1962-03-23 第40回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号
しかもサケ・マス・カンだけで十四億四千万の製造をいたしております。ですから、特に根室地域に与える影響というものは、政府の自主規制の案を貫くとすれば、非常に大きなものがあるということは、これは長官も理解できるのじゃないかと思うのです。しかも、根室に続く釧路の場合でも同様二十二億程度の水揚げがある。こういう点で非常に地域経済に与える影響が大きいわけです。
しかもサケ・マス・カンだけで十四億四千万の製造をいたしております。ですから、特に根室地域に与える影響というものは、政府の自主規制の案を貫くとすれば、非常に大きなものがあるということは、これは長官も理解できるのじゃないかと思うのです。しかも、根室に続く釧路の場合でも同様二十二億程度の水揚げがある。こういう点で非常に地域経済に与える影響が大きいわけです。
わが国は、スイスとの関税交渉において、スイスからサケ、マス・カン詰等、五税目の関税譲許を獲得するとともに、同国に対し、ほぼこれに見合う薬品等、五税目の譲許を許与することになりました。この譲許表は、両国間の交渉が宣言作成の日までに間に合わなかったため、調書の形で別に作成されておりますが、法律的には宣言の附属譲許表と一体をなすものであります。
第二点の牛場局長が御説明申し上げたのは、そういうサケ、マスカンとコールダーホール型の原子炉との関係は、全然ウェートの問題が違うから全然そういう事実はないと御返事申し上げたと私は記憶しております。
従いまして、西経百七十五度以西の漁獲は何ら条約上規制されてないのでありますが、米側はブリストル湾の北米系の紅ザケがこの海域にも多数回遊し、ことに昨年の日本側船団の集約的な漁獲により北米の紅ザケが多数漁獲され、ブリストル湾の紅ザケが壊滅に瀕していると主張し、わが国のサケ、マス、カン詰の輸入をも禁止せよとの趣旨のいわゆるぺリー法案等が米議会に提出された次第であります。
それで、ただ私どもが不思議に思いますのは、二十六日のアメリカ下院の商船漁業委員会の日本製サケマス・カン詰の輸入禁止を要求する公聴会の証人の証言の中で、日本側に有利な証言をした方は今のパッカースなど二人だけで、国務省その他政府筋でも日本側に不利な証言をしておられるはずです。
○千田正君 経済課長に伺いますがね、このうちサケ・マスカン詰製造設備並びにカニ工船のカン詰の製造設備というもののプラント輸出の問題がありますね。御承知の通り戦前までは、日本の北洋漁業のカン詰はソ連地区で相当生産されて、世界の市場を満たしておった。
ただサケ、マスということは、要するにサケ、マス・カン詰と関連をして、カン詰めになれば、これは輸出になる、そういうものについて、お前は一体金融はどう考えるのかというふうな形において御答弁申し上げようかと今思っておるわけでありますが、必ず輸出になるという見通しがありますれば、私は民間金融がつくようになるべく努力をいたしたい、かように存じております。
しかしながら今御指摘のように、サケ、マスカン詰との関係もございましたのですが、くだもの類のカン詰につきましても、ぜひ一つ割当をもらいたいという交渉をしておりました。ところがイギリス側といたしましては、南アあるいは豪州あたりとの競合もあるということで、だいぶ渋っておりましたが、結局向うと交渉の結果、ペアであるとか桃であるとかいう点につきましては、原則的には異存がないところまでこぎつけました。
そのうちサケ、マス・カン詰といたしまして四百七十二万ポンドというものが特掲されております。これを前回の協定による見積り金額と比較いたしますと、前回の協定におきましては、日本から英本国への輸出推定は千四百五十万ポンドということになっておりますので、ここでも英本国に対するわが国の輸出推定は非常に伸びた計算になっております。
ちょうど見返り品として日本からサケ、マスカン詰、陶磁器、生地綿布等国内産業の関係で非常にむずかしいものが向うとしてはやはり入っているわけでありまして、これは貿易の互譲の精神からやむを得ないものだと存じております。ことにただいま御指摘のありましたように、英本国はスターリング全体につきまして支配権を持っております。