しかも、こちらの場合には瓦れきがあれだけある中で、汚染水の対策をやりながらそういったところまで行っているということは、実は、今年の四月でございますが、廃炉フォーラムというのをいわきで行ったときに、IAEAのレンティッホ事務局長、さらにはOECDの原子力委員会、NEAのマグウッド事務局長が、レンティッホは次長ですね、お二人が来られまして、この廃炉の進み方はまれに見る進捗状況であると、このような評価もいただいております
高木陽介
そして、この問題、私は、NRC、米国のマグウッド委員というのは、実はNRCの委員の中で人事、そして人材養成問題を担当しておられる方と、この間、直に二回話し合ってまいりました。そこから得た知見を申し上げて、何とかこの、本当に規制庁だけに任せるのではなくて、しっかりと国を挙げて、総理、人材の確保をやっていただきたい。
谷岡郁子
そして、マグウッドさんと話しておりまして、スリーマイルの事故以降、アメリカでも原子力は学生に人気がなくなってしまったと。そこで、やはり拠点校をしっかりつくって、学生自身に対する給付奨学金というものをしっかりとつくっていったんだと。そして、現場の作業員の人などをリクルートして、そしてキャリアアップしていただく、そのために奨学金を出すんだということをしっかりとやっていたと。
谷岡郁子
米国の原子力規制委員会のウィリアム・マグウッド委員は、フィルターつきベントの設備について、原子炉ごとに有効性が違い、同設備の義務化は精査が必要で、ルール策定には大変時間がかかるとも述べております。このフィルター設置には大規模工事が必要とも、完全にするためにはということですが、言われています。
中島克仁
○田中政府特別補佐人 先日、米国規制委員会の委員の一人でありますマグウッドさんが私の部屋にも来まして、意見を交わしました。
福島の事故を受けて、BWRのタイプについては、いわゆる米国原子力規制庁、NRCも、フィルターベントの設置を業者に求めたんだけれども、これまでの安全対策でも十分ではないかというような議論があって、今まだその結論は出ていないというふうに伺っています。
田中俊一
特に、NRCのマグウッド委員との会話というものは大変私は役に立ったというふうに思っております。そして、実は組織を整備、体制的にすること、法令的にすること以上に大事なのは文化であります。文化、体質というもの、これが原子力村と言われるものであり、また安全神話と言われるものをつくり出してきた。
谷岡郁子
○国務大臣(細野豪志君) 私もNRCのマグウッド委員とは話をいたしまして、非常に鮮明に記憶しておりますのは、まさにマグウッド氏はこの原子力の技術、規制の委員の中でも最も専門的な知識を持っておられる方でありますが、彼が一番強調していたのが、個別の技術というよりは、そういう透明性を高めて、徹底した、その異論という話はそのときはされませんでしたけれども、透明性を高めて、開かれているということが重要なんだということを
細野豪志