2000-02-24 第147回国会 衆議院 文教委員会 第3号
しかし、だからといって、どんどん収容定員がふえていくということによって、いわゆる授業がマンモス授業になってきて、それに本当にふさわしい教育条件が整っているのかということについては、おのずから限界がある。
しかし、だからといって、どんどん収容定員がふえていくということによって、いわゆる授業がマンモス授業になってきて、それに本当にふさわしい教育条件が整っているのかということについては、おのずから限界がある。
○石井(郁)委員 じゃ、この法案が通って大学で実際に動き出した段階で、教育職員養成審議会がどのように出されるかはわかりませんけれども、教員の負担増だとか、あるいはそういうマンモス授業ですとか、そういう問題が今以上に出てきた場合について、文部省はどのように責任をおとりになりますか。
大体マンモス授業ですね。二百人、三百人というマンモスの授業、講義です。そういう中でその先生が講義を幾つも持っていらっしゃる。だから、単位を出すのも大変だということがあるのですね。
また、私立大学の教員数の現状においては、マンモス大学等云々され、私立大学では水増し定員、また千人もの学生を一教室に集合させてのマンモス授業等、教員数の不足は目に余るものがあります。こうした私大における財政難、教員不足等に対しては、まさに政府は無策以外の何ものでもないのであります。 教育基本法第十条に、教育行政の役割りを「教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立」にあるとしているのであります。
今日、大学紛争は全国に広がって深刻化しておりますが、この根本的な原因は、第一に、戦後学生数が急増したにもかかわらず、歴代自民党の政府がこれに必要な経費の支出を怠ってきた、そしていわゆるマンモス授業を始め、真理と平和の探求の場であるべき大学の教育、研究、勉学の条件が著しく低下している、こういうところにあると思います。
マイクによるマンモス授業は、学生に大学が疎外感を抱かせているものの一つであります。このような状態に置かれている学生が、大学全体、社会全体のことを考えない利己主義な立場になった、あるいは絶望のあまり一切を破壊するという衝動にかり立てられていると見るのは、誤りでありましょうか。