2010-10-28 第176回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
○国務大臣(自見庄三郎君) 中山議員の御指摘のとおりの数字でございまして、この金融機関の貸出しについては先生もお分かりのとおりでございますが、景気動向、金利水準などのマクロ経済状況やそれに基づく企業、家計部門の資金需要のほか、社債、直接金融でございますね、社債の直接金融市場の動向等により左右されるため、その増減要因としては一概には申し上げられませんけれども、しかし、今そういう状況にあるというのは事実
○国務大臣(自見庄三郎君) 中山議員の御指摘のとおりの数字でございまして、この金融機関の貸出しについては先生もお分かりのとおりでございますが、景気動向、金利水準などのマクロ経済状況やそれに基づく企業、家計部門の資金需要のほか、社債、直接金融でございますね、社債の直接金融市場の動向等により左右されるため、その増減要因としては一概には申し上げられませんけれども、しかし、今そういう状況にあるというのは事実
実は、私たち、基礎的財政収支、プライマリーバランスを回復するということを当面の目標にしておりますけれども、これはまさに、プライマリーバランスを回復すれば、安定的なマクロ経済状況のもとでは公債の残高のGDP比を一定以下にすることができる、そういういわゆるドーマーのルールというのがあるわけでございますけれども、それに基づいて、我々は、基礎的財政収支を何とか均衡させようというふうにしているわけです。
最も重要な点は、マクロ経済状況の改善を促進し、事態の悪化に歯どめをかける、株価下落、地価下落に歯どめをかける、これがまず最優先されるべき事項と。この優先順位の設定において、現在の施策は大きな誤りを犯しているというふうに私は判断しております。 それから二ページでありますけれども、財政構造改革について簡単に触れさせていただきたいと思います。 九〇年代の米国は見事に財政再建を実現しました。
日本の不良債権問題が非常に深刻化しているわけですが、先ほど申し上げた中で一番私なりに重要視しておりましたのは、マクロ経済状況の悪化、景気低迷の長期化、地価、株価の下落、これが日本の不良債権問題を時間の経過とともに深刻化させておりまして、特にここ三、四年の間は、いわゆるバブルと全く無縁の企業がこの問題に巻き込まれております。
最後に、円借款の返済の問題でございますけれども、これは円借款の供与に際して、政府部内の協議の過程で借入国のマクロ経済状況あるいは公共投資計画等を調査した上で、借入国にとって返済が過度な負担とならないように配慮しているつもりでございます。
○政府委員(大島賢三君) 円借款の供与に際しましては、四省庁で協議の過程におきまして借入国のいろいろな状況、すなわちマクロ経済状況あるいは公共投資計画等々さまざまな点を十分調査いたした上で、将来借入国にとって返済が過度な負担とならないように慎重な検討を経て個々の決定をいたしておるわけでございます。
ですから、大臣、そういうマイナス成長が何とかプラス成長にはなったが、〇・五から一%ぐらいの成長率という中でこの金融構造改革を推進していくというのは相当の逆風であって、やはり本来は、大蔵大臣は金融構造改革と並んで財政政策の担当者でいらっしゃるわけですから、こういうマクロ経済状況のもとで金融ビッグバンを進めるというのはかなり摩擦がある、うっかりしたら立ち往生じかねないから、もう少しマクロ経済の受け皿をよくしなければだめだという
かつての重債務国と言われておりますメキシコ等の国がインフレを鎮静化させまして実質経済成長を達成するというところまで来ておるわけでございまして、先生御指摘のメキシコについて申し上げれば、一九九〇年にブレディ・プランの新債務戦略を適用いたしまして、その後マクロ経済状況も好転をしてきており、かつてメキシコから逃避をしておりました資本も今還流してきておるというふうな状況でございます。