2017-06-06 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
それは、九二年のマクシャリー改革まで、EUは、輸出補助金それから価格支持政策で相当な予算を使ってきました。その予算を直接支払いに置きかえたわけですね。新しく直接支払いの予算をとってきたわけではないわけです。
それは、九二年のマクシャリー改革まで、EUは、輸出補助金それから価格支持政策で相当な予算を使ってきました。その予算を直接支払いに置きかえたわけですね。新しく直接支払いの予算をとってきたわけではないわけです。
例えば、直接支払い制度というのがありますけれども、この間、佐々木委員がこの場で質問に立たれた資料にございましたけれども、EUはマクシャリーさんという人が出てきて改革をして、たしか直接支払いの割合が七十数%、日本は二三%である。そういったことも含めて、さまざまなことを考えていかなければならないんだろうというふうに考えています。
たしか、EUは九二年にマクシャリーさんという人が出てきて、まさに価格支持政策から直接支払の政策に変えたというふうに私自身は承知しておりますけれども、そういう意味で、一つの選択肢として勉強していく必要があるのではないかというふうに私自身は考えております。
マクシャリー改革の中でもう直接支払の手法を導入しているということでありまして、その後、例えば条件不利地域対策を統合して環境対策を追加したりとか、農村開発政策として農業農村の多様な価値を支援するとか、いろんなことをやってくる中で、またもう一つは、やはり恐らく、そういった政策を取るとともに、まあヨーロッパのいろんな休暇制度とかそういったものも相まって、やはり都市と農村が密接に関係して交流していたということ
ただ、そこに今度はウルグアイ・ラウンドの交渉が入ってきて、これではもたぬというので一九九二年にやったのがマクシャリー改革、あなたが一番御存じ。 そこで、そうやって改革をやって直接支払いにした。そのときやった直接支払いというのは、今まで価格支持で所得があった人たちをどこで切るかということで、まあ一応〇・三ヘクタール。〇・二も〇・一もあったんですよ。だけれども、一応〇・三で切った。
そして、今回の、おっしゃっているように、マクシャリー計画も零細の補償じゃないんですよ。まさに過剰生産をどうやめさせるか、そしてWTO交渉にどうEUとして臨むか、そのためのこれは改革だったわけですよ。これが一つ。
一九八五年に環境について直接支払いが始まり、マクシャリーの改革が一九九二年、大臣が触れられたとおりで、これは価格を下げたのに対して補償する、コンペンセーションですね。ですけれども、一番の理由の一つとして、でかい農家に行く。 では、日本の場合、それは何で全然考えられないかというと、百ヘクタール以上の農家なんかいないんです。
そして、一九九二年にマクシャリーの、価格を下げる、それに対して補償をしなければいけないというので始まった。 三種類あるんです。条件不利地域に対するものと、環境を守っているというのは、これは農林水産省、日本が国際交渉でずっと言ってきた多面的機能ですね、多面的機能に対する支払い、それと価格を下げたことに対する補償的な支払い、この三つあるわけです。
マクシャリーから始まって、それから二〇〇〇年のアジェンダもあり、そして二〇〇三年もやり、かなりな急激な改革をやってきていますよね。 先ほどおっしゃったように、価格を下げていった。ところが、やはり彼らがもとにしているのは、二〇〇〇年から二〇〇二年の所得実績なんですね。だから、それをもとにしてやっている。過去の所得実績をもとにしてやっておる。
EUでは、一九七五年に条件不利地域に対する直接支払いが始まり、一九八五年には環境に対する直接支払い、そして一九九二年、ウルグアイ・ラウンドの協議の最中におけるいわゆるマクシャリー改革で、価格支持にかわる施策として大々的に導入されました。これらの支払いは、WTOでも緑ないし青の政策、削減する必要のない補助金として位置づけられてまいりました。
平成四年の十一月ですが、ここの小平さんらも一緒に私たちはガットの本部に参って、その帰りにECのマクシャリー農業大臣に会って関税の論議をやったことがあります。
私も、例えばECのマクシャリーですか、あの人なんかと激論を闘わした中でそのことを痛切に今なお記憶しております。 次期交渉は、過剰時代じゃなくて不足時代を迎えてのルールづくりになるわけであります。ウルグアイ・ラウンドの場合と一変するような状況になってくるわけであります。したがいまして、この変化を踏まえて世界の食料問題解決に貢献し得るルールづくりに力を注ぐべきではないかと思います。
一つは、平成四年の暮れ、十二月であったと思うのですが、ガットへの訪欧団を編成して、ジュネーブを訪ねたその帰りに、ブラッセルのECの本部へマクシャリー農相を訪ねて、そして関税化論をかなり論議したことがあります。
というのは、去年の十二月に我々はジュネーブに参ってガット本部に行った後、EC本部に行って、ブラッセルでマクシャリーEC農業委員と会ったときに、十二月の十八月ですから、その午前中にECは外相理事会を開いてバナナの関税化を決めた。二、三〇〇%の高関税をかけるんだ、これで入らなくなる。その午後ですから、我々の会談は。
○国務大臣(田名部匡省君) 全く私も同感に思いまして、昨年からずっと数回となくヒルズ通商代表、マディガン農務長官、マクシャリーあるいはFAOのサウマ事務局長、いろんな方々に今委員お話のことを申し上げてきました。 一体全体、世界の食料というものをどうとらえていくか。人口はどんどんふえる。しかし、不足しているところはもう極端に食料が不足している状態。
