1988-03-23 第112回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
最近でも、六十一年には漁獲割り当て量の大幅な削減、操業規則の強化などにより沖合底びき網漁業、サケ・マス漁業等を中心に五百隻にも及ぶ大幅な減船を余儀なくされたわけであります。減船離職者もこの年だけで六千人に達していると言われているわけでありますが、すさまじい情勢の変化だと思うわけであります。
最近でも、六十一年には漁獲割り当て量の大幅な削減、操業規則の強化などにより沖合底びき網漁業、サケ・マス漁業等を中心に五百隻にも及ぶ大幅な減船を余儀なくされたわけであります。減船離職者もこの年だけで六千人に達していると言われているわけでありますが、すさまじい情勢の変化だと思うわけであります。
その他母船式サケ・マス漁業等につきましても、これは第二陣と申しますか、減船の決定がさきの四業種に比べておくれておりましたために漁臨法適用のための手続が若干おくれておるわけでございますが、これらにつきましても両省に働きかけているというところでございます。これらの政策を通じて漁業離職者の雇用対策を推進してまいりたい、かように考えている次第でございます。
その他、母船式サケ・マス漁業等につきましても、これは後発組でございますので、減船の決定がおくれた関係で漁臨法の適用もおくれているわけでございますが、同法の適用を受けるため両省に働きかけているところでございまして、これらの施策を通じて、漁業離職者の再就職のあっせん等が円滑に行われるよう努めてまいりたいと考えておるわけでございます。
委員会におきましては、サケ・マス資源の回復と漁獲量の確保、操業水域の転換、漁業協力費の算定基準、今後の北洋サケ・マス漁業等の諸問題につき質疑が行われましたが、詳細は会議録によって御承知を願います。 昨八日、質疑を終え、別に討論もなく、採決の結果、本件は全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。 以上、御報告いたします。(拍手) —————————————
○政府委員(森整治君) まず、先生の御指摘の問題は、日ソ、ソ日、サケ・マス漁業等の交渉を有機的に関連づけてというお話でございますが、サケ・マスと日ソ、ソ日間の漁業の協定と若干性格は異なっているというふうに思います。 日ソ、ソ日の場合には、はっきりはしておりませんが、いわゆる等量主義というような話も出てまいりました。それぞれの関連においていろいろ話し合いが進められるということでございます。
引き続き日ソ漁業協定を締結する必要が生ずるわけでありますが、その見通しにつきまして、実はその際、特にサケ・マス漁業等の二百海里外操業については取り扱いが重要な問題になるとも思われますので、こういう点に対する政府の御見解をひとつ明瞭に承りたいと思います。
これは、北方のほうにおける底びきであるとか、あるいは北洋サケ・マス漁業等においてはずいぶんそういうものがあるわけであります。そういう心配は私は確かにあるのではないかと思うわけです。
その第二は、本道周辺海域がソ連と接している関係上、依然としてあとを断たないソ連による漁船の拿捕事件をかかえており、さらにまた、日ソ漁業条約に基づくサケ・マス漁業等の取り締まりの問題を持っているということであります。 したがって、当管区内において発生する海難は、その九〇%が漁船であり、全国漁船海難の約三割を占めている実情であります。
第三に、中小漁業につきましては、同じ期間に、サケ・マス漁業等を除き、各漁業種類とも生産量はかなり増加してきております。一部の多獲性魚を対象とする漁業において、魚価の変動はありましたが、中小漁業全般としては漁業収入も伸び、漁業支出の伸びがこれを下回りましたので、漁業所得は増加し、経営内容は改善されてまいりました。
第三に、中小漁業につきましては、同じ期間に、サケ・マス漁業等を除き、各漁業種類とも生産量はかなり増加してきております。一部の多獲性魚を対象とする漁業において魚価の変動はありましたが、中小漁業全般としましては漁業収入も伸び、漁業支出の伸びがこれを下回りましたので、漁業所得は増加し、経営内容は改善されてまいりました。
サケ・マス漁業等は五月から始まる。二カ月くらいこれはあすこらで訓練するにはもってこいの所なんです。波は荒いし、こういうことで緊急借り出し等をお考えにならないのか。順位ということと二つです。
資源が非常に限界がありますようなサケ・マス漁業等におきましては、経営費のかからない、そうして少い漁獲量でも十分漁業採算のとれる漁業、こういうような漁業方式によりまして、たくさんの漁船とたくさんの漁業者を稼働させていくことが当面わが国の沿岸漁業なり、日本の漁業事情からいきましてきわめて適当なる漁業であって、私どもは今後サケ・マス漁業に関する沿岸漁業として育成して参りたい、政府もそうあるべきである、こういう
なお、最も近いところでは、母船式のサケ、マス漁業等がふえておるわけであります。減少傾向のおもな漁業といたしまして、以西トロール、それからニシンの定置並びにさし網、それから各種の地びき網漁業、こういうものがいわゆる減少傾向をたどっておるわけであります。 次に、漁場と生産手段、第三章になります。