1980-04-15 第91回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
もちろんボーナストン数といいますか、これは俗称でございますが、船員設備改善のための大型化のトン数でございますが、これはすでに制度として定着いたしておりますので、これをいまさら取り去るというようなことはちょっと考えられないことではないかと思っております。
もちろんボーナストン数といいますか、これは俗称でございますが、船員設備改善のための大型化のトン数でございますが、これはすでに制度として定着いたしておりますので、これをいまさら取り去るというようなことはちょっと考えられないことではないかと思っております。
いわゆるボーナストン数ですね。このボーナストン数の処理はどうなされますか。私は原則的に、ボーナストン数は含めて許可するということが趣旨になりはしないかと思うのですね。
したがいまして、私の分野ではありませんで、水産庁の担当でございますが、多少知識がありますからお答え申し上げたいと思いますが、水産庁では漁船についてはいわゆるボーナストン数、つまり船員の福利といいますか、船内居住に対する面積のベースの確保、これはいろいろな業種にわたって最近逐次改善されている傾向にあろうかと思います。
また、漁船の大型化といったようなことも安全対策の重要な一環であろうと考えまして、先般指定漁業の一斉更新の際にも、一定の基準に見合ったような漁船の大型化に対しては、ボーナストン数について配慮するというふうなこと等、できるだけ努力をしているつもりでございますが、何ぶんにもかようなきわめてシビアーな問題でありますから、今後ともそういった観点からの努力を続けてまいりたいというふうに考えます。
しかしながら、乗り組み員の設備改善をするために、以前たしかボーナス・トン数を出したはずですね。そのボーナス・トン数を出したものが、ほんとうに設備改善に使われておるかということですね。それすらも私は水産庁は十分調査できていないと思う。できておれば数字を見せていただきたい。それはできていないはずなんです。
これにつきましては、特に漁船は大きさを、船を大きくするということに非常にきびしい制限がございますが、そういった船内居住施設を改善するというような点につきましては、ボーナストン数等を与えるというような点につきましては、この措置要綱につきまして従前努力してまいっております。また現在もそれを行なっている次第でございます。
ただ特に漁船船員の生活環境を改善いたしますために、ボーナス・トン数その他の配慮をいたしておりますので、これについては私どもは相当な効果があがっておるものというふうに考えておる次第でございます。
したがいまして、船内居住施設の改善のために、水産庁とも御相談を申し上げまして、数年前に普通ボーナス・トン数といっておりますが、居住施設改善のためのトン数を認める等の措置をしてまいったわけでございますが、今後さらにこのような問題を防止いたすために、医療施設の完備、あるいは船内生活要件の改善、そういった問題を推進してまいりたい、こう考えております。
また、先ほど申し上げました労働環境改善指導要綱というものも水産庁と相談してつくりまして、ボーナス・トン数を認めるとか、その他の措置をやっております。
○玉置委員 百五十トンから百八十トン、まあ一般的に言って、大型化ということは、経営の安定並びに近代化にとって好ましいことでありますが、そこで、現在の九十五トンに居住区のボーナス・トン数を加えまして、載荷基準を加えてみましても、御承知のとおり百二十トンということになります。
いわゆるボーナス・トン数というのを出しまして、それによりまして、ある種の設備基準に達するような努力をいたした経過がございます。それから今回の大臣許可漁業の一斉更新にあたりましては、いまの船員設備基準を法令上の措置に格上げいたしまして、これから許可を受けますものにつきましては強制適用するという措置を実はとっておるわけでございます。
ボーナス・トン数というのが、ボーナス・トン数じゃなくて、現実には魚を入れる倉になった、船倉になった。ほんとうは人間のためにスペースをよけいとる、そのために増トンを許可したのだが、実際はそれは守られないで、人間を入れるのじゃなくて、魚を入れるほうをふくらましてきたということが現実にあるわけですね。
ボーナストン数、これはあなたのほうから資料をもらいました、三十九年十二月末、カツオ・マグロ・ボーナストン数を与えて増トンしたものが五百四十、沖合い底びきで二百十九、以西底びきで百八十二、まき網が百四、サケ・マス流し網で三百三十四、はえなわ十一、合計して千三百九十隻、これだけ三十九年十二月末でマル十、ボーナストン数をもらっておるわけです。全部増トンしておるのでしょう。
