1972-10-17 第69回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第3号
それから、そういう問題が起きた背後関係と申しますか、客観的な関係の改善は、先ほど申しましたように、逐次好転しつつある、改善されつつあると私ども考えているわけでございますし、また、昨年の夏以来の不当労働行為と疑われるようないわゆるマル生教育も、その後いたしておりません。
それから、そういう問題が起きた背後関係と申しますか、客観的な関係の改善は、先ほど申しましたように、逐次好転しつつある、改善されつつあると私ども考えているわけでございますし、また、昨年の夏以来の不当労働行為と疑われるようないわゆるマル生教育も、その後いたしておりません。
○田渕哲也君 新聞によりますと、マル生教育を含む一切のマル生運動を今後行なわないことを当局は約束したものと労働組合が受け取っておるという記事があります。これはどうなんですか。
赤字であって、やらなければならぬことまでもけちけちしている状態でありながら、生産性本部のマル生教育のほうには惜しみなく金を使うということでは、これは世間が納得をしない、こう思うのですね。
内容は」「昨年末いらい中止しているマル生教育を新しい国鉄再建運動の一つとして管理者を中心に再開」をするというのが一番、第二番として「一部駐在理事室の廃止をはじめとする機構簡素化」、三番が「学閥打破による大幅な人事の刷新」、四番が「乗客サービスの質的向上」、この四項目がおもな柱であるということが出ておるのでありますけれども、きびしく批判をされていわばたしなめられた形のマル生をまた取り上げて再開をするということは
だから、純生と称してマル生教育というものが形を変えて再開されるということは、これこそ国際的なILOの批判に対してもむしろそむくというようなかっこうになるわけですから、そのような疑問を抱かせないようにする必要があると思うわけですね。その点は一体だいじょうぶなのかどうか。その点を要するに内容的にどうかということですね。内容的には全然形が変わるのかどうか。
局報や号外などで——当然文書通達によって、不当労働行為をするな、あるいはマル生教育はするな、そういう通達を出されたにもかかわらず、下部においてはこういうものが出ておる。そういたしますと、総裁の意向、あるいは国鉄本社の気持ちというものは下部に徹底をしておらない。
したがいまして、一時中止して一、二カ月点検をしておられるということですが、再開する場合は、いわゆるそのマル生教育を再開する段階では労働組合がまた幾つもあるということもたびたび発言がありましたが、その労働組合が了解の上で、これなら不当労働行為になるおそれはない、不当労働行為とこれは別問題だと、その再建のための国鉄当局の努力だというふうに了解の上で出発するのが当然じゃございませんか。
そこでマル生教育は一時中止、それでまた再開されるわけですが、マル生教育を再開するにあたってはいつから再開されるのか、少なくとも前提条件として労使の不信感をなくして、信頼感の上に労使協議、労使合意の上で再開されるのが本来の筋である、それを一方的にある期間を定めて、ばたばたと始めるとまたあちこちで問題が起きやしないかというふうにも考えますが、いかがでしょう。
それで、さいぜんからも申しておりますように、これは国鉄総裁にも話しておるが、しばらく事態の静まるのを待って、生産性向上運動はもっと地道に着実に健全な方向で純粋な運動を——これは年内休むといっておりますが、マル生教育、それを年が改まると生産性向上運動を再開してやる、こういうことになっておるので、ぜひそれをもっと進めていくことがよろしい、こう思っております。
その辺が明確にならない以上は問題は進まないだろうし、なぜそんなことを言うかといったら、マル生教育でこちこちに労務管理教育をたたき込まれて、そういう駅長さんや助役さんたちの末端職制が一番迷惑をしているのじゃないかと思うのですね。しかし末端職制が実は一番職員と組合員の人たちと接触をされているところでしょう。この辺が改善されなければどうにもならぬ。
○山本(政)委員 時間が来たそうでありますから、幾つかの例をずっと話をいたしまして、そして一括して答弁していただきたいと思うのですが、マル生運動、マル生教育の再検討というものは、皆さん方は必要を認めておる。そうすると、一体その方向をどういうふうに持っていこうとされておるのか、そしてその内容をどうしようとされておるのか、これをまず第一点お伺いしたいのであります。
それよりも彼が言うのは、もっと幹部職のいわゆるマル生教育ですね、思想教育のほうが多いというわけですよ。たくさんの人が入ってきて出ていく。そういうものを考えたときに、この鉄道の教育にいま私は矛盾を感ずると言っている。私は長くそういう職にありましたからよくわかりますけれども、ここ二、三年ですよ、そういうような悩みを訴えられるのは。学園の教官自体が大きな矛盾にぶち当たっておりましょう。
それで労働大臣、いまのことはお聞きになったとおり、それから私が最初指摘した水戸鉄道管理局で酒井経理部長、早川能力開発課長あたりが、現場長会議の席上で言っておるのに、こういうことも言っているんだ、マル生教育でね。
○田中寿美子君 だから、こういうことが、マル生運動あるいはマル生教育というようなものが業務の中で行なわれていて、国鉄の業務とマル生運動は全く一つになっているという事実なんですね。ですから、最初に非常にあいまいで、口頭で行くように要請し、本人がそれじゃ行きましょうと言ったら出張を切る、みんな出張でやらせているわけですね、どこでも。
あり過ぎてちょっと困りますが、やはりマル生教育というものは強制的に行なわせることになっているのですか、それとも自発的に組合の協力を求める形でこれを行なうことになっているのですか。総裁、このやり方についてひとつ見解を述べてもらいたい。
○島本委員 そしてそれは国労の札幌地方本部とそれから北海道総局との間に、そのマル生教育についてもこれは強制はしないのだ、こういうような一つの申し合わせがある。それについてもやはり、それを無視して強制していくという総裁の考えですか。
下部では九月の十五日に、作業の前時間で十四時から駅長がマル生教育を行なう、こういうふうに言って、出席しなかった国労の組合員工藤芳男という人に始末書を強要して出させておる。前時間を利用して、前時間にやるこのマル生教育に出席しないということで始末書までとる。これが強要でないですか。そして、はっきりこの問題に対しては強要しないという協定まで結んである。それに対して始末書までとっている。