1954-09-02 第19回国会 衆議院 法務委員会外国人の出入国に関する小委員会 第4号
ここにあげられておりますことは、われわれとしては先ほどちよつと申しましたように一つのポジテイヴな、在留を許可してもよいじのやないかという理由にわれわれはすでに考慮しておると信じておりますが、またそのほかにそれを打消すような要素があつた場合に、それであつても不許可になつておるというような場合が確かにあると思いますし、現在のところはそれもやむを得ないではなかろうか、こう考えておるわけであります。
ここにあげられておりますことは、われわれとしては先ほどちよつと申しましたように一つのポジテイヴな、在留を許可してもよいじのやないかという理由にわれわれはすでに考慮しておると信じておりますが、またそのほかにそれを打消すような要素があつた場合に、それであつても不許可になつておるというような場合が確かにあると思いますし、現在のところはそれもやむを得ないではなかろうか、こう考えておるわけであります。
そこでなるべく具体的に御説明申し上げたいのでございますが、まず返さなければいけないけれどもというネガテイヴな要素から始まつて、こういうポジテイヴな要素があるから残してやつてもいいのじやないか。ところがまた先に行つてどうかというとネガテイヴとポジテイヴ両方が現われる。
さればこそ、パリ・リストがあり、ポジテイヴ・リストがあり、やきもちやきのアメリカ軍人が充満して、妨害の限りを盡している。日本よりの物資が、香港に、昭和二十六年二百二十一億五千八百万円輸出され、二十億九千五百二十万円が輸入されている。そのうちの九十八億一千万円の繊維品、三十四億六千六百八十万円の金属製品が中共地区に再輸出されているであろうといわれている。
消費物資、コンシユマー・タイプ・グツドとなつているのでありますが、まあ消費物資で考えますと、その消費物資は、それの生産に必要な原材料の供給が非常にシヨートであるために、いわゆる供給不足のために、アメリカのいわゆるポジテイヴ・リストと申しますいわゆる戰略物資品目表でありますが、それに掲げられているのだということでありまして、要するに若干の例外はあるが、おおむねソ連地域に対しては戰略物資は輸出していなかつた