1952-07-05 第13回国会 参議院 本会議 第63号
カイロ協定及びポツダム宣言発表当時の国民政府は、確かに中国を代表した政権であることは疑いありませんが、中共に敗れて台湾に落ち延びた現在の亡命政権が、中国を代表するものか否かについては、さまざまの疑点があるのであります。
カイロ協定及びポツダム宣言発表当時の国民政府は、確かに中国を代表した政権であることは疑いありませんが、中共に敗れて台湾に落ち延びた現在の亡命政権が、中国を代表するものか否かについては、さまざまの疑点があるのであります。
○金子洋文君 それでは二、三の点について岡崎外務大臣にお答え願いたいと思いますが、カイロ宣言及びポツダム宣言発表当時の中国は、現在台湾に亡命しておる国民政府が代表しておつたと思うのでありますが、中国を落ちのびて台湾に亡命しておる現在の国民政府は果してその中国を代表するものかどうかということがさまざまの点で疑問があるわけなんです。