1983-01-28 第98回国会 参議院 本会議 第3号
総理、あなたは、わが国が再び軍事大国にならないことを誓った福田元総理のマニラ演説、鈴木前総理のバンコク演説をほごにするつもりでございますか。 いま米ソの巨大な戦略核時代にあって、わが国がいかに軍事力を増強したところで安全を確保するには十分でないことは、だれの目から見ても明らかなことであります。
総理、あなたは、わが国が再び軍事大国にならないことを誓った福田元総理のマニラ演説、鈴木前総理のバンコク演説をほごにするつもりでございますか。 いま米ソの巨大な戦略核時代にあって、わが国がいかに軍事力を増強したところで安全を確保するには十分でないことは、だれの目から見ても明らかなことであります。
○横路委員 ちょっとASEANの問題に関連して、福田さんのマニラ演説の中では、ASEAN諸国の強靱性強化ということと、インドシナ諸国との間の相互理解に基づく関係の醸成ということを言っておるわけですが、最近の外務大臣の国連における演説等は、カンボジア問題の解決のために、たとえば国際会議の提唱であるとか、非武装平和地帯の設定というような国連における発言があるわけですが、ASEAN諸国を回られて、その辺のところをどういうような
あと、大臣も言われた一次産品の共通基金ですが、これについて大平総理のマニラ演説で、わが国は非常に積極的に貢献した、こう言われて、この合意は一応できているわけですが、この共通基金はいつごろ、どういうふうに発足をするか、またどのくらいの資金量を持つようになるか、これからそれが実現するまでにどういう問題点があるか、そういう御説明を願いたいと思います。
総理のマニラ演説が抽象的であったと批判された陰に、大蔵省が総理の足を引っ張ったんだという報道もありますので、明らかにしていただきたいと思います。 次に、経企庁長官に伺いますが、これら総理の約束によって、すでに基本構想の固まった新経済社会七カ年計画は根本的に見直す必要があるのではありませんでしょうか。その内容と方向を伺います。 さて、今回の日米共同声明は二十項目にわたる膨大なものであります。
さらに、総理は、マニラ演説の中で、最も肝心なわが国の経済協力の質の向上については抽象的に、大変あいまいな言い方にとどまっておられるのを残念に思います。現在、わが国の政府開発援助はGNPの〇・二一二%という数字の示しているようにきわめて低い、そして世界から批判を受ける理由となっているのであります。
そして、最後にいわゆるマニラ演説というものをやったわけでございますが、この考え方なんかも高く東南アジアの諸国から評価されているんです。東南アジアばかりでないんです。
○福田内閣総理大臣 私は、いわゆるマニラ演説でも、国と国との間、特に日本と東南アジアの国国との関係は、心と心の触れ合うそうした関係でなければならない、こういうふうに申し上げ、また東南アジアには社会主義体制の国もある、そういう国がありまするけれども、これは体制を超えてその置かれている立場で協力をしていくべきである、こういうこともまたつけ加えておるわけでありまして、この考え方は私は朝鮮半島につきましても