2002-03-19 第154回国会 衆議院 本会議 第14号
とりわけ、オレンジ自由化の際は、みずから走り回って全国のミカン生産県に呼びかけ、全国みかん生産府県議会議員対策協議会を結成し、推されてその会長としてミカン農家の生活安定のために尽くされた君の姿は、今でも全国のミカン生産者の間で語り継がれているのであります。
とりわけ、オレンジ自由化の際は、みずから走り回って全国のミカン生産県に呼びかけ、全国みかん生産府県議会議員対策協議会を結成し、推されてその会長としてミカン農家の生活安定のために尽くされた君の姿は、今でも全国のミカン生産者の間で語り継がれているのであります。
○池田治君 次に、温州ミカンそのものはかなりの高品質で国内需要もかなりありますので何とかやっていけると思いますが、果汁原料用のミカン、いわゆるジュース用のミカン、これの価格安定を図るための特別補てん制度を将来とも実施してもらわないと、果汁原料用ミカン生産者は外国品との競争ができないでかなり困っておるようでございますが、この点、農水省はどのような対策を講じておられますか。
そこで、農林省はこのジュース用ミカン生産者に対して補給金を出しているでしょう。この補給金は最初はたくさん出して、だんだんだんだん少なくして、八年後はもうなくして国際価格と同じようにする、こういう基本方針で臨んでおられますね。
この上自由化などとんでもないというのが本当の気持ちでございまして、このミカン生産者の声を我々は十分把握しておかなければならぬと思います。 先般、アメリカでかんきつ潰瘍が発見をされました。米国はこのかんきつ潰瘍病等を理由に日本からのミカン輸入を規制しております。最近輸入受け入れ州は拡大されはしましたけれども、日本から輸入するミカンは厳格に隔離された果樹園で生産されたもの以外受け付けておりません。
従来、とかく行政とその施策にはミカン生産者対策に重点が置かれまして、加工原料に対する施策が十分にとられているとはいえない点があります。出荷の安定を図るに際しまして、ミカン産業における加工原料の必要かつ重要性を認識していただきまして、この点について何らかの施策を講じて加工業の振興が図られるよう、本法律の運用に当たり十分の御配慮をいただきたいと思う次第でございます。
かつて、ある農林大臣のときに、主査じゃございませんけれども、その大臣が、グレープフルーツの自由化についてある県のミカン生産者大会で、アメリカも三州でしか温州ミカンの輸入を認めていない、グレープフルーツの自由化はしない、こう発言しながら、選挙が終わった後にすぐ自由化したという前例がありまして、農家は大臣発言に対して不信感を持っている点がございます。
そして今日のような状況でありますから、とにかくそうしたミカン生産者にとっては、そういう指導をしておきながら価格が暴落をして、生産過剰だから生産調整をせよというようなことでは、これは納得できないというのが率直な声であります。
○大島委員 国内のミカン生産者、和歌山県ももちろんでございますけれども、静岡県、愛媛県、佐賀県等はこれで非常に強い不安を持っていますのですが、念のためにこの前の妥結した数字だけを、一九八二年までですが、ちょっと簡単に教えていただけませんか、輸入枠。
次に、ミカン生産者でございますけれども、これももう生産費も出ないということで、赤字なんです。それで制度融資を借りまして、たとえば一例を引きますと、福岡県に山川町というのがありますが、農家が六百戸なんです。この人たちが納めております住民税が、何と六百戸で十万五千円だというのです。それで町そのものが成り行き立たないのです。
価格は安定しないから、たくさんのミカン生産者ができてきてミカンの価格が急落するというような農林行政の中に、鈴木さんのような力を持った人が農林大臣になった機会に、そうした学卒が喜んで農業経営者になれるような——四十万も卒業する中で一万人しか農村に定着しないような、こうした悲惨な状態を克服するための努力が要る。政府自身も総合的な農業何とかという会議を持っておられましたね。
国内のミカン生産者や国産かんきつ業者が痛手を受けて猛反対をしているグレープフルーツの輸入を、全農が輸入商社中ナンバーワンの輸入をするような主導権をなぜとらねばならぬのか、その点に対して農林省としてはどういうふうに指導をしておられるのか、その辺をさらにお伺いしたいのです。
○中尾政府委員 今回の訪米においては、米国行政府及び上院、下院議員の有力者と会見いたしまして、わが国かんきつ農業の現状、特に経営の零細性、耕地の傾斜のきつさ、さらに本年の温州ミカンの価格の大暴落等の実情をつぶさに説明いたしまして、あわせて先日開かれました全国ミカン生産者大会の模様も紹介いたしました。
一つは、県がやりましても、これは国が直接めんどうを見るというかっこうになったわけでございますが、ミカン生産者の再生産資金を低利でめんどうを見てあげるというような措置、そういうことを一つやりまして、さらにそれと別途に、県が、ミカンの消費拡大なり、あるいはミカンの出荷調整なり、あるいはミカンの加工能力——ジュース工場、加工施設の能力を向上するために措置するとか、そういうような事業についてめんどうを見ようということで
これでは全然そのミカン園芸の維持経営が困難であるという不満が出まして、先般九州におきましても、福岡で全九州のミカン生産者の大会もあり、かなり政府に対しまして強い要望が出されておるわけですが、先ほど大臣なり官房長が言われました、今後のいわゆる総合農政の基本的な柱になるこの果樹園芸というものは、単にミカンだけでなくて相当な関心を持っているわけですが、問題は、園芸局は盛んに作付奨励をやるが、その価格の面に