2016-10-06 第192回国会 参議院 予算委員会 第2号
○国務大臣(山本有二君) 御指摘のとおり、岩手県では、下安家サケ・マス人工ふ化場、県北サケ・マス人工ふ化場、小本川サケ・マス人工ふ化場、松山サケ人工ふ化場、この四つのふ化場が全壊いたしました。今シーズンは使用できない見通しでございまして、漁獲への影響が懸念をされております。
○国務大臣(山本有二君) 御指摘のとおり、岩手県では、下安家サケ・マス人工ふ化場、県北サケ・マス人工ふ化場、小本川サケ・マス人工ふ化場、松山サケ人工ふ化場、この四つのふ化場が全壊いたしました。今シーズンは使用できない見通しでございまして、漁獲への影響が懸念をされております。
我が国のサケ・マス資源の安定的増勢を図るため、計画的にサケ.マス人工ふ化放流事業を推進してきたところでございますが、このためにまず再生産用の親魚を確保する必要があるということで、海面におきましてはサケ・マスを漁獲している定置漁業等に対し法令により漁獲規制を実施しておりますし、河川におきましては水産資源保護法の規定によりましてサケの採捕を禁止している。これは今先生も御指摘のとおりでございます。
○政府委員(松浦昭君) 確かにわが国のサケ・マス人工ふ化放流事業というのは非常に進んでおりまして、一つは技術水準も世界最高の水準であると誇っておるわけでございますが、去年の回帰量が約十万トンという大変な量になりました。これはただいま申しましたような技術水準の向上と同時に、やはり河川をきれいにしてくださったという効果も非常に大きかったというふうに思うわけでございます。
次に、第二回の日ソ会談の折に出ました問題で、日本がソ連に対して行う漁業協力についての日本提案でございますが、すなわち、一つにはサケ・マス人工ふ化場を五年間に十二カ所つくる。二つにはサケ・マス再生産事業のための総合研究センターを五年間に四カ所つくる。この二つの問題については二者択一で日本は提案しておるわけです。
次いで藤谷公述人は、沿岸漁民の立場から、沿岸漁業振興の一環としてのサケ・マス増殖事業の重要性を指摘し、現行北海道におけるサケ・マス人工増殖事業における国、道並びに民間機関の二元的運営の実態を述べ、今後の対策として、親魚捕獲から採卵、ふ化、放流に至るまでの一貫的事業を民間機関に移す必要性を強調し、その事業費の分担についても、沿岸定置網漁業者はもちろんのこと、母船式、独航中型、小型漁船業者に負担せしめるとともに
○相沢武彦君 北海道のサケ・マス増殖事業協会がいろいろ事業をやっているわけですが、四十二年以来、国が本当は行わなけりゃならないサケ・マス人工ふ化放流事業のうちの親魚の捕獲事業というものを無償で受託して実施をしてきているわけですが、御承知のように最近では人件費も上がっているし、資材も高騰している。
近くソ連のイシコフ漁業相が来日する予定になっておりますが、この機会に、サケ・マス人工再生の共同研究施設を具体的に詰めるべきであると思いますが、農林大臣はいかがお考えでありますか。また、政府は、イシコフ漁業相と何を話し合うつもりであるか。漁業問題はもとより、北方領土やあるいは日ソ平和条約についても話し合う用意があるのか、漁民はもとより、国民は大きな関心を持っておると思います。
で、昨年、ことしの漁業交渉をいつものように長引いたり何かしちや困るので、水産庁長官も一緒にソ連に行きましたときに、共同で増殖しようじゃないかという話をしておきましたところ、ことしの漁業交渉に行きましたときに、向こうから人工増殖の実施をしようじゃないかと非常に積極的になってきまして、そして日ソ両国の専門家の間でサケ・マス人工増殖問題が話し合われたわけであります。
これは御承知のように北海道における国営のサケ・マス人工ふ化放流事業あるいは東北六県、茨城県、新潟県及び富山県における県営サケ・マス放流事業に対する助成とか、あるいは日本鮭鱒資源保護協会の種苗移植センター及び漁協等のサケ・マスふ化施設の整備に対する助成とか、いろいろな形でこういうサケ・マスの源資保護の立場からやっているわけですけれども、ことしの予算書を見ますと、さらに新しく政府として「北太平洋のさけ・ます
この漁業白書の年次報告の九八ページを見てみますと、サケ・マス人工ふ化放流なんですが、「一部河川において稚魚を給餌飼育後、放流し、」云々というのがあるのですね。これはすでにもう何年かやっていると思うわけです。
そこで、この資源と関連いたしますが、サケ・マス人工ふ化放流、これはかなり進められておるわけなんです。確かに、以前からいたしますと、これは大きくなっておる。ところが、ちょっとどうにもふに落ちないのは、自然に川に遡上するサケ、遡上する川が少なくなってきている。これは北海道はもちろんですが、内地をも含めて、これに対しては何か対策がありますか。
第三に、水産資源対策につきましては、右に述べました海洋漁場の調査の実施並びにサケ、マス人工孵化放流事業の拡充のほか、新たに栽培漁業センターを瀬戸内海に設置し、漁民の実践活動を通じて沿岸重要魚種についての稚魚の採取、保護、育成及び放流事業を行なうことといたしております。
第三に、水産資源対策につきましては、右に述べました海洋漁場の調査の実施並びにサケ、マス人工孵化放流事業の拡充のほか、新たに栽培漁業センターを瀬戸内海に設置し、漁民の実践活動を通じて沿岸重要魚種についての稚魚の採取、保護、育成及び放流事業を行なうことといたしております。
またソ連の公表の中に、ソ連のみがサケ、マス資源の保護維持に努力しているかのごとくに公表されておりまするけれども、日本におきましても、多額の巨費を投じて本州及び北海道に合せて約百三十数カ所のサケ、マス人工孵化場がございまして、昭和二十八年、二十九年、三十年の三カ年間の平均でも一カ年に平均約三億二千万尾のサケ、マスの稚魚を放流しているのであります。