1964-05-14 第46回国会 衆議院 大蔵委員会 第42号
かつてはそういう制度がなかったけれども、戦争中にこれを統合してああいうようなマル公が設定されたときに、このマル公設定の便宜上等級制度をつくった。だからそのマル公もなくなった。自由価格もなくなったならば、私は等級別従量課税のこの根本的な税制の立て方というものもいわゆる自由競争の本質に適した改変が考慮されてしかるべきだと思うが、この辺はいかがですか。これは政策論ですからちょっと纐纈さん。
かつてはそういう制度がなかったけれども、戦争中にこれを統合してああいうようなマル公が設定されたときに、このマル公設定の便宜上等級制度をつくった。だからそのマル公もなくなった。自由価格もなくなったならば、私は等級別従量課税のこの根本的な税制の立て方というものもいわゆる自由競争の本質に適した改変が考慮されてしかるべきだと思うが、この辺はいかがですか。これは政策論ですからちょっと纐纈さん。
これは現在各大学等の教授におきましても大体固まった一つのやり方がございますから、それがすなわち終戦後マル公設定の際に使っておりましたやり方と同じでございますから、その計算の方式につきましては大体一つの型ができておる。ここに使ったものをまたそのまま用いても間違いないだろう、こういう気持でございます。
実はスクラツプのマル公よりも銑鉄のマル公改訂を早く実現いたしたいとかように考えておるのでありますが、先ほどお話もありました通りに最近民貿に追われておりますのと、海外の市価が非常に激変いたしておりますので、過去のマル公設定とは非常に事情を異にしております。
○小林英三君 ちよつと伺いますが、大体今マル公が設定されておる品物が多いのですが、そのマル公設定の品物に対しては、全部百分の一ずつ掛けて行くということは、結局取引業者のマージンというものが一部減ることになりますが、その点どうですか。
につきましては、政府といたしましても、實情はその通りだと思うのでございますが、先ほど申しましたようなマル公政策全體の観点から申しまして、少々の困難はありましても今日マル公をはずさない方が、全體の統制経済を一段と推し進めていく上に必要であるという観点によりまして、公正なマル公が必ずしもつけにくいという欠点はあるにいたしましても、今日なおマル公をはずすことができなかつた事情を、その方面から御理解いただきまして、マル公設定