2000-02-24 第147回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
諸外国の例を出すまでもなく、米国は、御承知のように、先ほども話が出ておりましたが、NII構想とか、あるいはシンガポールはシンガポール・ワン計画だとか、あるいはマレーシアはマルチメディア・スーパーコリドール計画だとか、こういった、ある意味では固有名詞のついた情報通信政策についてのいわゆる国家的ビジョンともいうべきものを持っているわけであります。
諸外国の例を出すまでもなく、米国は、御承知のように、先ほども話が出ておりましたが、NII構想とか、あるいはシンガポールはシンガポール・ワン計画だとか、あるいはマレーシアはマルチメディア・スーパーコリドール計画だとか、こういった、ある意味では固有名詞のついた情報通信政策についてのいわゆる国家的ビジョンともいうべきものを持っているわけであります。
○知久馬委員 次に、マハティール首相は、アジア版のシリコンバレーを目指したマルチメディア・スーパー・コリドール、MSC計画を提唱され、九六年の八月に全体構想を発表されています。サイバージャヤと呼ばれる情報技術都市がつくられ、世界的な規模の情報通信企業やサービス産業を誘致されて、マルチメディアを中心とした産業振興を図ることが計画されています。
○カティブ参考人(通訳) 先ほど申し上げましたとおり、マルチメディア・スーパー・コリドールというのは、マレーシア人が、そしてマレーシアという国が二十一世紀にどのような国になりたいか、どのような人々になりたいかというような精神をあらわすものです。 マレーシアは発展途上国ですので、方向づけが必要です。そして、その方向づけというのが、マレーシアが打ち出してきたビジョン二〇二〇年という構想です。
○カティブ参考人(通訳) おっしゃるとおり、マルチメディア・スーパー・コリドールの構想は正式に一九九六年に始動いたしました。それで、現在の開発状況としましては、予定ではサイバージャヤとマルチメディア大学、それから研究開発機関はことしの六月に正式にオープンする予定です。