2021-06-03 第204回国会 参議院 環境委員会 第14号
○政府参考人(松澤裕君) 御指摘の高吸水性ポリマーは、大量の水を吸収して固形状にするプラスチックでございまして、紙おむつ、保冷剤のほか、芳香剤などにも用いられております。こうしたものについては、一般的に粒径の小さなプラスチックを使用されておりまして、海洋に流出した場合にはマイクロプラスチックとなる可能性がございます。
○政府参考人(松澤裕君) 御指摘の高吸水性ポリマーは、大量の水を吸収して固形状にするプラスチックでございまして、紙おむつ、保冷剤のほか、芳香剤などにも用いられております。こうしたものについては、一般的に粒径の小さなプラスチックを使用されておりまして、海洋に流出した場合にはマイクロプラスチックとなる可能性がございます。
次に、高吸水性ポリマーの処理について伺いたいと思います。 高吸水性ポリマーというのが、水を吸うという機能を利用して様々な商品があると思っております。これ、紙おむつとか生理用ナプキンとかにも含まれていて、我々公明党として、紙をしっかりリサイクルする、ごみを削減するという観点から、紙おむつ分別リサイクルの推進を環境省に求めて、様々、ガイドラインの作成などにも取り組んでいただいております。
大臣御答弁あられましたとおり、特に高分子ポリマーは重量のほとんどが水分になってしまう、これを焼却するために多くの助燃剤を使用することになるので焼却炉も傷むということが懸念されておりまして、しかも、最終処分場は非常に容量も限定をされておりますので、近い将来いっぱいになるのではないかという指摘もかねてよりあるところでございます。
これは、株式会社カネカという企業が作っているポリマー製品になります。先日、我が党の横山信一、竹谷とし子参議院議員がこの会社に視察に行かせていただきまして実際に現場で説明を受けてまいりましたが、一〇〇%植物由来でできておりまして、一〇〇%分解することができるものでございます。これの特徴としましては、海の中で分解することができるバイオプラスチックというものでございます。
幾つか例を申し上げますと、東京大学の伊藤耕三プログラムマネジャーは、プラスチック等の高分子化合物の構造をナノレベルで精密に制御する技術を開発することによって、これまでにない軽量かつ強靱なポリマー素材を開発をいたしておりまして、本年秋には自動車の構造部品等を鉄からポリマー由来のものに置き換えた試作車を公開する予定でございます。
例えばということで幾つか例を申し上げたいと思いますが、東京大学の伊藤プログラムマネジャーは、プラスチック等の高分子化合物の構造をナノレベルで精密に制御する技術を開発することによって、これまでにない軽量かつ強靱なポリマー素材を開発して、自動車の構造部品等を鉄からポリマー由来のものに置きかえ、自動車産業の省エネ化等を劇的に進めることを目標に研究開発を進めているところでございます。
それともう一点、高分子化合物、俗に言うポリマーです。日本は、これは原則届け出対象になっています。欧州は、ポリマーそのものが登録対象になっておらず、米国ではポリマーを登録対象にしているんですけれども、既存化学物質として収載されていないモノマーのウエートパーセントが二%以下など、一定基準を満たすことで、国に報告することをもって届け出を免除している。対応がばらばらなんです。
また、ポリマーについてでありますが、化審法では、原則、その単量体、すなわちモノマーとは別の物質として届け出なければならないことになっています。 ただし、高分子化合物は、一般的に人体を含む生体に吸収されにくいものが多いため、化審法では、物理化学的な安定性等を確認するための、より簡易な試験のみとすることができる制度としています。
○政府特別補佐人(田中俊一君) シルトフェンスは有機性のポリマーのようなもので、水の流れをある程度抑える役目があります。放射性物質が水に溶けていないような状態であれば、そこで止まって沈降するということでフェンスの役割を果たすということで、シルトフェンス自体が放射性物質を吸着するという機能を持たせるものではありません。
ただ、汚染水を貯蔵するタンクというのは、鋼鉄製という大変大きい、重い、そういうものであって、非常に扱いにくいんじゃないかなというのが正直な感想でして、この汚染水を漏らすことなく、かつ、もう少し保管しやすい形態というのはないのかなというふうに考えていったときに、たまたま思い浮かんだのが、高分子ポリマーという素材がございますね。いわゆる紙おむつなんかに使われているあれでございます。
今御指摘いただきました吸水性ポリマーの活用ということにつきましては、汚染水を完全に吸収できるのかということ、それから、今お話がありましたように、吸収した後の廃棄物の処理をどう考えるのかということ、それから、最後、濃度が低減した場合、再度水に戻していきたいというときに、本当に容易に水に戻せるかとか、さまざまな検討課題があるというふうに思ってございまして、現段階では、高分子ポリマーの活用というのは検討の
その次は高分子ポリマー。ここまではよかったんですけれども、おがくず、新聞紙ときたときには、この国は大丈夫だろうかと私は心配しました。専門家が集まっているはずなのにどうしたんだろうと思っておりましたら、水ガラスというものが出てきて、これで止まってやれやれと思いましたけれども、その後、フランスがやってきて、そして汚染水の浄化処理システムを設置するということが決まりました。
○中山大臣政務官 先生、多分、ポリマーとかそういうものに対しては科学的根拠があると。おがくずとか新聞紙と聞いたときは、私たちも、本当に効果があるんだろうかという感覚は持ちました。
