1957-11-13 第27回国会 参議院 本会議 第6号
審議の過程におきまして、本協定に規定ざれた国内産業保護措置がオーストラリアにより発動される可能性の有無、対ポンド圏貿易全般の実情、日本人のオーストラリアへの移住関係などにつきまして質疑が行われましたが、詳細は会議録に譲ります。 質疑を終え、昨十二日の委員会において採決を行いましたところ、本件は、全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。 右も御報告いたします。(拍手)
審議の過程におきまして、本協定に規定ざれた国内産業保護措置がオーストラリアにより発動される可能性の有無、対ポンド圏貿易全般の実情、日本人のオーストラリアへの移住関係などにつきまして質疑が行われましたが、詳細は会議録に譲ります。 質疑を終え、昨十二日の委員会において採決を行いましたところ、本件は、全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。 右も御報告いたします。(拍手)
これを日本から英国、その自治領、植民地等に対する関係の輸出について見ますならば、二十七年の輸出実績は一億二千二百万ポンドでございましたから、これに比較いたしますと、実に六割の増加ということになるのでありまして、特に英本国及びその植民地におきまする従来の輸入制限措置を大幅に緩和せしめることについて英国側の確約を得ましたことをもあわせ考えますと、昨年におきまする輸出の伸び悩みのおもな原因でありましたポンド圏貿易
これらによりまして、昨年における輸出伸び悩みの主要原因でありましたポンド圏貿易の拡大が図れることと期待いたしておる次第でございます。 このイギリスのほかに、目下アルゼンチン、ブラジル、トルコ等と貿易協定の改訂乃至締結について話合いを進めておるのでございます。 その二は、海外市場の開拓と経済協力の推進でございます。
ポンド圏貿易の拡大がはかれるものと期待いたしておるのでございます。 そのほか目下アルゼンチン、ブラジル、トルコ等と貿易協定の改訂ないし締結について話合いを進めておる次第でございます。以上が対外的な要因によりまするところの輸出阻害の原因となつた事情を打開して行うということのうちのおもなる点でございます。 その二は、海外市場の開拓と経済協力の推進でございます。
更に、昭和二十八年の輸出が伸び悩みました主要な原因が、特にポンド圏貿易の不振にあつた事実に鑑みまして、日英間の新協定が締結せられました暁におきましては、その完全な実施を図るよう諸般の措置を講じたいと考えるのであります。
さらに、昭和二十八年の輸出が伸び悩みました主要な原因が特にポンド圏貿易の不振にあつた事実にかんがみまして、日英間の新協定が締結せられましたあかつきにおきましては、その完全な実施をはかるよう諸般の措置を講じたいと考えるのであります。
ポンド圏貿易については目下日英会談の最中であり、先に約束された程度の輸出が実現できるよう希望する。対中共貿易については、国連協力の枠はあるが、すでに六回に亘り輸出品目の緩和を図つている次第である」との答弁がありました。又「輸出と関連し、生糸の問題が新たなる角度から取上げられ、その価格方策、内需抑制、増産計画が再検討されるべきである」との注目すべき発言がありました。
輸出はポンド圏貿易が後半からややよくなる予定であること、輸出促進を勤労者の犠牲の上に行うつもりはない」という答弁がありました。更に、今回の暫定算総則に盛られている世界銀行よりの借款に関連して、「発電機械や土木機械のごとき、国内でも生産可能のものを強いて外債により購入するのは、経済自立を図るという政府の根本政策と矛盾しないか。
ポンド圏に対する外貨予算の問題で、通産省と大蔵省が意見が対立をしておるように承つておりますが、ポンド圏貿易については先般——先般といいますのは、池田大蔵大臣当時通産省の意向を踏みにじつて、あたかもポンド貨幣は紙くずであるがごとき態度で臨んで、今日貿易不振は大蔵省あるいは外為のああいう行動が今日日本貿易の不振の一つの大きな原因になつておると私は思う。