ボーナス・トン数というものは一体どういうことか、こういう話までずいぶんこの当委員会でやったわけです。したがって、この造船法の場合に、単なる水槽試験の手数料の値上げというだけでなく、私はこの機会にそういうこともひとつ政府には前向きの姿勢をとってもらいたい、こう思う。そういう意味で、ひとつこれはやはり運輸大臣にお答えを願ったほうがいいと思うので、そういう要請はもう行っているのですからね、運輸省に。
これは漁船の場合は四十九トン型とか九十九トン型というのがあって、それで私も実は当決算委員会なり運輸委員会でよく言うのですが、船の構造によってはボーナストン数というのがある。
そういうことで、やはりそういう面の改善は、先ほど大臣お答えになりましたように、生活環境の改善と申しますか、漁船の大型化の場合には、無補充のトン数いわゆるボーナストン数を与えて居住区の改良をやらせる、そういう点を指導しておるわけでございますが、相当効果はあがっておりますが、なお一面、その陸上基地におきまする慰安施設といいますか、娯楽施設等についても、トロール系統あたりは船主が大資本系統が多いということで
それから、この前私は漁船の問題でボーナス・トン数ということを話をしたわけですが、何といっても、荷物をたくさん小さい船に積む、荷物を積み過ぎるというと、結局、安全性を考えておかないというと、やはり遭難をする率が非常に多いわけです。
しかし、これが私はやはり、漁労の、いわゆる収獲を、水揚げを多くするために無理な作業をする、いわゆるこの前私が決算委員会なり運輸委員会で申し上げましたボーナストン数という問題がそこにある。ですから、そこで、この漁労に従事する人たちの生活をよくすることや労働条件をよくすることも私はきわめて大事なことだと思います。
○久保委員 大体いままでの漁船は、たとえば三十九トンにしても、九十九トンにしても、いまのようなボーナストン数の問題もありますが、そういう改造した場合、お宅の検査官が行って、安全だということが証明されるわけですね。安全だという証明が出たあとで、ポカリ、ポカリ沈むわけですが、こういうことについてあまりふしぎに思っておりませんか。いかがですか。
そこで水産庁長官にお尋ねするのですが、いわゆる丸十のしるしをつけたボーナストン数による改造がありますね。趣旨としては、いわゆる指導要綱に従って居住区改善のためにボーナストン数は出るんですね。この場合はたしてボーナストン数が所期の目的どおりやられておりますか。こういう検査はおたくのほうでやっていますか。ボーナストン数は確実に居住区の設備を改善しておりますか。
これは当委員会で私が運輸大臣に、「ボーナストン数というものを知っておるか」、こういうことを言ったことがある。これはもうそういう答弁をされると、ぼくは黙っていられない。これはもうあらゆる規則から、あるいは建造についての問題から出さなければいかぬ。
大体底びき船だと八十五トンが限度で、それにボーナストン数があるという点からいくと、九十五、六トンになる。カツオ・マグロの九十九トン型というのは、もう六、七年もたつと新しい船にかえようとする。そういう場合において、戦後、三十年以降になると、ビニール塗料があるために、鉄そのものに腐敗がない。また検査を完全にすることによって、その船を活用することができるようになる。
また、あなた方も実態をつかむのに、何もボーナストン数なんて言われるようなことがなくて、私は済むと思う。事実政府の言うようなことなんですよ。そうじゃないから結局いわゆる漁業に従事する多くの人たちか——三十九トン問題というものは実に全国的な問題になっているわけです。特に災害補償については非常に意見が出ているわけです。
ですから、いま、五十トン以下は近海、五十トン以上は遠洋に適するということで説明をされましたけれども、一般の漁民の人たちはどういうことを言っておるか、こういうと、今回のこの政令を改正するにあたっての政府のこういうところとすることに対しては、これを称して、ボーナストン数と言っているのです。わかるかね。
○政府委員(庄野五一郎君) ただいまボーナストン数という御指摘がございました。これはそういうふうに世間で呼ばれておるのは聞いております。実は昨年から、漁船の生活環境が非常に劣悪だ、これは特は小型漁船についてそういう点が指摘されております。私もそう思っております。航海日数が比較的延びて、そして居住区あるいは体養をとる容積が少ない、あるいはほとんどないような場合もある。