡を早急に直すようにしてほしいということを言いまして、広くいろいろな面での関税引き下げ、それから製品輸入の増大、流通機構の改善あるいは検査問題等の非関税障壁、いろいろな問題を述べまして、今度は
その目標達成の成否はいろいろと異論のあるところでありますけれども、そのためには何としても、マクロ的な景気回復策の充実とともに、特に今日的な課題といたしまして、ミクロ面での配慮、ミクロ面での抜本対策というものが必要であることは言うを待たないところであります。
これに対しては、いまお話のございました農産物も含めまして、ECの関心事項についてミクロ面で直ちにその効果のあらわれるような特別措置をとることは、日本の国内事情等の関係もあってきわめてむずかしい事情にあるということを言っておるわけでございます。