2017-02-22 第193回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
国は、自治体が四十歳以上の女性に乳房エックス線撮影、いわゆるマンモグラフィー検診を推奨しているわけでありますが、ただ、日本人女性は、乳腺濃度が高い、いわゆる高濃度乳房と言われる人が八割近くもお見えになるということでございます。この高濃度乳房の場合、マンモグラフィー映像の全体が白く写り、同じく白く写るがんが見つけにくいということのようであります。
国は、自治体が四十歳以上の女性に乳房エックス線撮影、いわゆるマンモグラフィー検診を推奨しているわけでありますが、ただ、日本人女性は、乳腺濃度が高い、いわゆる高濃度乳房と言われる人が八割近くもお見えになるということでございます。この高濃度乳房の場合、マンモグラフィー映像の全体が白く写り、同じく白く写るがんが見つけにくいということのようであります。
厚生労働省といたしましては、市区町村に対して、一つは、休日、夜間における検診の実施、マンモグラフィー検診車の活用、それから、対象者が別の市区町村で検診を受けられるための、近隣の市区町村との連携の強化などの配慮をするよう関係者に協力を要請していきたい、このように考えております。 また、制度の恒久化でございますが、これを機会に初めて検診を受けられる、こういう方も出てこられると思います。
マンモグラフィー検診を身近な市区町村で受けられるかどうか、全国一律の受診機会を確保するという観点が大きな課題でございます。この地域格差解消の具体策についてお伺いいたします。 また、現在ある三千台のうち半数は基準に適合していない古い機械であると伺っております。この基準に適合していないものを新しい機械に切りかえていく必要がある。こうした市区町村への支援についての具体策をお示しいただきたいと思います。
私ども公明党は、本年初頭から、マンモグラフィー検診の普及を求めまして全国で署名運動を展開してまいりました。全国から寄せられました三百九十五万人分もの署名を当時の坂口厚生労働大臣に提出するなど、一貫してマンモグラフィーの対象年齢引き下げと早期導入を推進してまいりました。
私の住んでおります神奈川県では、神奈川県予防医学協会のマンモグラフィー検診車が集団検診を希望する県内八市十三町村を回って検診を行い、そのフィルムを、県内四つの大学が週ごとに担当を決めて、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会が認定した読影医が持ち回り読影を始めるなど、体制づくりを進めております。
国立のがんセンターに入院して初めてマンモグラフィー検診というのを行って、明確にその進捗度がわかったときに、こういう機械が全国に普及していればもっと早く発見できたのになと、どこの家族でも思うのは当たり前だというふうに思うんです。 それだけ専門家から認識が高まっているわけですから、この機会に私は、国として市町村に対してどのような支援を行っていくのか。
ですから、四月二十七日という年度がわりの直後にこういう課長通達を出して、それぞれの全国の自治体が今どういう状況にあるかといいますと、地域事情を考えないで、あるいは承知をしていたのかもしれませんけれども、通達だけを受けた自治体は、言うならば、マンモグラフィー検診をやりたくてもやらない、あるいはできない、こういう状況にあるわけです。
マンモグラフィーを用いました検診を今行っております市町村はまだ少ないわけでありまして、いろいろ古い機械もございますけれども、それを交ぜても五〇%ということでございまして、もう少しやはり最新の新しい機械で、そしてこのマンモグラフィー検診のできる体制を作り上げていかなきゃいけないというふうに考えております。
例えば、東京都内十一区市の委託を受けてマンモグラフィー検診を行っている財団法人東京都予防医学協会によりますと、マンモグラフィーによる検診により乳がんの早期発見が目立って多くなったとのことでございます。また、マンモグラフィーを併用した乳がん検診を行っている財団法人大阪がん予防検診センターは、導入以前との乳がん発見率の違いをホームページなどで公開しております。
その専門家で組織いたしますマンモグラフィ検診精度管理中央委員会、これは関係学会が集まって作っている委員会でございますが、そこで調査いたしましたところ、基準に適合したマンモグラフィーは、二〇〇二年十二月末で千四百八十三台であったということでございます。これは全国に三千二百九台マンモグラフィーの装置があったうち、千四百八十三台がこれに合致したということでございます。
○政府参考人(中村秀一君) 私ども、がん検診におきます、今御指摘のありました撮影する放射線技師と、それから画像を読み取る、読影する医師につきましては、当然一定の知識を必要とすることから、先ほど申し上げましたマンモグラフィ検診精度管理中央委員会が開催する講習又はこれに準ずる講習会を修了していることが望ましいと、こういうふうに基準としては言っております。
このマンモグラフィー検診での影響についてお伺いいたします。 今、適合不適合というお話があり、不適合につきましては今後検討してというお話がございました。やはりこうした内容もそれぞれの健康にかかわる、命にかかわる大事な内容でございますので、ぜひ経過等もあわせて公表をしていただきたいと思います。
視触診やマンモグラフィー検診、いろいろあるかと思いますが、その割合など具体的にお答えください。
アメリカ、イギリスでは、マンモグラフィー検診の普及や検診を進める啓蒙運動によりまして死亡率は減少傾向でございます。厚労省が既にがん検診の検査項目に五十歳以上を対象にマンモグラフィー検診を追加されましたけれども、余りに遅いという感がございます。このマンモグラフィー検診の効果をどのように認識しておられるか、お伺いをいたします。
マンモグラフィー検診によれば、より正確に乳がんの発見が可能ですが、これを実施している市町村は全国で五割に満たない状況にあります。また、乳がんにかかる年代は四十歳代に最も多いという結果が報告されています。こうした実態も踏まえ、四十歳以上の女性を対象に市町村でマンモグラフィー検診を導入するなど、早期発見、早期治療のための検診体制の充実が急務だと考えますが、厚生労働大臣に伺います。