1976-08-05 第77回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第3号
国道百三十六号線並びに南伊豆道路(マーガレット・ライン)、県道下田−修善寺線及び国道百三十五号線等を通過して感じられますことは、緑豊かな山並みに赤茶けた新生崩壊のつめ跡が数多く見受けられることであり、集中豪雨のすさまじさを思い知らされたのであります。
国道百三十六号線並びに南伊豆道路(マーガレット・ライン)、県道下田−修善寺線及び国道百三十五号線等を通過して感じられますことは、緑豊かな山並みに赤茶けた新生崩壊のつめ跡が数多く見受けられることであり、集中豪雨のすさまじさを思い知らされたのであります。
私はかねてからこれは建設省が当然負担すべきものである、独立採算制のようなことを言ってみても、しょせん、西海岸の方は百三十六号線がある、修善寺−下田線がある、あるいはまたその向こう側にはマーガレットラインがあるというようにあってしかも料金所はほとんどないんですね、マーガレットラインだけなんです。
これにつきましては、下田に近い方につきましては、例のマーガレットラインという有料道路がございまして、その道路を使いまして現在開通をいたしております。したがいまして、下田に行きますには、その西側の百三十六号並びにマーガレットラインを通じまして現在開通できる状態になっております。
マーガレットラインの被害状況については、建設省としては、災害後すぐ係官を派遣いたしまして、一応こまかい視察をいたしまして、その結果、現状では、道路の工事の欠陥に基づくいろいろな破壊というようなものは、発見されておりませんので、今後詳細な調査も進められると思いますが、現状では、そういうことで、道路の工事の手抜きあるいはそういった工事の欠陥による被害は、発見されてないということでございます。
○栗田委員 私、マーガレットラインの上まで行って、実際に見てまいりました。落居部落それから伊浜部落が孤立したのは、このマーガレットライン直下のがけが大きくくずれて、この部落の人たちの通る道をふさいでいたからでしたし、またきのうの雨でこの二部落が避難しなければならなかったのは、ここの二次災害、ここのがけくずれがまた起こるのではないかと思われる、そういうことから避難しております。
○栗田委員 次に、マーガレットラインについて伺います。 さっきの御質問に対して、マーガレットライン、これは工事の手抜きその他が原因で大きな破壊をしたのではないというふうにお答えになっていらっしゃいました。その根拠についてお聞きしたいと思います。