この平成十四年度の地域関連の技術開発を見ますと、例えば、環境浄化用光触媒透明コートでありますとか、電池用複合ポリマー系電解質などの新規材料、これら化学の新規材料の開発案件が多く含まれているところでございます。 また、税制面について若干申し上げますと、中小企業の試験研究費の一五%相当額を税額控除する中小企業技術基盤強化税制などの措置も講じているところでございます。
固形残渣はビフェニルの重合物、ポリマーや石油類、塩、苛性ソーダ、水が混ざったもので、処理したPCBの五倍になる。油は再利用するとしても、残渣はPCBを処理したものの五倍出るんですね。これはびっくりしましたね。 処理済み、この固形残渣はどうするんでしょうか。
これを受けまして、本年三月二十五日に開催されました生活環境審議会化学物質専門委員会におきまして、TBTポリマー、このTBTの重合体が一番よく使われておるんですが、TBTポリマー等の八種類のTBT化合物につきましては、厚生省が実施いたしましたスクリーニング毒性試験データを中心とした毒性の評価をお願いいたしましたところ、指定化学物質に指定するのが適当であるとの判断をいただきまして、本年四月十五日付で指定化学物質
皆さんは、石油製品でいろいろなポリプロピレンであるとかポリエチレンであるとかいうような合成樹脂、あるいはポリマーと申しますか、そういうものの恩恵に我々が非常にあずかっておるということは御存じと思います。これをつくりますのには、それの要素物質でありますモノマー——ポリに対しましてモノでございますから単体と訳したらいいのかもしれませんが、モノマーを重合させてポリマーをつくるわけでございます。
年間の設備能力は、ポリマーにつきましては二百十七万トン、モノマーにつきましては二百四十三万トンございまして、世界第二位の規模を持っております。全プラスチックの中でも不動の地位を占めておるわけでございます。 塩化ビニール樹脂は、御案内と思いますが、ナフサを熱分解して得られますエチレンと、塩水の電気分解によって得られます塩素とを反応させまして製造される塩化ビニールモノマーを重合してつくられます。
これに対して、どうやってわれわれが改善するかということでございますが、現在、構造改善委員会という組織を業界内に設けまして、一つは販売面で、やはりいま十七社のポリマーの販売会社がございます。これが結局需要家のところへ行きまして過当競争をやっておりますので、できればこの窓口を四社ないし五社くらいに一応しぼりまして、そこで共販的な形でひとつ販売していきたい。
○水田委員 最後ですが、実は先ほども申し上げましたように、この塩ビ業界の不況の中で、チッソの水俣がポリマー現有能力五万トン・パー・マンス、これは小さい十一基でやっておるのですが、これを三万五千トンにして二基にする、大型にして量を減す。それから、モノマーは七万トンですか、これはゼロにするというのですね。
いずれにいたしましても、このカーバイドの問題は、幸いにして、たとえば塩ビであるとかあるいはエチレン等は、いま発展途上国からの輸入がポリマーで入ってきていますからまだいいですけれども、モノマー等で入ってくるようになると、大変な状況を起こすと思うのです。容器あるいは海上輸送等における爆発事故等が未然に防がれるためにも、やはりIMCOコードを完全に実施をすることです。
塩ビのポリマーを一トンつくると大体二、三%モノマーが消えてしまう。どういうプロセスかで、どういう影響かでどこかへ飛んでしまっていると、こういうのがわからないんですけれども、年間に百五十万トンポリマーがつくられておってその二、三%だと三万トン以上のモノマーがどこかへ飛散しちゃっているということになるんじゃないかと思うんです。
それから、残った重合がまのもので未反応の塩化ビニールモノマーが当然どうしても出てまいりますので、それを十分回収して、いわゆる作業環境に漏洩しないように、それから、ポリマー中に吸着しております残留モノマーをバキューム等にもう一度かけましてそれを集中的に回収する。
○説明員(太田耕二君) 今回問題になりましたのは、塩化ビニールをモノマーからポリマーにする工場の従業員でございます。で、その対象となる会社は現在十八社、二十七工場、これはポリマーの工場がございます。
それ以下の熱であるならば、ポリマーがモノマーに変わる可能性があるというのじゃなかったかと思いますが、そうじやなかったですか。ちょっとその辺、もし、だれか知っておられたらお答えください。知っておられなければいいですが。
○林(義)委員 ちょっと伺いますけれども、そのポリマーがモノマーになるという熱の程度と、さらにそれが分解されて塩素その他に分かれる、こういうところは、化学的にはどういうふうな基準になるのでしょうか。
○林(義)委員 そうしますと、食品容器などというのは、これはポリマーになっておるわけですね、モノマーで食器はないわけですから。そうすると、その食器が、五十度の熱をかけたところでモノマーになる可能性というのはないということでしょう。ただ製造したときの過程におきまして、不良な形であるということになれば、場合によってポリマーがモノマーに変わるということはまあ考えられる、そういうふうに考えていいんですか。
それから塩ビの樹脂、ポリマーにつきましては百四十六万七千トン、ほぼ百四十七万トンという数字でございます。 これの用途でございますが、塩ビモノマーの九二%はポリマーの方に向けられておりまして、残り八%ございますが、ほぼ三%が輸出、その他接着剤とか溶剤といった向きに五%向いております。
○岡本委員 そこで、全国で塩ビモノマーあるいはポリマーをつくっている会社あるいは工場は何社あるのか、その全部に立入検査をちゃんとしておるのかどうか、この点を解明しておきたいと思うのです。
(島本委員「下請、臨時工」と呼ぶ)この工場の千百人あるいは二千二百人の中に、下請はモノマーで百人、それからいわば樹脂ポリマーの方で七百人というのが入っているわけでございます。