○田名部国務大臣 私とマクシャリー担当と話し合いをいたした中にバナナの話がありました。これはもう受け入れる、しかし、いろいろ条件がありまして、これでそう大きな影響を受けるというほどではないということを言っておりました。
○辻(一)委員 それから、昨年の十二月十八日ですが、ブラッセルのEC本部にマクシャリー農業委員、農林大臣を訪ねて、かなりな時間懇談をしたのですが、ちょうどその十二月十八日の午前中に、ECは農相理事会を開いてバナナの関税化を受け入れるということを決めてきた、その直後の会談であったわけですね。
マクシャリーさんと会ったときも、どうもほかのものに隠れて、農業にみんな隠れちゃって表へ出ていないが、ほかが出てきたらこれは大騒ぎになりますよと、こう言っておりましたが、そのとおりになったというふうに私も受けております。ですから、ウルグアイ・ラウンドというのは何も米だけじゃないんです。乳製品から何から全部あるわけでして、そればかりではない。
されましたが、しかし、それは農産物で起きたわけではなくて、他の分野で起きている問題であって、ですから、マクシャリーとのテレビの対談で申し上げたときにも、やはり貿易というのは節度を持ってやる必要があるのではないでしょうか、相手の足腰が立たないほどやることによって農業分野に今度は切り込まれてくる、農家の人たちはそういう印象でとらえるわけですから、そういうことも申し上げてまいりました。
○国務大臣(田名部匡省君) ヒルズ、マクシャリーとの会談、全体は交渉相手がまだあるのかもしれませんが、主要閣僚との会談を予定しております。その目的はということではありますが、先ほど来お答え申し上げておりますように、従来は何か進むのかどうかというのが明確でない感じがあったんです。なかなか米・ECの交渉の内容も正確に出てこない。
○国務大臣(田名部匡省君) 当面ヒルズ通商代表とマクシャリー委員とはアポイントがとれております。そのほかもあると思いますが、今、現地の方でどういう人に会ってもらうかということをやっておると思いますが、基本的に大事なところはこの辺。マディガン農務長官は今ローマかどこかヨーロッパにおって、なかなか会える時間をとれません、この人とは。
問題は、ヒルズさん、またマクシャリーさんとの対談というふうにお伺いしましたが、そのほかに一体どなたと交渉していくのかもあわせてお伺いしたいというふうに思います。 そして、これまでの主張の繰り返しで、例外なき関税化修正に理解が得られると当然考えていらっしゃるんでしょうが、その辺の具体的な進めのところをお聞かせいただけましたらありがたいと思います。
ECとアメリカは何をどのくらいにするかということを一生懸命やってきたわけでして、しかし、フランスはこれは拒否権を発動するとかなんとか言っておりますが、私の方は、受け入れられませんよ、これ一本でずっときたわけですから、交渉するも何も、私の方が、私がヒルズ通商代表と三回会いましたし、あるいはカナダのウィルソンあるいはマディガン、マクナイト農業大臣ですね、カナダのウィルソンとマクナイト、それからマクシャリー
ヒルズ通商代表とは三回もお会いしましたし、マディガン、マクシャリー、アンドリーセン、そのほかニュージーランド、オーストラリア、オーストリア、随分会いましていろいろな話をするのですけれども、みんなやはり考え方が少しずつ違うのですね。これだけやはり農業というものは困難な問題を抱えているんだなということを感じます。
また、マディガン、マクシャリー、ヒルズ、カナダのマクナイト農業大臣と会談いたしまして、おっしゃるように食糧は工場でつくるように計画的に生産できるものでもないし、土地の条件、気象条件、違います、あるいはこれからの人口の増加、開発途上国が多いとこう言われておるのですが、そこは食糧難の国が非常に多いということも申し上げまして、それで食糧というものはどうあるべきなのか、日本のように飽食の時代、大変ぜいたくな
また、EC委員会のマクシャリー農業委員も近々いらっしゃるみたいなことも報じられておりますが、こっちの主張を言うというだけではなくて、やはりそれが向こうに説得力ある話で、その意見がやはりぺーパーなりなんなりに受け入れられるような方向性というものが出てこなければならない。日本の立場というのは孤立的なことで、そしてなかなか受け入れられない主張ばかつであるということでは相ならぬだろうと思います。
二十五日から東京で日本とEC、ヨーロッパ共同体の閣僚会議にECのマクシャリー、日本でいえば農水大臣ですが、農業担当委員が来て大臣とお会いになる予定になっておったわけですね。それが急遽取りやめになった。中身を聞いてみますと、やはりこれはガット・ウルグアイ・ラウンドに関連をしておる。
○田名部国務大臣 お答えをいたしますが、マクシャリー委員がなぜ取りやめになったか、こういうことにつきましては、EC内における共通農業政策及びウルグアイ・ラウンドに関する閣僚レベルの協議を継続しなければならなくなったということで来日が困難になったというふうに聞いております。
○石橋(大)委員 これは最初の交渉経過と少し関係しますが、少し時間があるようですからここでちょっとつけ加えますけれども、この間、新聞によりますと、農政ジャーナリストの代表の皆さんとマクシャリー・EC農業担当との会談の記事が新聞に載っておりましたが、そこでは、ミニマムアクセスの問題はやはり残る、米のミニマムアクセスというか、部分的な自由化は譲れない、こういうようなことを言明しているという新聞記事が出ておりました