1964-02-19 第46回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号
これを日本防衛に最適と思い、一九五四年にその計画案を防衛庁に提出したところ、防衛庁では、実際と反対の実験結果、すなわち有翼潜水艦は抵抗も安定も悪い、こういうように発表して現在の「おやしお」の建造に取りかかったこと、さらに一九五六年にNATOの武器相互援助計画長官のマリス少将が来日した際、佐藤プリンシプルの有翼潜水艦の試作に全額援助をしてもよいと——全額というのは四百万ドルのことであります。
これを日本防衛に最適と思い、一九五四年にその計画案を防衛庁に提出したところ、防衛庁では、実際と反対の実験結果、すなわち有翼潜水艦は抵抗も安定も悪い、こういうように発表して現在の「おやしお」の建造に取りかかったこと、さらに一九五六年にNATOの武器相互援助計画長官のマリス少将が来日した際、佐藤プリンシプルの有翼潜水艦の試作に全額援助をしてもよいと——全額というのは四百万ドルのことであります。
このMWDP、いわゆる武器相互開発援助計画長官のマリス少将、いま伊藤さんのお話では空軍大佐であったということでありますが、そのときには防衛庁のほうでは十四種の新兵器の研究試作援助を申請した、佐藤さんはそういうように述べている。その中に、いわゆるスモール・ウイングド・サブマリーン、有翼潜水艦船を申請するようにこのマリス少将からそういう示唆があった。