2019-02-27 第198回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
平成十七年の外来生物法施行以降、特定外来生物を百四十八種類指定したところでございますが、その飼養の規制を行うとともに、平成二十九年六月に国内初確認されたヒアリ等の侵入初期の外来生物対策でございますとか、奄美大島におけるマングース対策等の生物多様性保全上優先度の高い地域での対策を実施し、侵略的外来生物の定着防止や生物多様性への影響の低減を図ってきたところでございます。
平成十七年の外来生物法施行以降、特定外来生物を百四十八種類指定したところでございますが、その飼養の規制を行うとともに、平成二十九年六月に国内初確認されたヒアリ等の侵入初期の外来生物対策でございますとか、奄美大島におけるマングース対策等の生物多様性保全上優先度の高い地域での対策を実施し、侵略的外来生物の定着防止や生物多様性への影響の低減を図ってきたところでございます。
○玉城委員 先般、奄美大島にアマミノクロウサギの生態についての視察をさせていただいたときに、マングース対策について非常に効果を上げているということで、私たちも喜んでおりますが、しかし、事沖縄に関しては、マングースを根絶というか退治するということは非常に後手に回っています。 なぜなら、マングースが逃げ込む場所が米軍基地なんですね。そこには環境の手が及ばないという、非常にじくじたるものがあります。
そういった成果につながった経験、知見というものは共有すべきものだと思いますが、マングース対策において大きな成果を今得つつあるその理由というのはどのように分析をされているんでしょうか。
環境省は、平成十二年度からマングース対策事業を実施し、これまでに合計約一万二千頭のマングースを捕獲いたしました。その結果、マングース生息数は、平成十四年度末には千五百から二千五百頭にまで減少しておると推定しております。まだ生態系からの完全排除ができたというふうには思っておりません。
奄美のマングース対策の環境省の予算というのは、三年度千三百四十万円なんですね。ほとんど報奨金でなくなっちゃっているんです。モニタリング調査や駆除技術の開発、体制作りの予算、これらにはほとんど回らない。これじゃこれからの見通しが私は全く立たない、そう思います。 奄美のマングース対策というのは日本における外来生物防除のモデルケースなんですね。奄美と沖縄なんです。