2003-02-06 第156回国会 衆議院 予算委員会 第7号
どんな検査かといいますと、喀たん検査とか尿検査とか、あるいはマイコプラズマ検査などで、合計何と二千五百五件にわたりまして、培養検査等もやらずに、あたかも検査したかのように、うそ、虚偽の報告をしていることが明らかになっているんです。 さらに驚くことには、この中で、何と二百四十三名の方がもう亡くなっているんです。これは、その検査、手抜き検査との因果関係を今調査中であります。
どんな検査かといいますと、喀たん検査とか尿検査とか、あるいはマイコプラズマ検査などで、合計何と二千五百五件にわたりまして、培養検査等もやらずに、あたかも検査したかのように、うそ、虚偽の報告をしていることが明らかになっているんです。 さらに驚くことには、この中で、何と二百四十三名の方がもう亡くなっているんです。これは、その検査、手抜き検査との因果関係を今調査中であります。
○山名委員 要するに、新聞報道あるいは病院側等の釈明会見等があったわけでありますが、患者を診察した医師が治療のために当然必要と思われる喀たんあるいは尿、こういった細菌培養検査、マイコプラズマ検査を検査技師に指示するわけです。
○真野政府参考人 京都民医連中央病院の事件でございますが、同病院の検査課が、平成十年の一月から本年九月までの間、同病院の医師からの指示及び関連医療機関からの依頼を受けました喀たん検査、尿検査、マイコプラズマ検査の合計約二千五百件につきまして、検体の必要な培養を行わずに検査結果を報告し、診療報酬の請求を行っていたというものでございます。
また、尿検査は、糖尿病、腎疾患、肝炎などの感染症、がんなどを疑ったときに実施され、マイコプラズマ検査は、マイコプラズマ肺炎の診断のために実施されるものでございます。これらの病気の中には、重症化すると生命の危険を伴う病気もございます。また、検査結果次第では、抗生物質の投与など、治療方針の変更が伴う検査でもあります。 今回の虚偽報告にかかわった患者のうち、二百四十三名の患者さんが死亡されております。
喀たん検査、尿検査は感染症にかかっているのかどうかの検査でありますし、マイコプラズマ検査はマイコプラズマ肺炎が発症しているかどうかの検査であります。それを見落としていれば、これ自体、医療事故が存在していたことになると思います。 医療事故があったかどうかは極めて重要な問題でありますし、徹底的に調査すべきだと思っております。患者が特定できているわけですし、カルテも存在しているわけです。