2019-11-20 第200回国会 参議院 本会議 第5号
しかし、豪州のマッケンジー農相はTPP11の見直しに否定的な見解を示しています。 TPP11の国会論議の際、当時の茂木経済再生担当大臣は、牛肉セーフガードの発動基準数量の見直しについて各国の理解を得ていると強調していましたが、それはうそだったのでしょうか。見直しの実現に向けた根拠と併せて、西村経済再生担当大臣の明確な説明を求めます。
しかし、豪州のマッケンジー農相はTPP11の見直しに否定的な見解を示しています。 TPP11の国会論議の際、当時の茂木経済再生担当大臣は、牛肉セーフガードの発動基準数量の見直しについて各国の理解を得ていると強調していましたが、それはうそだったのでしょうか。見直しの実現に向けた根拠と併せて、西村経済再生担当大臣の明確な説明を求めます。
マッケンジー農相は、「TPPに参加するカナダやニュージーランドが牛肉の対日輸出を増やし、米国は貿易協定がなくても輸出を伸ばしている」ということで、日米合意にある意味では危機感を示したと言われています。このことを見ても、TPP参加国が見直し協議に応じる保証がないのが私は実態だと思っています。
実際、八月二十七日付の日経新聞によれば、日本の輸入牛肉シェア一位のオーストラリア、マッケンジー農相は、取材に対し、「TPPの再交渉は考えていない」とおっしゃっています。 茂木大臣、先ほど、その後にはとありましたけれども、TPP参加国が見直し協議に応じる保証が一体どれほどあるとお考えですか。