2007-04-17 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
航空局といたしましては、今回の事故の直接の原因が前脚が下りなかったというところは明らかでございますので、事故当日に同系列のボンバルディア社製の航空機全機の運航者に対しまして前脚の手動操作に関する緊急の外観点検及び作動点検を指示したところでございます。 これを受けまして、同系列型機の運航会社によっては、事故翌日の運航開始までに、夜中だと思いますが、当該点検を実施いたしました。
航空局といたしましては、今回の事故の直接の原因が前脚が下りなかったというところは明らかでございますので、事故当日に同系列のボンバルディア社製の航空機全機の運航者に対しまして前脚の手動操作に関する緊急の外観点検及び作動点検を指示したところでございます。 これを受けまして、同系列型機の運航会社によっては、事故翌日の運航開始までに、夜中だと思いますが、当該点検を実施いたしました。
ボンバルディア社製DHC8—400型機、これは現在我が国で二十二機運航されておりますけれども、平成十五年に導入以来、これまでに、先日の高知空港で起きました航空事故、さらに、平成十六年に同じ高知空港で滑走路逸脱という重大インシデントを一件経験しております。
私どもとしても、今回の事態は大変重大な事態だと受け止めておりまして、特にその前脚が下りなかったというところにつきまして、事故当日に同系列のボンバルディア社製三十六機、ダッシュ400ではなくて、ダッシュ100から300というもう少し小さい機材もございますが、これも同じような脚のメカニズムでありますので、これに対しまして緊急の点検を指示いたしました。
その中で、御質問のボンバルディア社製のDHC8—400型機、ダッシュ8—400と言っておりますが、これは七十四人乗りのプロペラ機で、性能は非常にいい航空機であります。ただ、平成十五年より我が国に導入されまして、それ以来、先生の御質問にもありましたように七十七件のトラブル、それからきのうの事故、それから平成十六年十一月に重大インシデントと言われるやや重大なトラブルも発生しております。
そこで、質問させていただきたいと思いますけれども、このボンバルディア社製の航空機にかかわるトラブルの実態、それからその対策、実施状況と効果についてお伺いします。先般の新聞で、国交省の担当者がカナダ運輸当局あるいはボンバルディア社へ出向いたということもございましたが、そういったことも含めて答弁をいただきたいと思います。
まず、ボンバルディア社製の御質問についてお答えいたします。 ボンバルディア社製のQ400型航空機は七十四人乗りのプロペラ機で、平成十五年より我が国に導入されまして、プロペラであるということもありまして低騒音機であると。この特性を生かしまして、伊丹空港を中心に、現在、JALグループ、ANAグループ合計で十九機、二十五路線を運航しています。