2002-04-25 第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
私があるとき、世銀のマクナマラ総裁、もう今お辞めになって大分なる方ですけれども、何で小規模支援というのは少ないんでしょうねと、あるいは小規模ローンですよね、そうしましたら、やっぱり人手が掛かるからだと。
私があるとき、世銀のマクナマラ総裁、もう今お辞めになって大分なる方ですけれども、何で小規模支援というのは少ないんでしょうねと、あるいは小規模ローンですよね、そうしましたら、やっぱり人手が掛かるからだと。
マクナマラ総裁もその発言の中で、シェアとボートの面では決まっているけれども、資金調達全体の貢献度は日本は非常に高いということを感謝を込めて発言をされているようであります。またODAの面でもGNP第二位の国としてふさわしいかどうかといえばまだ問題も多いわけでありますが、世界の先進国の落第生と言われた状態から何とか及第点を目指して努力をしていこうということになっているのだと思います。
それで、マクナマラ総裁が訪中したという報道がなされておりますが、私どもの理解しておる限りにおいては、世銀の活動状況や加盟国の義務等についての説明を行うものであるというふうに承知しておりまして、訪中の結果等その後の世銀の考え方については、ただいま申しましたようなことで現在のところ承知をいたしておりません。
それで、これも同じく、先般マクナマラ総裁が中国に行って、IMFの場合と同様、世銀に入るにはどういう義務があるかというような説明会をやったやに聞いておりますが、現段階におきましては、そういうような段階にございますので、大変恐縮でございますが、御質問に端的にお答えできない段階でございます。
いま申し上げましたように、それぞれの相手の国の中でそれでは民主的発展というものがあって、絶対的貧困層の解消を初め社会的矛盾の解決が進むのかと言えば、マクナマラ総裁も指摘をしているように、非常に深刻なままで残っているという問題もあります。 私はこういう中で、日本の国家としての政策としては、いろいろ内外の要望に対する当面の対応の政策というだけではやはり足りない立場に日本はあるのだと思うのです。
これは昨年の九月の末にワシントンで開かれた世銀総会でのマクナマラ総裁の演説をちょっと読んでみたのですが、その中の一つの柱に、途上国の中での絶対的貧困層の問題を取り上げております。言うならば、途上国自体の社会改革の問題についての視点を指摘いたしているわけであります。
それからもう一つは、いま御答弁いただけなかったのですが、マクナマラ総裁も指摘をしているような途上国における問題意識もある。そういうものに対して、これから先さまざまの国際会議で話題にもなるのだろうと思います。その辺をどうお考えになっているか、この二つを追加して……。
それから、こういう状況にこたえるために第二世銀がどういう融資方針をとるか、あるいはとることが好ましいかということでございますが、ごく最近マクナマラ総裁は、食糧増産を中心とした農業開発、途上国の外貨収入をふやすための輸出の拡大、人口政策、それから財政の健全化ということを重点項目として挙げておられます。
しかし、現実的にはこれらの国にはきわめて貧困な層がたくさんございまして、昨年十月のマクナマラ総裁の演説でも特にそれを重点事項として取り上げておるわけでございます。
昨年、世銀総会でマクナマラ総裁もこの点を指摘されまして、今後は世銀融資の一つの重点として、貧困層に対する融資を拡大したいということを言っておられたわけでございます。
と申しますのは、アジア開発銀行のニューズレターを読みますと、第六回年次総会、ここで当時の井上総裁が演説をされておりますけれども、今後インドシナ全域の復興開発に関してアジア開銀が主要な役割りを果たす、この問題については世銀のマクナマラ総裁とすでに協議をし、両機関が全面的に協力することで合意している。四十九年の七回年次総会では、御承知のようにサイゴンは戦火のさなかにありました。
というのは、局長も出席されたのだと思いますが、二十八回のIMF・世銀の総会でマクナマラ総裁が演説をしたわけです。その中で「この一〇年間の開発途上国のGNP伸び率が未曽有のものであったにもかかわらず、」「開発途上国全人口二〇億人の四〇%にあたる八億の人々は、USドルの購買力に換算して約三〇セントでその日の暮しをたてており、その生活は、栄養不良、文盲、不潔さの中で過ごされています。」
この勧告を受けましたマクナマラ総裁のほうは、この六十七ばかりの項目のうち、直接世銀グループの活動または政策に関連いたします三十三項目を選びまして、その分析をいたしますとともに、コメントをつけながら理事会にかけて、そのフォロースルーをやっておるわけでございます。
○大和田政府委員 世銀のマクナマラ総裁をはじめとしまして、関係の各国は非常に日本がいいことをやってくれたというふうに言っております。
ただ、これも時代とともにまた変わっていく可能性がございまして、昨年の十一月、実はワシントンで世銀のマクナマラ総裁に会いましていろいろ援助問題の話をしておりましたときに、マクナマラ総裁は、いまアメリカの援助問題の考え方は最低だけれども、この五年の間には相当積極的な方向に向かうだろうと自分としては考えておりますということを言っておりました。
それから昨年の十月、ピアソン報告と申しまして、世銀のマクナマラ総裁がカナダの前首相ピアソンに対しまして、開発戦略全般について諮問いたしまして、その結果としましてのピアソン報告が世銀の会議に報告されたわけでございますが、それでは、一九七五年までにできるだけ早い段階において先進諸国はGNPの一%目標を達成すべし、それに間に合わないまでも、おそくとも一九八〇年までにはそういう目標に到達すべきであるという勧告