2015-09-24 第189回国会 参議院 災害対策特別委員会 第8号
○政府参考人(西出則武君) 霧島連山の一つであります新燃岳は、平成二十三年一月二十六日にマグマ噴火が発生し、気象庁は同日、噴火警戒レベルを三に引き上げ、警戒が必要な範囲を火口から半径二キロの範囲といたしました。
○政府参考人(西出則武君) 霧島連山の一つであります新燃岳は、平成二十三年一月二十六日にマグマ噴火が発生し、気象庁は同日、噴火警戒レベルを三に引き上げ、警戒が必要な範囲を火口から半径二キロの範囲といたしました。
ただ、巨大噴火じゃなくてマグマ噴火、水蒸気の、マグマのものであったり、そういったものはある程度分かるようになってきているんじゃないかという話もありますが、そういった動きが出てきたとき、その動きが果たして、例えば二〇一一年に起こった新燃岳レベルの噴火になるのか、若しくは一九九一年の雲仙・普賢岳レベルになるのか、場合によっては本当に鬼界カルデラのレベルになるのかというのは分からないんです。
昨年の御嶽山の噴火は水蒸気爆発でしたけれども、火山灰など噴出物を分析してマグマ噴火ではないというふうに確定をしたのは東京大学や産総研の研究者でした。これ、どういう噴火なのかということを素早く把握するということは、その後の噴火予想にとっても大変重要なことだと思います。
阿蘇山では、昨年十一月二十五日にマグマ噴火が始まり、活発な火山活動が続いております。噴火警戒レベルは、昨年八月三十日に、レベル一からレベル二に引き上げられ、火口からおおむね一キロメートル以内の立入りが禁止されています。 また、噴煙が千メートル以上に達した際に発表される降灰予報は、昨年十一月以降二十四回発表されており、降灰の影響は熊本県にとどまらず、宮崎県などにも及んでおります。
十月十日の会議では、特に水蒸気噴火からマグマ噴火への移行過程の解明について早急に研究を促進する必要性と、山頂付近での地殻変動の観測強化等の必要性について指摘されております。
また、今回の御嶽山の噴火を踏まえ、十月十日に開催した専門家の検討会、科学技術・学術審議会測地学分科会地震火山部会という、何かよく分からない名前なんですが、ここで、今後の火山観測体制の強化や火山観測研究の在り方等について検討を行っていただいておりまして、特に、今御指摘がありました水蒸気噴火からマグマ噴火への移行過程の解明について早急に研究を促進する必要性と、山頂付近での地殻変動の観測強化等の必要性について
例えば、川内原発からもそう離れていない霧島火山帯の新燃岳、二〇一一年一月二十六日、五十二年ぶりに本格的マグマ噴火を起こしました。周辺の地域や農業に大きな被害与えたことはまだ記憶に新しいのですが、気象庁は、この爆発的噴火の時期をあらかじめ特定し、予知できていたのでしょうか。
その後、平成二十三年一月二十六日に本格的マグマ噴火が発生し、気象庁は同日、噴火警戒レベルを三に引き上げ、これに伴い、火口から半径二キロメートル以内への立入り規制が行われました。 地殻変動観測の結果からマグマ噴火の可能性はあると考えておりましたが、具体的な発生時期やその規模を事前に予測することはできませんでした。
新燃岳は、平成二十三年一月二十六日に約三百年ぶりに本格的なマグマ噴火を起こし、噴石、降灰等により甚大な被害をもたらしました。その後、噴火の頻度は低下しておりますが、火山噴火予知連絡会によれば、本格的噴火により収縮した新燃岳北西のマグマだまりにマグマの供給が続いており、火山活動は再び活発化するおそれがあるとされております。
その後、実際には一月の二十六、二十七日に激しいマグマ噴火、これはおよそ三百年ぶりでありましたけれども、こういう噴火をしまして、その後は、先ほど申し上げたように、揮発性成分が既になくなってしまったために、溶岩流として、直径七百メーターの火口の中を深さ百メーター以上にわたって溶岩が埋めるという事態が続いております。
新燃岳におきましては、本年一月二十六日に約三百年ぶりにマグマ噴火を起こして、これまでに十三回の爆発的噴火が確認されているところであります。 今回の一連の噴火による人的被害状況としては、降灰除去作業中の事故等により重傷十五名、軽傷二十一名となっております。
○西出政府参考人 新燃岳では、一月二十六日から本格的なマグマ噴火が始まり、多量の火山灰等の放出、火口内への溶岩の噴出、爆発的な噴火が発生しておりました。 新燃岳の噴火は、二月中旬以降、最盛期に比べれば規模や頻度は低下しておりますが、現在も継続しております。最近では八月六日にごく小規模な噴火が発生しました。 このように、新燃岳の噴火活動は低下してきております。
昨年末から今年にかけて、既に百人を超える方がお亡くなりになっている大雪の被害、約三百年ぶりとなる霧島山新燃岳の本格的なマグマ噴火を始め、最近では集中豪雨やゲリラ豪雨とも言われる局地的大雨による被害が各地で発生しております。 このように、我が国は自然災害に対して脆弱な国土条件にあるとともに、地球温暖化の影響も強く懸念されており、国民の命と暮らしを守ることの必要性の高まりを強く認識しております。
昨年末からことしにかけて既に百人を超える方がお亡くなりになっている大雪の被害、約三百年ぶりとなる霧島山新燃岳の本格的なマグマ噴火を初め、最近では、集中豪雨やゲリラ豪雨とも言われる局地的大雨による被害が各地で発生しております。
いずれにしても、今回の火山活動は約三百年ぶりの本格的なマグマ噴火であり、活動の推移というのを注意深く見守る必要がありますが、そのような状況を踏まえて、きょう行われます火山噴火予知連絡会の総合的な評価を受けて、私たちもさらに体制を強化していきたいと思っております。 以上です。