1974-05-15 第72回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第14号
星については、できるだけ日本で知識を吸収しながらいこうという線で、いま進めておるわけでございますが、これにつきましては、今後のポストNにつきまして、実は今年度二億円の予算で、N計画のあとについて一体どういった宇宙開発の路線を打ち出すか、これを宇宙開発委員会でいま検討いたしております。その結果が出次第、早急に御報告できるかと思います。
星については、できるだけ日本で知識を吸収しながらいこうという線で、いま進めておるわけでございますが、これにつきましては、今後のポストNにつきまして、実は今年度二億円の予算で、N計画のあとについて一体どういった宇宙開発の路線を打ち出すか、これを宇宙開発委員会でいま検討いたしております。その結果が出次第、早急に御報告できるかと思います。
それ以降の問題につきましては、これはまあ毎年毎年の見直しでやるわけでございますが、特に五十二年以降の問題につきましては、実はもう現在これの検討を開始いたしておりまして、できるだけ早い機会に、五十二年以降、それからあと四、五年の間、五年程度を見まして、それでこの日本の宇宙開発をどう持っていくか、特にポストNといたしましてそのポストNをいかにすべきかという点を、いま正面から取り組んで進めておりまして、それで
したがいまして、この百三十キログラム程度の打ち上げ能力ではとてももう足らぬということで、いわゆるポストNロケットといたしまして、どういったロケットを開発したらいいかという点を研究しようと、こういう点が大きな点でございます。そのほかもう一点小さな点はN計画の中の実験用の衛星の一部分の内容を変えようという点がつけ加えられておるわけでございます。
○永末委員 いま郵政省の見解を聞きましたが、宇宙開発委員会は四十八年三月一日に決定された宇宙開発計画の中で、昭和五十一年を目途に実験用の通信衛星並びに放送衛星を開発して打ち上げることが要請されているのでやるんだ、こういうことでございますが、そうして今回の発表では、これはNロケットであるけれども、山県というあなたの委員会の委員長代理の方の発表が報道に載っておりますが、その報道によりますと、「ポストNロケット
このNのあとのいわゆるポストNのロケットも、今後、今度の計画の見直しでいろいろ考えられます。と申しますのは、Nのロケットを改良すれば二百ないし二百五十キロ程度のものは打ち上げられるようなロケットになるというような技術的な点がございますので、そういったものも含めまして、さらに米国に頼んで打ち上げるということも含めて、見直しまでに検討される、そういうように考えておるわけでございます。
○辻一彦君 五十一年度にポストN——まあ二百か二百五十キロを打ち上げられるロケットが開発される見通しであり、やられると思うけれども、これがうまく進まないという場合に、片方では五十一年に打ち上げたいと言っているが、ロケットの推力がなかなかそこまでいかないということがあれば、どうする考えなんですか。
しかも宇宙開発計画のたびたびの変更について、そういう批判を避けるために追加という形でポストNの計画を上乗せていくのじゃないかというような姿勢が見られるわけです。この宇宙開発というものは一体国民にとって何であるのかという、その辺のチェックというか検討というものがなされてないのじゃないか、このように思うわけです。この辺についてはどのようにお考えですか。
いろいろお話を伺ったのでありまするが、ただいまお話がございましたように、ポストNロケットの開発の検討をされておるやに若干耳に入るのでありますが、その点についてお尋ねを申し上げたい。
ただ、ただいまのNロケットの問題は、打ち上げが百キロということは明確にお示しをいただきまして、また、そういう科学者が理解をいたしておるようなことでございますので、そこにポストNロケット、こういう問題に発展する問題に立ち至ったのでないか、こういうふうに考えるのでありますが、願わくは、ひとつ各方面の要望にそれがこたえられるような開発の方向に積極的にお運びをいただく、こういうお運びをいただければ非常にけっこうだ
そういった点も、当然、来年度の予算――来年度中にこの委員会がいろいろポストNの計画をいたしますときに、先生のおっしゃるような点も、つまり、システムをどう改善していって、どうやったら一番安上がりで、それで効率のいい能力の大きなロケットへ改造していかれるかは、検討されるかというように思います。
したがって、われわれといたしましては、ポストNというものはやはりブースター——下の部分です、こうぐっと上げる下の部分、あれはもう液体であるべきと考えております。ただ、技術的に申し上げますというと、固体燃料はちょうど花火みたいなものでございまして、火薬がこう詰まっていてそれに火をつける、非常に構造的にも簡単でございます。
したがいまして、将来のこと、ですからポストNと申しますか、Nの次のことをすぐ考えざるを得ない。そうなりますというと、これはまあ私自身も非常に大きな勇気を出したわけですが、従来の計画をこの際思い切って変えてしまって燃料を固体から液体にいたしませんと次の、ポストNにつながらないということでございます。
ところがおたくのほうは、宇宙開発委員会のほうは目的を別のところから持ってきて、この目的に沿うように研究開発をしてくれと、こういうふうに言われておるような気がするのですが、そういうことを考えますと、固体燃料からはポストNが考えられない。したがって、液体燃料からならば、ポストNが考えられる。
これは従来の計画は先生ももうすでに御承知だと思いますが、QロケットからNロケットへ移り、さらにその後衛星が大型になりますと、ポストNロケットというものも考えなければいけないということでございますが、それに使用いたします燃料といたしましては、固体燃料を主体としたロケットでございます。